タカタ株価の今後の見通し(2015年5月22日版)

 エアバックのリコール問題で苦戦中のタカタ(東証1部7312)。そんなタカタについて株価の分析と予想を行ってみました。

 一向にエアバックの問題が収まらず、ファンダメンタル的にはなかなか手出しのできないタカタ株。そんなタカタをトピック的銘柄として、株価の分析と予想を行ってみました。

 エアバック問題に着地が見えるまでは、なかなか買うのに勇気のいるタカタ株、なーるほどこーいう株価の見方もあるんだ、という観点でご覧ください。

※動画と説明文の両者によって、より理解が深まる構成となっています

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タカタ株価の高値と安値

 昨年からリコール問題に揺れているタカタ。しかしながら実は2010年頃からリコール問題はあったのですが、アメリカ議会巻き込んでの問題になったのは、昨年の2014年からで、株価も下落したのは2014年から。
 よって2014年以降の株価を用いて分析と今後の予想を行ってみます。その中でも特に株価が急落する前後の2014年9月以降の株価を見ることとします。(動画1:40~)

15.5.22タカタ-高値と安値-min

高値→2,527円(2014年9月12日)
安値→1,024円(2014年11月20日)

 タカタのエアバック問題がアメリカの議会で問題にされ始めたのは昨年の秋。その頃は2,000~2,500円付近をウロウロしていた株価ですが、問題がクローズアップされるにつれ株価は急速に下落。
 そしてついに2014年11月20日に1,024円という安値を付けて株価は反転します。その反転後に再度下落するも、何とか最安値を更新することなく何とか1,300円付近で踏みとどまりサポレジを形成し、現在に至っている、というのが現在の株価の位置。

 そして2015年5月22日(金)の終値は1,364円。

タカタの今後の株価を考える上でのポイント

 タカタの今後の株価を考える上でのポイントは3つあります。(動画2:50~)

  1. 2,100円付近及び2,300円付近の2つの窓
  2. 最安値1024円の存在
  3. フィボナッチ・リトレースメントの各ラインが効いている

 1つ目のポイントは上方に2箇所空いている株価の窓。

 タカタの株価は2014年秋のリコール問題のクローズアップの後に、窓を開けての下落が2回発生しています。そしてこの2つの窓は、今も空いたままとなっています。株価は窓に引き寄せられる性質があるので、今後タカタの株価が上昇の際は窓を埋めるような動きとなると予想されます。

(上記の高値と安値の図のピンク色の四角部分)

 2つ目のポイントは最安値1024円の存在。

15.5.22タカタ-ペナント-min

 ファンダメンタル的には売られやすいタカタ株。5月22日の終値は1,364円ですが、着実に最安値に近付きつつあります。直近の高値のラインとサポレジでペナントを形成しつつある、とも見え、1,300円付近のサポレジをブレイクすれば、すぐ下には1,024円という最安値が待っています。

3つ目のポイントはフィボナッチ・リトレースメントの位置関係。

15.5.22タカタ-リトレースメント-min

 最高値と最安値にリトレースメントを引いてみます。すると23.6と38.3と61.8がキレイに効いています。ということは今後のタカタの株価もリトレースメントに当りながら値動きを形成する可能性が高い、と考えられます。

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タカタ株は上がる?買い目線での株価予想

 タカタ株、ファンダメンタル的に厳しい状況ですし、チャートも上値を切り下げて下落トレンドとなっています。ただしそこを敢えて、買い目線で見て株価の分析と予想を行ってみます。(動画6:30~)

 買い目線でタカタの株価を見た時のポイントは、上方の2つの窓とフィボナッチ・リトレースメンと78.6、88.6の位置関係。

15.5.22タカタ-買い目線-min

 タカタの株価はペナントを形成し始めており、上昇の場合でも、一度ペナント(三角形)の辺で値動きが停滞する可能性がありますが、ペナントを上にブレイクすれば、2,000~2,100円付近の窓その1を埋めに行くと考えられます。

 そして窓1を埋めれば、すぐ上にはリトレースメント78.6。
 更に上昇すれば、2,300円付近の窓2。そのすぐ上には、リトレースメント88.6、と順次ポイントになる地点が存在しています。

タカタの株価は下がる?売り目線での株価予想

 ファンダメンタル及びチャートのトレンド通り、タカタの株価を、売り目線で見て予想してみます。(動画8:27~)


ポイント
・最安値1,024円
・フィボナッチ・イクステンション128.2の760円付近

15.5.22タカタ-売り目線-min

 現在、リトレースメント23.6かつサポレジ付近で引っかかっているタカタの株価、ここを下に抜けるとすれば、当然ポイントはすぐ下にある最安値の1,024円。

 ただしファンダメンタル及びチャートトレンドから、最安値を更に下にブレイクすると考えれば、次のポイントは直近高値と最安値のフィボナッチ・イクステンション121.8の760円付近となります。

まとめ

 フィボナッチ分析は短期の値動き且つ、出来高の少ない銘柄は分析の効果が発揮しにくいいのですが、試しに見たタカタの株価が、見事にフィボナッチ・リトレースメントが効いていたので、今回分析を試してみました。

 正直な所、リコール問題が決着しないとタカタは買い難い銘柄ですが、株価の予想を立てる材料が揃っており、株価分析にはもってこいの銘柄でした。

 え?タカタの株価の分析より、財務分析を先にするべきではないかって?確かに仰る通り。株はチャートの分析も大切ですが、その会社の本当の姿を見るには、財務分析は欠かせません。そして2015/9中間期の数字を下記で分析してみました。タカタはエアバッグ問題でスグに倒産か、と言う程ヤワな会社ではありません。

 今回はまずタカタ株価の分析と予想を行ってみました。尚、2015年11月4日にホンダがタカタとの取引停止を発表、そしてタカタは米国の制裁金受け入れを表明しています。詳しくは下記の記事をご覧ください。

 今後のタカタの株価の動き、そしてタカタの対応に注目が集まりそうです。

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