「株羅針盤」を利用してみての感想、長く付き合えるチャートソフト

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 株価チャートにフィボナッチのラインを引けるソフトがないか探していた所、Yahoo知恵袋で発見したのが「株羅針盤」。これは一度使って見なければ・・・、と言うことで、当サイトの株価記事等で1ヶ月近く利用しています。

 約1ヶ月利用した感じとしては、下手なネット証券のチャートソフトよりはるかに高機能。当然「株羅針盤」のみでトレードで儲けられる訳ではありませんが、株式投資のお供として、長く付き合えるチャートソフトではないかなぁ、と思います。

「株羅針盤」はフィボナッチのラインが引ける珍しい株価チャートのソフト

 以前、株価チャートにフィボナッチのラインを引く方法、という記事を投稿しています。

 上記の記事に散々書きましたが、ネット証券他の証券会社の提供しているツール類、確かにフィボナッチのラインが引きるツールもあるのですが、全く以て使い勝手が悪いんです。FXでMT4のフィボナッチツール他に慣れていると、もう使う気にならないレベル。

 ここが実は株価をフィボナッチ分析する際の大きなハードルだったりします。その後、Trading Viewが日本株のデータ提供も開始したことにより、環境的には非常に日本株もフィボナッチ分析がしやすくなっているのですが、とは言ってもTrading Viewは海外のサービスだしWeb上でのサービスなので、専用ソフトが欲しい、という贅沢な気持ちも出てきてしまいます。

 そこで登場するのは、上記の記事でも紹介している「株羅針盤」。記事を書いた際は、まだ使っていませんでしたが、その後色々使ってみたので、使用感等書いてみます。

フィボナッチの分析として充分な機能を搭載

 「株羅針盤」はテクニカル分析の機能を多く搭載していますが、管理人はフィボナッチとトレンドラインそしてギャンファン程度しか使っていません。だからゴリゴリのテクニカル派の方から見ると、また違う感想があるかもしれませんので、その点はご承知おきください。

 で、フィボナッチ使い(?)という立場で「株羅針盤」を使ってみましたが、テクニカル重視のチャートソフトですが、もうフィボナッチの機能としても十分な機能を備えています。(フィボナッチ分析については、下記をご覧ください)

 当初はフィボナッチ・リトレースメントのみの機能でしたが、先日のバージョンアップでフィボナッチ・エクステンションの利用も可能になりました。そんな訳で、フィボナッチ分析を行うのに「株羅針盤」はほぼ必要な機能を備えている、と言えます。
 確かにフィボナッチ・ファン等を利用するベテランの方には物足りないかもしれませんが、株は価格帯別出来高等の出来高根拠も利用もできるので、フィボナッチ・リトレースメントとエクステンションが利用できれば、充分といえます。

 使い勝手も、ほぼMT4並で、全く日常的な利用に支障はありません。線を書いたり、消したり、追加したりも自由自在。この感じ、ネット証券系のチャートソフトには無いんです。そう、求めていたのはこんな感じ、という内容になっています。

 管理人はフィボナッチの補助的にギャンファンもよく引きますが、「株羅針盤」はギャンファンのツールも搭載しています。更に設定で、チャートの左横に価格帯別出来高を常時表示するようにもできるので、もう「株羅針盤」の画面のみで、管理人がいつもやっているようなチャート分析がスグできます。

 正直、まぁフィボナッチ・リトレースメントが最低限度利用できれば・・・、との思いでしたが、よい意味で裏切られました。そーですね、ファンやチャネルといった高度なフィボナッチ分析をしないのであれば、日本株のフィボナッチ分析は「株羅針盤」があれば充分と思います。

16.1.31ソニー株価-トレンドライン-min
簡単にフィボナッチ・リトレースメントのラインを引けます

テクニカルマニアも十分使える機能

 以前は結構なテクニカルマニアだった管理人。少しテクニカルの機能をいじってみました。まだ全然機能を使いこなすというレベルではありませんが、面白かったのはRCI3本線の表示がデフォルトで入っている部分。

