株価をエクセルに取り込み分析する簡単な方法~松井証券のネットストック・ハイスピードを利用

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株価をエクセルに取り込み分析する簡単な方法~松井証券のネットストック・ハイスピードを利用

株価をエクセルに取り込む方法を探していたり、手間をかけてエクセルに株価を取り込んでいたりしませんか?

株価をエクセルに取り込む簡単な方法があります。それは松井証券が提供するネットストック・ハイスピードを利用する方法です。

かれこれ10年以上、色々な方法で株価をエクセルに取り込んできて、長くマネックス証券のトレードステーションを利用していました。しかしトレードステーションのサービス終了後は、松井証券のネットストック・ハイスピードの利用が楽です。しかも無料。

株価をエクセルに取り込んで分析することで、トレードの新しい発想を得ることができます。トレードステーションを使って、簡単に株価をエクセルに取り込む方法をご紹介します。

エクセルで株価を分析すると新しい発見がある

テクニカルマニアな管理人ですが、実はテクニカルに限界を感じている部分もあります。

逆張り系のテクニカルとトレンド系のテクニカルを触っていたら、似たような所でエントリーサイン出す現象を発見したことがあり、これはテクニカルの組み合わせだけではどうにもならんあー、と思いそれ以来テクニカルは好きですが、限界も感じています。そしてフィボナッチで相場の大枠の分析をして、テクニカルでエントリー場所を探す、というスタイルに落ち着くことになります。

ただしトレードの新しい発想を得ようとする際、実はエクセルを使うことがあります。実は以前当サイトで使うチャートもエクセルを使って作成していました。株価をエクセルで分析すると、チャートとは違う、数字ベースで新しい世界が見る事ができます。特にサヤ取りするようなら、エクセルの利用は必須。

株に限らずFXでも数字ベースで分析すると、ロジカルにトレードの方法論を考えることができます。テクニカルだと、“この辺り”でエントリーor損切、とアバウトな判断となりがちですが、数字ベースなのでアバウトな判断はできません。テクニカル派には案外、新鮮だったりします。

そんな訳で今回は株価をエクセルに取り込む簡単な方法をご紹介。色々な方法を試しましたが、2022年1月時点では松井証券のネットストック・ハイスピードを利用するのが管理人にとって一番楽です。探せば他の方法もありますが、以前愛用していたトレードステーションを利用する方法よりも圧倒的に楽に株価データをエクセル化することができます。

松井証券のネットストック・ハイスピードで株価をエクセルに取り込むまで

では順番に松井証券のネットストック・ハイスピードで株価をエクセルに取り込む方法を解説します。

①松井証券に口座開設を行う

まずは松井証券に口座開設を行ってください。これがないと何も始まりませんので。以前の松井証券は知る人ぞ知るデイトレーダー御用達のネット証券でしたが、2020年頃から新規顧客の取り込みを図り各サービスの使い勝手も良くなっています。


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②松井証券にログイン後、ネットストック・ハイスピードを起動する

松井証券の口座にログイン後「情報検索」→無料ツール「ネットストック・ハイスピード」をクリックすると、ネットストック・ハイスピードの起動画面に遷移します。遷移後に専用ソフトをインストールして、その後に「起動する」をクリック。するとネットストック・ハイスピードが立ち上がります。


・画像は松井証券のサイト及びネットストック・ハイスピードより(以下同様)

③ネットストック・ハイスピードの立ち上げ後、チャートを開く

ネットストック・ハイスピードが立ち上がった後、「チャート」→「チャート分析」→「株式チャート」でチャートを開く。

④チャートが開いたら、右クリック→CSV形式でデータ出力

チャートが開いたら、右クリック→CSV形式でデータ出力をクリックします。尚、本数部分でデータの取込量の調整ができます。

⑤任意のファイル名で保存

自由に名前を付けてCVS形式で保存します。

⑥保存が完了するとエクセルが立ち上がり株価データが表示される

CSV形式で保存された株価データが表示されます。あとは煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。色々手を加えた後、当然通常のエクセルのファイル形式(xlsx)での保存も可能です。

またチャートにテクニカルを表示させている場合、テクニカル指標のデータも表示可能です(下記ではMACDを表示)。

そしてここからが本当のスタートラインです。入手した株価の4本値データをどのように利用するかが、投資家としての腕の見せ所。

純粋に数字の変化を眺めていると、チャートの絵を見ているのとはまた違った発想がでてきます。例えば「トレンド」と一言で言いますが、トレンドって数字的に表すとどうなるんでしょ?以前も記事にしましたが、トレンドってホント非常に奥の深いテーマです。

関連記事:株価やFXの市場トレンドとは?思った以上に奥の深い世界をご紹介

数字ベースでトレンドを考えるだけでも得るものがあります。数字ベースでトレンドの出ている銘柄のみ仕掛ける、なんてのも立派なロジカルなエントリー戦略ですよ。

テクニカル分析一本でやってきて、イマヒトツうまく行っていないようなら、エクセル化した株価データをコネクリまわすと新しい道が開くかもしれませんよ。

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まとめ

ヤフーファイナンスから取り込む方法や、株価データのサイトからデータを取り込む方法等、様々な方法を利用して株価データをエクセルに取り込む方法やってきましたが、2022年1月時点では松井証券のネットストック・ハイスピードが楽です。チョットやってみるか、と思ったらスグに株価をエクセル化できるのがよいです。

岡三オンライン証券を日常的に利用するなら、岡三RSSが無料で利用できるので岡三RSS経由でのデータ取り込みが一番楽ですが、管理人は有料になってしまうので岡三RSSは利用していません。

トレードで勝ち切るためには、一定のルールに基づいたトレードを行わないと躓きます。あやふやなルールで適当な裁量判断入れてのトレードは損切が遅れる、利益確定が手前になりすぎる等で、勝ち切る事が難しいです。

その面でエクセルに落としたデータで株価の分析をすると、トレードのルール化が簡単にできます。勝てるルールを作るのが一番難しいのですが・・・。

エクセルでの株価分析はチャートの画像からテクニカル分析するのとはまた違った面白さがあり、新しい発想も得られます。エクセルで株価分析するなら、松井証券のネットストック・ハイスピードの利用が簡単でオススメです。お試しあれ。


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