ドイツ銀行の株価チャートを見ると逆張りしたくなる、コメルツ銀行との経営統合は国策っぽい

ドイツ銀行の株価チャートが逆張り好きにはたまらないチャートとなっています。ただしドイツ銀行には問題が山積しており、チャートだけで逆張りするとやられる可能性のとっても高い状態です。

コメルツ銀行との経営統合交渉を開始したドイツ銀行ですが、5000兆円ともいわれるデリバティブのポジションを抱えており、経営統合も一筋縄でいくとも思えません。ただしドイツ政府がコメルツ銀行のバックに控えており、今回ばかりはドイツ政府もドイツ銀行の問題処理に漸く手を付けようとしています。

ひたすら下落が続くドイツ銀行の株価、そしてドイツ銀行とコメルツ銀行の経営統合、今後の行方が注目されます。

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ドイツ銀行とコメルツ銀行が経営統合の交渉開始を発表

既に随分前からその抱えるデリバティブのポジションからドイツ銀行は大丈夫か?、と言われていましたが、遂に同じくドイツのコメルツ銀行との経営統合の交渉開始を発表。

ドイツ銀行の方が図体はデカイ訳ですが、ドイツ3位のコメルツ銀行の方が資産内容は健全であり、コメルツ銀行がドイツ銀行を救済する形での経営統合が予想されます。

まぁコメルツ銀行自体がリーマンショックの際に政府からの支援を受けて立てなおしがなされた経緯があり、現在も約15%の株主シェアを持つ大株主なので、ドイツ銀行との経営統合交渉はドイツ政府の存在があることは容易に想像できます。

中国の景気が曲がり角を迎えて、これまでの金融環境に変化が生じ始めている現在、これまでどうにかだましだましやってきたドイツ銀行の経営ですが、変なことになる前にドイツ政府が漸く本腰を入れてドイツ銀行の問題に当たろうとしているのではないかと。ドイツ銀行の持つデリバティブのポジションは約5500兆円という天文学的な数字がロイターでは報じられており、政府が介入してどうにかなるのか?、という問題もありますが、少なくとも既に一民間企業がどうにかできる問題でもありません。爆発したらアウトです。とりあえず政府のコントロール下において爆発させない事が、初めの一歩となりそうです。

ひたすら下落してきたドイツ銀行の株価

ドイツ銀行はNY市場に上場しています。そんなドイツ銀行の株価チャートは下記です。


・ドイツ銀行株価-週足(チャート画像はTradingView

ひたすら下落してます。アメリカの株式市場は堅調に推移していますが、全くお構いなしに下落が継続中。既にリーマンショック時の安値も更新してしまってます。

もう市場は完全にドイツ銀行に対して、経営を何とかしなされ、という督促モード。2019年に入って小康状態を保っている中でのコメルツ銀行との経営統合交渉発表となりました。

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逆張りしたいけど最も逆張りしてはいけないパターン

ドイツ銀行の株価チャートを見て、逆張りしたい!、と思った方は多いのでは?管理人もチャートだけ見ると、逆張りしたい派です。

けどねファンダメンタル的に結構よろしくないドイツ銀行、ファンダメンタル無視してチャートだけ見て逆張りするとやられる、という典型例です・

当然、コメルツ銀行との経営統合交渉を材料に今後急騰する可能性は否定しません。けどそれを狙うなら、経営統合ギャンブルと割り切った形での売買が必要。それはその方面のプロがいるので否定しませんが、通常の個人投資家でそこまで考えている人は殆どいないと思いますので。

よく日本人投資家は逆張りが好き、と言われますが、コメルツ銀行との経営統合交渉も始まったしチャートも逆張りして欲しがっている感じがするしで、ドイツ銀行って逆張り好きには悪魔のささやきの様にしか見えません。

まぁ、流石にわざわざ外国株を買おうとする人は少なくとも中級者以上の方なので、なにも考えずにドイツ銀行の株を買おうとする方はいないと思いますが、チャート的には逆張りしたくなる典型的なチャートではないかな、と思います。

まとめ

長らく金融市場の環境もよかったため、見てみぬふりができたドイツ銀行の問題ですが、ドイツ政府もようやく対応に重い腰を上げた形となりました。

ドイツ銀行の抱えるデリバティブのポジション問題が焦点となりますが、下位行が上位行を助けるような形の合併がいくら政府のバックアップがあるからといってうまくいくのか、微妙な面もあります。

簡単に終わるとは思えないドイツ銀行問題、今後どのように推移するのか注目したいと思います。

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