 RCI3本線のテクニカル分析、実は相当ハマりました。残念ながら究めるには至りませんでしたが、「株羅針盤」にRCI3本の表示がデフォルト設定で入っていたのは、素直に驚きました。

 元テクニカルマニアの視点からしても「株羅針盤」非常に面白いソフトです。テクニカルを極めたい、と仰る方にもオススメできますよ、ホント。

16.2.15株羅針盤-3本RCI-min
完璧に使いこなせば無敵のトレーダーになれるかもしれない3本RCI

お試し期間が1ヶ月あるのでまずは使ってみるべし

 「株羅針盤」のよいところは、お試し期間が1ヶ月ある所。とりあえず使ってみて・・・、ということができます。
 だから興味があれば、モノは試しで1ヶ月の間に使い倒してみて、それで自分として使えるかどうか判断できます。

 別にそこまで高機能なチャートいらないし、とか、Trading Viewで無料で同じこと出来るし等であれば、1ヶ月経ったらそのまま何もせずにOK。自動的に使えなくなりますので。

 そんな訳で、何はともあれ「株羅針盤」に興味を抱かれたようなら、まずはお試しで1ヶ月使ってみてはいかがでしょうか?

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長く株式投資と付き合うのであれば横に置いておきたい一品

 管理人も今となると、Trading Viewも使いますし、ヤフーのチャートも見るし、ネット証券のチャートも見るしで、結構チャートの使い分けをしています。ただし、オールマイティーに使えるチャートソフト、という観点で言えば、「株羅針盤」かな、と思います。

 でなければ、株価予想記事等で「株羅針盤」のチャート多用しませんので。当然チャートだけでトレードは勝てる訳ではありませんが、「株羅針盤」のチャートは汎用的につかえるので、長く株式投資と付き合うのであれば、横に置いておきたい一品。恐らく、今後も長く利用すると思います。

 確かに5,800円と有料のソフトではありますが、月額課金のチャートソフトが多い中で、5,800円で長く利用できる(バージョンアップの際に追加料金が発生します)ソフトなので、充分に5,800円以上の価値はあると考えています。

ただしチャートソフトは道具、それだけでは勝てません

 MT4から始まって、色々なチャートソフトを見てきた管理人。けどどんな優秀で、値段の高いチャートソフトであっても、それだけで簡単に相場で勝てる、と思うと間違いが始まります。

 結局チャートソフトは道具です。

 道具を使いこなすのは人間。道具がいくら優秀でも、使う側の技量がないと、トレードでは勝てませんので。そこの当たりは充分御認識いただいたほうがよいかと。テクニカルでもフィボナッチでも何でもいいので、自分としてのトレード技術があった上で利用する、もしくはトレード技術を磨く上で利用する、というスタンスでないと、どんなチャートソフトであっても、全然勝てない・・・、ということになりますので、ご注意を。

 けど、新しいチャートソフト使ってみるのって、非常に楽しいです。「株羅針盤」まだテクニカルの部分は使いこなせていませんが、タマにいじっていると時を忘れます。

「株羅針盤」のまとめ

 実は「株羅針盤」を使ってみて、やはり株は銘柄選択が重要だなぁ、と改めて思いました。山のようにある上場会社、チャート分析もさることながら、今この銘柄が買いタイミングですよ、と教えてくれる機能があれば、株のトレードって非常に楽ですから。そういった部分は、やはり月額有料課金の株価チャートに一日の長があると思います。

 ただし「株羅針盤」はチャート分析、という機能では、他の高額な有料チャートソフトと比べて遜色ないどころか、フィボナッチ分析でははるかに使えるソフトと言えます。

 ご興味あれば、1ヶ月のお試し期間があるので、まずは試しに使ってみてはいかがでしょうか?「株羅針盤」、株式投資の頼もしい仲間となるかもしれませんよ。

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