リクシル(LIXIL)株価の今後の見通し(2015年6月4日版)

 買収した会社の子会社が破綻し、気がつくと大損が発生していたリクシル(LIXIL)。トピック的銘柄としてリクシルの株価の今後の分析と予想行ってみました。

 多くの企業買収(M&A)により、急速に事業規模を拡大してきたリクシル。元々はトステムとINAXが合併してリクシルになったのですが、合併したのは2010年。時の経つのは早いものです。

 合併後、日本と言わず世界中の会社をM&Aして急速に事業拡大をしてきたリクシルですが、先日ドイツで買収した会社の中国子会社が破綻。その会社が債務保証をしており、損失が最大で660億円生じる見込み。買収による事業規模拡大を行ってきたリクシルに、初の試練が到来しています。

 果たしてリクシルの株価は今回の件をキッカケに、下落するのか、体質改善の好機と捉えられ、上昇するのか?フィボナッチ等々を利用して分析してみました。

※動画と説明文の両者によって、より理解が深まる構成となっています

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リクシルの株価の高値と安値

 ここ数年のリクシルの株価を見てみると、2012年に安値をつけているので、今回は2012年以降の株価を見ることとします。まずは高値と安値の確認を行います。(動画1:33~)

15.6.4リクシル-高値と安値

・高値→3,060円(2014年1月8日)
・安値→1,374円(2012年5月28日)

 2012年5月28日1,374円という安値をつけたリクシルの株価は、1年半後の2014年1月8日に3,060円まで上昇。2倍以上の株価となります。
 しかしその後はさすがに下落し、2014年10月17日2,063円を付けるまげ下落。そこから2015年の日本全体の株価上昇に乗り、2015年3月24日2,973円迄株価は回復。
 ただしその後、今回の子会社破綻もあり、株価は下落し、2015年6月4日終値2,585円となり現在に至っています。

リクシル株価を考えると上での4つのポイント

 今後のリクシルの株価を考える上でのポイントは4つあります。(動画2:53~、本部分の動画だけでも見ることをオススメします)

 1点目は、当サイトでは毎回のお馴染み高値と安値のフィボナッチ・リトレースメント(青色)。

15.6.4リクシル-リトレースメント-min

 完全ではないもの3,060円からの下落については、ある程度リトレースメントに沿いながら下落。リトレースメントはやはり今後の株価予想に欠かせない存在です。

 2点目は、高値と直近安値のフィボナッチ・リトレースメント(茶色)。

15.6.4リクシル-リトレースメント2-min

 こちらを見ると、直近の上昇と下落の値動きうまく捉えています。リトレースメント23.6、38.2、61.8、78.6、88.2が効いているのが分かるかと。直近の値動きだけ見れば、最高値と最安値のリトレースメントより効いています。

 3つ目はフィボナッチ・ファンが効いているという点。
 最安値1,374円から下記のようにフィボナッチ・ファンを引いてみます。

15.6.4リクシル-フィボナッチファン-min

 すると、ほぼフィボナッチ・ファンに沿いながら、リクシルの株価は上下していることが見て取れます。特に高値3,060円からの下落時、押し目の2,063円を捉えているのはお見事です。
 
 何だかラインだらけのチャートになりましたが、随分とラインの引き甲斐のある株価の動きです。

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リクシルの株価は上がる?買い目線での株価予想

 上記のポイントを踏まえ、買い目線でリクシルの株価を見ます。ポイントは2点あります。(動画6:35~)

15.6.4リクシル-買い目線-min

 1つ目のポイントは窓+フィボナッチ・リトレースメント2つがクラスターを形成している2,650円付近。
 この2,650円付近は過去にサポレジの形成もされているので要注意部分です。

 そして更に上昇の場合、2つ目のポイントは直近高値の2,973円、そして最高値の3,060円。
 2つの高値は非常に価格が近いですし、リクシル株が上昇の場合は、直近で既に付けている2,973円より3,060円を狙いに行くのではないかと考えられます。

リクシル株価は下がる?売り目線での株価予想

 今回の不祥事を株式市場が嫌気をさして、リクシルの株価が更に下落するケースを考えてみます。(動画8:40~)

 売り目線でリクシルの株価を見る時のポイントは3つ。

15.6.4リクシル-売り目線-min

 1つ目のポイントはフィボナッチ・ファンを下に抜けるかどうか。
 過去2度も、フィボナッチ・ファンに支えられて、上昇しているリクシル株。再度株価が下落して、フィボナッチ・ファンまで落ちると、3度目の接触。3度目の接触で、フィボナッチ・ファンを下に抜けると、下落トレンド確定と考えられます。

 2つ目のポイントは、直近の安値2,063円を維持できるかどうか。
 フィボナッチ・ファンを下に抜けると、次のポイントは直近安値の2,063円。フィボナッチ・ファンの下抜けで勢いがつくと、一気に目指せ2,063円という事態は十分に考えられます。

 3つ目のポイントは、フィボナッチ・リトレースメントの78.6の1,700円付近~88.6の1,550円付近。
 最終的に2,063円が下に破られると、お次はフィボナッチ・リトレースメントの78.6の1,700円付近~88.6の1,550円付近を目指すという、リトレースメントのセオリー通りの値動きが予想されます。

まとめ

 今回は久しぶりに、買い目線と売り目線という両方の視線でリクシルの株価の値動きの予想を行ってみました。(動画12:02~)

 企業の不祥事があっても、それが会社の存続を脅かす程のものでなければ、材料出尽くしで、株価が上昇する銘柄もあるのが、株式市場の不思議なところ。リクシルの子会社破綻問題、今後のどうなるかは分かりませんが、買い目線と売り目線の両方の視線で予想をしておけば、慌てることはなくなります。

 リクシルの子会社破綻問題、それに伴う株価の値動き、今後どうなっていくか非常に興味深いですね。

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