楽天株価の今後の見通し(2015年12月17日版)

 2015年6月に公募増資を実行した楽天。増資の希薄化等抜きに、チャートのみで今後の楽天株価の分析と予想を行ってみました。

 本来的には事業計画を分析して、PER分析して・・・、というのを行うのがベスト。

 けどいいんです、「株価」、特に「株価」の値動きにフォーカスしている当サイトですから。

 難しい事業計画やPERの分析はアナリストの方々に任せておいて、チャートを見て楽天の株価の値動きだけを考えてみます。

 当記事は元々6月10日に書かれた記事ですが、その後の値動きに変化があったので、後半部分で12月16日終値から見た楽天株価の今後の見通しと予想を追記しています。

※動画と説明文の両者によって、より理解が深まる構成となっています

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楽天の株価の高値と安値

 楽天の過去のチャートを見ると、丁度2014年に押し目をつけているので、2014年以降のチャートを今回は利用します。これまでと比べると若干期間が短めの分析となります。(動画1:00~)

15.6.10楽天-高値と安値-min

・高値→2,395円(2015年4月10日)
・安値→1,130円(2014年10月16日)

 これまで上昇トレンドの楽天の株価は2014年10月16日に1,130円という押し目を付けます。そしてその後、再度上昇に転じ、2015年4月10日に2,395円という高値をつけます。約半年で2倍。特に2015年に入って以降の株価上昇は目を見張るものがあります。

 しかしながら、2,395円をつけた後に反転。そして現在まで下落が継続しているという状況。尚、本日2015年6月10日の終値は1,883.5円でした。

楽天の株価を考える上での4つのポイント

 今後の楽天の株価の動きを考える上で、参考となるポイントが3つあります。(動画2:20~)

 1つ目は、いつも通りの高値と安値のフィボナッチ・リトレースメント。

15.6.10楽天-リトレースメント1-min

 リトレースメントで言えば、現在の楽天の株価の値位置は23.6を通過して38.2を若干下回った所、と言うことになります。

 2つ目は1,840円付近のサポレジ(抵抗帯:水色の線)。

15.6.10楽天-サポレジ-min

 2014年1月に上昇がひと段落した際の高値がサポレジとして効いています。そして現在の楽天の株価は、まさにこのサポレジのポイント付近に位置しています。今後株価が上に行くのか、下に行くのか重要な局面にいる、と言っても過言ではありません。

 3つ目はフィボナッチ・ファン。

15.6.10楽天-フィボファン-min

 上記のようにフィボナッチファンを引くと、ファンに沿いながら、これまで楽天の株価が上昇してきたことが分かります。そして、現在の下落もファンに支えながら下落中、と見て取れます。
 ファンが効いているこれまでの楽天株価の値動き、今後もファンを意識しながらの株価の動きとなる可能性があります。

 4つ目は、高値と直近安値のフィボナッチ・リトレースメント(茶色)。

15.6.10楽天-リトレースメント2-min

 まだ機能しいていませんが、今後の値動きの予想のための補助線として利用します。

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楽天の株価、今後の予想される3つの値動き

 フィボナッチを利用し、今後の考えられる楽天の株価の動きを3つ考えてみました。(動画5:25~)

①株価が上昇、最高値をつけて、その後更に上昇

 当然今後業績が拡大すると考えて公募増資をする訳なので、ある意味で、こうなってもらわないと困りますが、ともあれ株価が上昇するケース。

15.6.10楽天-買いシナリオ-min

 フィボナッチ・ファンを意識しながら2,395円の最高値まで上昇。そしてメデタク最高値を上抜け。この最高値を上に抜けると、次のポイントはフィボナッチ・イクステンション(茶色)161.8の2,700円付近となります。

②株価が上昇後に下落、その後に下落
 現在のサポレジで反転し、再び上昇するも、最高値を前に反転するケース。直近の高値と安値で取ったリトレースメント(茶色)の、78.6〜88.6でWトップをつけて反転。そして再び、リトレースメントラインやサポレジ付近まで戻るパターン。 

15.6.10楽天-行って来いシナリオ-min

 このシナリオ、サポレジ付近orいずれかのリトレースメントラインまで下落した後に再度上昇の場合はシナリオ1。
 一方で、そのまま下落であればシナリオ3となります。

 ただしWトップをつけた株価が再度サポレジまで戻るようなら、2度目もしくは3度目のサポレジタッチで、サポレジを下にブレイクする、という値動きの可能性が高くなります。

③若干の上昇の後で下落、そのまま下に落ちてリトレースメント78.6〜88.2を目指す
 公募増資発表後に多少窓を開けて下落した楽天の株価。この窓を埋めた後で下落するというシナリオです。

