LINEが2016年7月中旬、遂に日米同時上場へ

 LINEが遂に日米同時上場へ。韓国の親会社が存在しており、本当に上場できるのか?、と一部で心配もされていたLINEですが、どうやら本当に上場が実現する模様。2016年7月中旬、LINEは東京証券取引所とニューヨーク証券取引所の2市場に同時上場することに。

 時価総額約6,000億円での上場が見込まれるLINE、2016年最大の目玉IPO銘柄となりそうです。

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LINEのIPOが7月中旬、遂に実現へ

 上場規則の観点から、韓国のネイバーを親会社に持っているLINEのIPO、実は規則的にはとっても微妙な状態となっていました。以前、当サイトでもLINEの上場のハードルを記事にしています。

 さりとて東京証券取引所(東証)も目玉企業の上場であれば、ある程度は条件を付けて規則を緩めたりしているので(例外のない規則はない、というやつです)、LINE程のネームバリューのある会社、東証もどこかでLINEと握ったのではないかと勝手に推測いたします。

 いずれにしても2016年最大の目玉IPO銘柄となりそうなLINE、昨年からIPOするのしないのと、騒ぎとなっていましたが、各方面でLINEのIPOの記事が具体的に出ており、ここまで来ればもうLINEのIPOは間違いないと考えられます。

6月10日に日米で上場承認予定

対話アプリを手がけるLINE(東京・渋谷)がニューヨーク証券取引所(NYSE)と東京証券取引所に同時上場することが9日わかった。両取引所が10日に上場を承認する。日本企業がNYSEに同時上場するのは初めて。~7月中旬に両市場に上場する。(16/6/10日本経済新聞)

 6月10日に上場承認って、まさに今日です。となると、夕方にはデーンと発表がある訳です。7月中旬のLINEのIPOに向け、しばらくIPO界隈が盛り上がりそうですね。

 ニューヨーク証券取引所に上場って、スッゲーと思う面もありますが、実は上場規則が東証より緩い面があり、ニューヨーク上場=スゴイ、と単純には言えない面があるのでご注意を。(アリババがニューヨーク市場に上場した大きな理由の1つは規制が緩かったから、という面があります)

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時価総額は約6,000億円

時価総額は6,000億円規模となる見通し。日米とも今年の新規株式公開(IPO)としては最大となる。主幹事は野村証券や米モルガン・スタンレーが務める。(16/6/10日本経済新聞)

 さすがこういった目玉銘柄は野村が主幹事取っていきますね。そして注目の時価総額は約6,000億円。昨年、LINEがIPOすれば時価総額1兆円、と言われていた時期がありましたが、現実的には6,000億円というところで着地のようです(初値で跳ねれば別)。
 まぁ時価総額1兆円ともなると、PER30倍で計算しても、当期純利益333億円は必要となる訳で、さすがにそれはチョット厳しいですね。けど時価総額6,000億円としても、PER30倍で当期純利益200億円が理論値としては必要。

 13/12期と14/12期のLINEの決算は下記で分析していますが、14/12期は当期純利益121億円あったので、時価総額6,000億円は実現不可能という数字ではありません。

 

2015年12月期は音楽配信事業の一部撤退にともなう損失処理で最終赤字となった。16年12月期は広告事業の伸びで黒字転換する見通し。(16/6/10日本経済新聞)

 そーか、LINEは前期は赤字だったのか。IPOするからには当然16/12期は黒字決算で着地、ということになりますが、問題はどの程度の黒字が見込まれているか。14/12期比で減益となると、結構しんどいIPOとなる可能性も。

 この辺りは今後の開示資料待ちとなります。

まとめ

 話題の企業のIPOということで東証も折り合いをつけたと思われる、LINEのIPO。とりあえず第一報ということで記事を作成しました。

 何のことはないこの記事を書いている6月10日(金)の夕方には東証のサイトや証券会社のサイトにLINEのIPO関連の資料が開示されるので、IPO内容の詳細は目論見書等を見た上で、別途書くこととします。

 ともあれ昨年からIPOするのしないので話題となっていたLINE、これでようやくIPOの着地が見えつつあります。2016年最大の目玉IPO銘柄とも言えるLINE。果たしてどんな姿でのIPOとなるのでしょうか?しばし注目してみたいと思います。

PS そして遂にLINEに上場承認が出ました。7月15日に日米同時上場です!

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