ニュース

年金で7.8兆円の運用損がチャイナショック等で発生、通期での黒字化が試金石に

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用する公的年金が7~9月で約7.8兆円の運用損を計上。2009年度以降では四半期ベースで過去最大の損失額。アベノミクスを支えた年金資金、果たして今年度締めた時に無事に黒字化しているのか?GPIFの運用力が問われます。

株コラム

トルコとロシアの対立、歴史的にはトルコが2勝8敗2分け

トルコがロシアの爆撃機を撃墜。歴史的にはトルコとロシアの関係は、一方的にトルコがロシアにやられ続ける歴史。ただでさえ出口の見えないシリア内戦にトルコとロシアの対立まで加わってしまうのか。シリア内戦はIS問題、トルコとロシアの対立を含め2016年は更に地政学リスクとしてクローズアップされそうです。

ニュース

アイフォンに有機ELの採用決定、悩ましいジャパンディスプレイ(JDI)

アップルがアイフォンに有機EL搭載モデルを登場させると発表。アップルと液晶で取引のあるシャープとジャパンディスプレイ(JDI)。特にJDIは今後有機ELを手がけるかどうか、悩ましい判断を迫られそうです。消耗戦状態のディスプレイ市場、JDIの有機EL市場への参入の可否は非常に興味深いです。

ベンチャー

メルカリの3期決算、使えないお金がザックザクの巻

メルカリの3期(2015/6期)決算から分かるのは、黒字化は容易ながら成長の為の先行投資で赤字という姿。しかしさすがに玉切れ状態。一休みして黒字化し体力を回復させるのか、それとも再度の資金調達で成長のための投資を継続するのか。メルカリの経営陣の今後の判断は非常に興味深いです。

企業買収(M&A)

産業革新機構のルネサス株の売却が容易に進まない簡単な理由

再生に目処がついたルネサスエレクトロニクス(東証1部6723)。筆頭株主の産業革新機構はルネサス株を既存株主に引き取ってもらいたいようですが、話はそう簡単に進みません。利益を確定させて初めて評価されるファンドの世界、機構がどうルネサスの株を売却するのか非常に興味深い所です。

業界及び企業分析

東芝がウェスティングハウス(WH)を減損したら?15/9中間期決算でやってみた

東芝が原子力事業を手掛けるウェスティングハウス(WH)を減損したらどうなるか、2015/9中間期決算で調べてみました。さすがまだまだ体力ある東芝、WHの減損はどうにか持ちこたえられますが、そこに半導体がこけると一大事。東芝の再建は時間との戦いとなりそうです。

スポンサードリンク