2016年海外REIT指数が不調と言っても2015年よりはマシ、という話

 2016年8月に海外REIT指数が下落し、海外REIT指数の不調が言われています。確かに2016年8月、9月と海外REIT指数は下落しており不調ではありますが、チョット待った。去年のことを思い出してください。2015年は海外REIT指数は冬の時代だったんです。

 2016年前半好調を維持した海外REIT指数、8月9月と下落して海外REIT型の投資信託がやられているようですが、問題はここから先。春先の値位置に戻っただけ、と言える海外REIT指数。米国の景気状況そして金利引き上げの可否も含めて、今後の値動きに注目です。(2016年9月14日更新)

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海外REITが失速だそうです

公募投資信託市場で海外の不動産投資信託(REIT)に投資するファンドの運用成績が悪化している。投資信託協会が13日発表した8月の投信概況によると、海外REIT型投信の運用損失は約3052億円だった。損失規模は2月以来、半年ぶりの大きさだった。米利上げ観測を背景に、米REIT指数が下落したのが響いた。(16/9/14日本経済新聞)

 しばらく海外REIT指数は見ていなかったので、日経の記事を見るまで気付きませんでしたが、海外REIT指数が失速ですかぁ。まぁ、アメリカで金利を上げるor上げないで議論が白熱しているなか、借金して不動産を買って運用するREITは、金利引き上げの影響をモロに受けるので、少なくともいい影響はありませんね。
 ただね、この利上げ云々の説明、一見もっともらしく聞こえますが、昨年12月にFRBは利上げをしている訳で、それでも2016年は海外REIT指数がこれまでは堅調に推移していた、という事実からすれば、そのまま鵜呑みにするのは危険ではあります。

 まぁ背景の議論はさておき、相場のことは相場に聞くしかない、ということでチャート屋としては、海外REIT指数の「S&P Global REIT指数(ドル建て)」のチャートを見てみるとします。

海外REIT指数のチャート(月足)

 恐らく、いつものように何枚もチャートを出さなくても、海外REIT指数の状況は月足チャートを見れば一目瞭然ではないかと。以下がそのチャート。

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https://jp.tradingview.com/x/slbANRRJ/
※チャート画像はTradingViewを利用

 2011年以降の月足の海外REIT指数である「S&P Global REIT指数(ドル建て)」のチャートとなります。

 2015年と2016年9月までを四角で囲ってあります。本チャートで注目すべき部分は下記3つ。

①2015年の下落に比べれば2016年はまだ上昇にある
②2016年8月の下落は高値を切り上げてからの下落
③2016年9月は8月以上に下落してます・・・

 では以下で詳しく説明します。

①2016年の海外REIT指数は2015年に比べればまだ上昇している

 2016年8月の海外REIT指数の下落がチョットした話題になっていますが、四角で囲った2015年と2016年を比較してみてください。

 2015年は前半戦~中盤まで下落、そしてその後はレンジ相場。2016年は2月から中盤戦まで上昇相場、こんな表現ができると思います。2015年は2月から8月まで下がりっぱなしだった海外REIT指数、2016年8月に下がったとは言ってもまだ1ヶ月(とはいえ9月も下落してますが、それは後述)。
 2016年8月の下落、2015年前半戦の下落に比べればマダマダと言えます。

①2016年8月の下落は高値を切り上げてからの下落

 多少相場に関与すれば経験的に分かりますが、どんな相場も一方向にそのまま進んでいくことはありません。相場は下落の場合でも上昇の場合でも、階段状にジグザグに上がっていきます。

 そういった相場の値動きの観点から言えば、2016年8月の海外REIT指数は下落したとは言え、チャートを見れば7月に最高値を付けた後の8月にら下落しています。よって相場的には、まだ上昇トレンドが崩れた、とは言えない状態となっています。

③2016年9月は8月以上に下落してます・・・

 日経新聞の記事もそうですが、足元話題になっているのは2016年8月の海外REIT指数の下落のお話し。
 しかしながら足元のチャートを見てみると、9月14日現在の海外REIT指数は8月と同じレベルで下落しています。

 まだ9月も半ばなので、9月のローソク足が陽線を付ける可能性もあるので注意が必要ですが、足元9月14日の段階では8月に引き続き9月も同じくらいに下がっている海外REIT指数。

