サンバイオの目標株価は2,000~3,500円、フィボナッチで予想してみた

1月のマザーズの上昇を牽引したサンバイオが、臨床試験に失敗を発表。発表の翌日は株価が寄り付かず、どこまで株価が下落するか話題となっています。

信じるか信じないかはあなた次第!のフィボナッチ分析では、サンバイオの目標株価は2,000~3,500円。サンバイオ株の今後の行方に注目です。

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サンバイオの候補薬が臨床試験で効果なし

1月のマザーズ上昇を引っ張ってきたのがバイオ銘柄のサンバイオ<4592>。実は11月から急騰しており、4,000円台の株価から始まり気付けば12,000円に到達。このご時世に株価3倍ってスゴイ!そんな訳でマザーズ=サンバイオといったサンバイオ祭りがマザーズ市場ではこの所、繰り広げられていました。

所がサンバイオが出した一通のIRが、買いポジションを保持していた投資家を一転奈落の底に突き落とすことに。

再生細胞医薬品「SB623」慢性期脳梗塞を対象にした米国でのフェーズ 2b 臨床試験の 解析結果速報について」(サンバイオのIRより)

要はアメリカで試験していた候補薬に効果がありませんでした、というプレスリリース。候補薬成功への期待感を背景に大きく上昇していたサンバイオ株。しかしそのロケットエンジンが実は張りぼてでした、ということであり、プレスリリース翌日の株価は寄り付かず。ついでにリリース後、一時マザーズ先物にサーキットブレイカーが発動という、おまけまでついて、サンバイオ祭りはあえなく終了の時を迎えました。

バイオ銘柄のバリュエーション(企業価値評価)は言ったもの勝ち?

多少はバリュエーション(企業価値評価)の素養はあるのですが、正直赤字のバイオベンチャーはバリュエーションは鉛筆ナメナメの世界としか思えません。将来キャッシュフローにしたって、サンバイオのようにいきなり候補薬がNGになるケースが随時発生します。

当然株価評価の王道のPERやPBRも使えないので、もうバイオ銘柄の株価や企業価値なんて言ったもの勝ちの面があります。

バイオに強いVCが評価=値付けができる上場前のバイオベンチャーなら話が違うかもですが、上場した後はもうバイオ銘柄=相場のオモチャの面が少なからずあります。その昔のアンジェス<4563>やそーせいG<4565>、チョット前のアキュセラ(現、窪田製薬HD:4596)、そして今回のサンバイオ。個人投資家が下手にバイオベンチャー銘柄に入れ込むと、ホント大怪我します。

けど外野から見ている分には、バイオベンチャー銘柄は相場の一番面白い部分を体現しており、相場の本質が見えたりするような。

テクニカルでサンバイオの株価の下値を予想してみよう

言ったもの勝ちの部分があるバイオベンチャー株なので、サンバイオの株価をテクニカルで分析してどこが悪い、そんなノリでサンバイオの株価の下値をフィボナッチの知識で予想してみました。

4,000~5,000円の間に窓が開いている

週足でサンバイオの株価を見ると、最初に気付くのが4,000~5,000円の間に存在する窓。11月の急騰時に作られたものです。


・サンバイオ株価-週足チャート
※「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」
マネックス証券Tradestation
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相場で開いた窓は閉じる事が多い訳で、またこれだけハッキリと窓が見えているため、機関投資家であろうと個人投資家であろうと、多少なりともチャートを分析している人は、サンバイオ株の4,000~5,000円は意識せざるを得ません。

窓の付近の株価をザックリと4,500円とすると最高値付近の12,000円の37.5%の水準。約6割の下落となります。

新薬候補の期待感で上昇していた11月以降のサンバイオ株なので、その期待感が今後剥落します。よって行って来いで11月に位置していた、窓埋めの水準にまで下落する可能性は充分考えられます。

ただし行き過ぎた株価は、殆どの場合は逆回転を起こすとそれ以上の反動がやってきます。管理人的にはサンバイオも、単なる窓埋めで終わるとは思えません。

フィボナッチ的には2,000~3,500円

サンバイオのこれまでの株価の最高値と最安値にフィボナッチ・リトレースメントを引いたチャートが下記となります。尚、フィボナッチの考え方は下記をご参考ください。記事で紹介しているnote「トレードの解説書、フィボナッチ利用の基礎の基礎」の700円の作品は、毎月コンスタントに売れている当サイトの定番商品です。

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・サンバイオ株価-週足チャート

フィボナッチ・リトレースメントの考え方で見ると、サンバイオ株の下落の目処はリトレースメント76.4~88.6%の2,000~3,500円。フィボナッチの観点では、落ちる場合はこの水準まで落ちても何ら不思議ではありません。

2,000円付近に実は過去のサポレジがあったりするので、ホント2,000円付近迄の下落シナリオはフィボナッチという補助線を引くと十分考えられます。

ちなみにみずほ証券は、今回の一件の後にサンバイオ目標株価は1,500円としているので、フィボナッチでの分析より過激なこと言ってます。。。

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前日の下方修正のIRの意味は?

まぁ上記の予想はテクニカルマニアの戯言なのですが、解せないのが前日に出している業績下方修正のIR。数億円の下方修正でそんなに数字的には影響はないのですが(バイオベンチャーだと数億円が大したことないように見えてしまうのが不思議)、その翌日に今回の試験結果のIRを出しています。

会社側は下方修正出した時点で、今回の結果を知っていたかどうかは分かりません。ひいき目に考えれば、最後に逃げる材料が会社側から出ていたと考えられなくもなく、前日の下方修正のIRの存在は非常に微妙な存在です。うーむ。

まとめ

1月29日(火)の場が引けた後に、サンバイオは問題のプレスリリースを出しています。期待感が大きかっただけに、次に寄り付くのは2月になりそうな状態ですが、さてどこまで下がって寄り付くのでしょうか。

相場の醍醐味と怖さを味わえるバイオベンチャー銘柄ですが、サンバイオの11月からの値動きはまさにその典型例となりました。最後の最後、逃げたい時に逃げられない、という相場の恐ろしさは、ITバブル崩壊やライブドアショックを見てきた身としては見慣れた光景です。ただし現在の投資家の多くはリーマンショック後の参入組のようなので、大変なことになっている方もいるのかもしれません。

ともあれ、信じるか信じないかはあなた次第!、のフィボナッチでのサンバイオ株の下値予想、どの水準で寄り付いてどこまで下落するのか、チョット追いかけてみようと思います。

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