本気でREIT投資をするのなら、SMBC日興証券を専用口座にするのも一案です。利回り商品のREIT、通常の株とは別口座で管理されている方もおられると思います。
実はSMBC日興証券はREITに強い証券会社。SMBC日興証券であれば、REITのIPO申込みという選択肢が確実に広がります。応募するかどうかはさて置くとしても、SMBC日興証券をREIT専用口座にしておけば、REITのIPOに際し素早い意思決定と申し込みが可能です。
資産形成の一環としてREIT投資を本気で考えているor実行しているなら、REITのIPOで公募株獲得のチャンスの多いSMBC日興証券を、REIT専用口座化とすることは選択肢として”あり”と考えます。
REITのIPOに強いSMBC日興証券
実は管理人も調べていて驚いたのですがSMBC日興証券はREITのIPOに非常に強い証券会社となっています。下記が2015年にIPOしたREITとなります。
・2/10 ケネディクス商業リート投資法人(3453:主幹事日興)公募230,000円-初値260,500円(上昇率13.3%)
・3/19 ヘルスケア&メディカル投資法人(2455:主幹事日興)公募110,000円-初値170,000円(上昇率54.5%)
・6/30 サムティレジデンシャル投資法人(3459:主幹事大和)公募102,000円-初値99,000円(上昇率▲2.9%)
・11/30 いちごホテルリート投資法人(3463:主幹事日興)公募106,000円-初値104,100円(上昇率▲1.8%)
2015年は4社のREITのIPOがありましたが、3社はSMBC日興証券主幹事でIPOを行っています。
三井住友銀行グループ入りしているSMBC日興証券、察するに不動産に強い旧住友銀行との提携効果がこの結果に表れているのではないかと。
SMBC日興証券は2015年に入り、通常のIPOの主幹事数も急増していますが、REITのIPOの主幹事に限って言えば他を圧倒している存在となっています。
<関連記事>
SMBC日興証券の売買手数料
大手証券会社のSMBC日興証券、売買手数料が高いのでは・・・、というイメージがありますが、SMBC日興証券は通常の店舗型の「総合コース」とネット完結型の「ダイレクトコース」の2つのコースが存在。
大半の方がお世話になるであろう「ダイレクトコース」の売買手数料は下記の様になっています。
10万円の場合→手数料125円(税抜)
30万円の場合→手数料250円(税抜)
50万円の場合→手数料400円(税抜)
100万円の場合→手数料800円(税抜)
ここ最近安い売買手数料で株式口座数も増加しているGMOクリック証券の手数料を、比較のためにピックアップしてみます。
10万円の場合→手数料95円(税込)
30万円の場合→手数料260円(税込)
50万円の場合→手数料260円(税込)
100万円の場合→手数料470円(税込)
確かにSMBC日興証券の売買手数料は、業界最安値!、という程の水準ではありませんが、店舗型の証券会社の水準と比べればネット証券並の売買手数料となっています。
REITのIPOも公平な抽選方式あり
SMBC日興証券はIPO株の分配に、公平な抽選制度も導入しています。
IPO株の90%は通常の証券会社と同様「総合コース」向けに分配がなされますが、10%は「ダイレクトコース」向けに公平抽選方式で分配がなされます。
管理人がSMBC日興証券をREIT専用口座としてオススメするのは、この部分。
SMBC日興証券をREIT専用口座として持っておけば、上場REITだけでなくREITのIPOの申込みもできます。「ダイレクトコース」はたった10%の分配と言うなかれ。主幹事であればIPOで引き受ける株数が段違いに多いです。
よって複数応募すればREITのIPOの当選可能性もアップします。ただしお約束ですが、REITのIPOとは言っても、100%儲かるものではありませんのでご注意ください。
まとめ
ポートフォリオという観点で、利回り商品であるREITを保有されている方も多いと思います。そんなREITをSMBC日興証券で持つことで、REITのIPO株獲得のチャンスも得られる、ということでSMBC日興証券をREIT専用口座化する、というアイディアはいかがでしょうか?
別にREIT専用口座にせずとも、SMBC日興証券に口座開設をしておけば、REIT及び通常のIPOの申込み抽選のチャンスはあるので、今後の為に・・・、と言うことで口座だけ開設しておくのも”あり”だと思います。
一般的に敷居が高いイメージのある大手証券会社。SMBC日興証券は「ダイレクトコース」なら、通常のネット証券に近いサービス内容なので、気兼ねなくREITや株の売買が可能です。
そんな訳で、特にREIT投資にしっかり取り組んでいるor取り組もうと思われている方は、REITのIPOにも強いSMBC日興証券はオススメできます。一度口座開設を検討してみてはいかがでしょうか?
不動産特化型ソーシャルレンディングという選択肢も
REIT投資に興味があるなら、不動産特化型ソーシャルレンディングという商品を知っておいても損はありません。現在、世界で急速に広まりつつあるソーシャルレンディングですが、日本では主に不動産投資の分野で利用がなされています。
多くの不動産向けソーシャルレンディングが存在しますが、ラッキーバンクは不動産に特化し利回り10%前後でこれまで分配金遅延の発生が無い、という実績を有しています。また原則毎月分配型の設計となっており、満期時一括の場合と異なり万一の時でもある程度の回収が可能となっています。
当然元本保証型の商品ではないのでリスクはありますが、REIT投資に興味があるならソーシャルレンディングにも目を向けて見てはいかがでしょうか?ラッキーバンクは数万円から投資可能であり、少しずつ資金を投入する、という運営スタイルも可能です。
ラッキーバンクの詳細はコチラからどうぞ
関連記事:不動産特化型ソーシャルレンディング、ラッキーバンクとオーナーズブックの比較