15.6.10楽天-下落シナリオ-min

 窓を埋めた株価はファンを下にブレイクし、再度サポレジまで下落。そしてサポレジも下にブレイク。サポレジを下にブレイクすると、次のポイントはリトレースメント78.6〜88.6。価格的には1,300〜1,400円付近。

 また、2年分の価格帯別出来高を見ると1,300円付近での出来高が急増していますし、1,300円付近には過去に埋めていない窓も存在。よって株価下落の際に止まるとすれば、リトレースメント88.6+価格帯別出来高も急増+窓の存在している、1,300円付近となる可能性が高そうです。

12/17追記:楽天株価の12月の急落について

 楽天の株価は12月に入り急落しています。まぁ急落といっても1,550円→1,350円と200円くらいのものですが。

15.12.17楽天株価-12月急落-min
 
 12月に入ってから、当記事も多く方に読まれているようなので、直近のチャートを踏まえた分析をこちらで追記します。
 チャートを見たところ楽天株価12月の急落のポイントは3点あると考えられます。(ファンダメンタル要因は考えていません)

①フィボナッチ・リトレースメント78.6~88.6に向かう動き

 楽天の記事を更新していなかったのは、サボリもありますが、売り目線のシナリオ通りに株価が進んでいたから。
 1,400円付近にフィボナッチ・リトレースメント78.6があるので、フィボナッチの値動きのセオリーで行けば、そこまでは落ちるよね、という動きです。そしてリトレースメント78.6は到達。お次は88.6の1,270円付近まで行くかどうか。

 1,270円付近まで下落するかどうかは分かりませんが、ともあれリトレースメント78.6~88.6のゾーンに楽天の株価は入ったため、そろそろ反転してもおかしくない状態となっています。
 
 で、もしそのまま下落が止まらないとすれば、目指せ安値の1,130円、となります。

③1,350円付近の窓の存在

 2014年11月初めに楽天の株価は1,350円付近で窓を空けて上昇しています。今回の株価下落、窓を埋めに行った動き、とも考えられます。
 12月16日(火)の下落で、1,350円の窓の端に当った状態。

15.12.17楽天株価-窓-min

 窓埋め+フィボナッチ・リトレースメントの両者の効果で、楽天の株価は下がった、と解釈できます。

 ちなみに窓を完全に埋める、と仮定すれば、12/16時点ではまだ完全に窓は埋まっていないので、リトレースメント88.6付近まで下落して窓埋め完了、となる可能性があります。

③ハーモニックパターンの形成

 楽天の株価は今回の下落によってハーモニックパターンを形成しています。現段階でガートレーは形成済み、リトレースメント88.6まで落ちるとバットパターンを形成。

15.12.17楽天株価-ハーモニック-min

 ①②と合わせて考えると、もうそろそろ楽天の株価は反転するタイミングと言えます。

※ハーモニックパターンの考え方は下記をご参考ください

リトレースメント88.6の1,270円付近まで下落する可能性が

 もう少し楽天のチャートを詳しく見ると、フィボナッチ・リトレースメント88.6の1,270円付近まで落ちる可能性が。
 下記のように1,450円から1,750円で下向きにフィボナッチ・エクステンション(茶色)を引いてみます。

15.12.17楽天株価-今後の考え方-min

 となると、丁度12/16の終値はエクステンション128.2に当ったところ。セオリーで行けば、一旦反転した後で161.8に再度下落、という値動きになります。(スグ上に小さな窓が存在しており、その窓を埋めに行く動きとなる可能性が)

 更に161.8のラインはリトレースメント88.6のラインと重なっており、リトレースメント88.6とエクステンション161.8の両者の効果によって、フィボナッチのラインが効きやすい状態と考えられます。

 そんな訳で、一旦楽天の株価は上昇しても再度1,270円付近に向け下落を開始して、1,270円付近での反転で漸く本格的な上昇になる、というのがフィボナッチを利用した管理人の私見となります。
 

まとめ

 6月に予想した”売り目線”のシナリオに沿って下落している楽天の株価。ただし、フィボナッチで分析すると、そろそろ下落が止まるゾーンに差し掛かっています。

 ただしアメリカで金利引き上げか決定しており、今後の世界の株価の行方は若干不透明な面があります。となると日本株全体が下がると、楽天もこのまま下げ止まることなく、一緒に下落、という事態もありえますのでご注意を。

 楽天の株価は、12月の急落で焦った方が多いようです。それだけやはり、楽天は注目を浴びている銘柄、ということですね。

 果たして楽天の株価は今後どう動いて行くのか?引き続き注目したいと思います。

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