 このまま8月9月と2ヶ月連続の大幅下落が確定すると、海外REIT指数の下落、もっともっと話題になるかもしれません・・・。分配金も多く出る海外REIT型投資信託を持っている個人投資家は多いので、いくら上昇トレンドは継続、と言えるチャートパターンでも、結構痛そうです。

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円建ての海外REIT指数は円安効果で8月はそれほど悪くない

 海外REIT系の投資信託、円建てで持っている方も多数おられると思うので、ご参考までに円建ての海外REIT指数のチャートも出してみました。ただし海外REIT指数にドル円をかけて合成しているチャートなので、参考程度にご覧ください。

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https://jp.tradingview.com/x/JL71Td8g/

 円建てで見ると、海外REIT指数はまだそれほど落ちていません。2016年は完全にレンジ相場になっています。レンジ相場であれば、基準価格はそれ程変わらず、分配金は安定的、という悪い状態ではないですね。

 ドル建ての海外REIT指数が下落しているのに、円建ての海外REIT指数がそれほど下落していないカラクリは円安にあります。8月のドル円は101円付近でスタートして月末は103円付近で終わっており2円程円安が進みました。円安というのは、簡単に言えば円で買うと海外のモノが高くなる、ということ。お値段そのままでも、円でモノを買うと値段は上がります。海外REIT指数(ドル建てを基準)も同様で、仮に値段はそのままの場合でも、円安が進めば円換算すると、値段は上がります。
 そんな訳で、円建ての海外REIT指数、こと8月に限って言えば、モノ=海外REIT指数(ドル建て)の値段は下がったものの円安効果で、円から見た時、それほど値段が下がっていない、ということになります。

 為替の面白い所ですが、これが逆回転すると大変。円高が進んで、海外REIT指数の価格が下がると、円換算した場合はドル建て以上に下がることになりますのでご注意を。

海外投資のリスクを取れるのなら海外のソーシャルレンディングという選択肢も

 アメリカは不動産市況が過熱気味、という報道も見受けられるようになりました。実際REIT指数もドルベースでは下落をしています。海外REITに代わる投資先、という観点では、海外投資のリスクを取れるのであれば、海外のソーシャルレンディング案件に投資する、という選択肢があります。

 クラウドクレジットの提供しているソーシャルレンディング案件は、海外の案件に特化しています。また為替ヘッジを付けている案件も多くあるため、為替の動向に一喜一憂する必要はありません。

 注目すべきは約10%という利回り。当然リスク性の商品ですが、利回りとしては充分な魅力的な商品となります。

 まだソーシャルレンディング市場自体が立ち上がって間もない市場であり、一気に投資するというより、少しづつ投資を行う、というスタンスがリスク管理の観点からは王道です。またクラウドクレジットの案件は1万円から投資が可能であり、まずはとりあえず・・・、という形での投資も可能です。
 今後市場拡大が予想されているソーシャルレンディング市場にご興味あれば、まずは口座開設をしてみてはいかがでしょうか?

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まとめ

 マイナス金利下の日本では、海外REITはじめ高い分配金が出る商品の人気が高い傾向にあります。ただし、海外の投資商品、いくら日本人用の投資信託になっているとは言え、出来るだけ現地の情報は取っておきたいものです。足元8月の海外REIT指数の下落が騒がれていますが、既に9月中旬の段階で、8月並みに海外REIT指数が下落しているというのが現実の姿となっています。(半月で回復する可能性は否定しませんが)

 アメリカ、特にニューヨークは不動産バブルという話もチラホラ聞きますので、金利の引き上げ如何にかかわらず海外の不動産関係は多少注意が必要かな、とは思います。ただし管理人、不動産は素人なのでご注意を。

 いずれにしてもチャートから見ると海外REIT指数は、まだ上昇トレンドは崩れてはいないものの、9月も下落で悩ましい状態にはなっています。果たして年内に再び上昇トレンド方向に戻っていくのか、それとも金利引き上げ等を切っ掛けにトレンド自体も下落トレンドに転じてしまうのか?海外REIT指数、今後の行方に注目です。

PS 残念ながら10月の海外REIT指数も下落しています・・・
チャート屋から見た、米国REITを買えないたった1つの理由

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