口座開設者が徐々に増えているiDeCoですが、加入者の約3割がSBI証券と楽天証券を選択。手数料無料のiDeCoとして知られる両社ですが、両社でシェア3割とは驚きました。
SBI証券と楽天証券の2社でiDeCo加入者の約3割を占めていた
以前記事にしていますが、iDeCo口座はSBI証券と楽天証券であれば手数料が無料となっています。
関連記事:SBI証券と楽天証券のiDeCo(確定拠出年金)の比較
両社がサービス競争している状態で、加入者も増えているんだろうなぁ、と思っていたら、2017年6月14日の日経新聞に、iDeCo加入者の3割がSBIと楽天の顧客、との記述が。
ひょー、2社で3割ですか。何だかんだ言っても大手証券が強かったりする証券業界ですが、iDeCoに限って言えば、SBI証券と楽天証券が二大巨頭になっています。手数料無料という武器は非常に大きいようです。
尚、SBI証券がシェア2割、楽天証券がシェア1割となっているようです。
一度加入すると、何十年のお付き合いになるiDeCo、長期間のお付き合いとなるだけに手数料はバカになりません。その意味では、SBI証券と楽天証券の手数料無料のiDeCoは非常に魅力的です。
特に手数料に対する意識の高い若年層が両社のいずれかでiDeCo口座の開設をするケースが多いようです。
SBI証券、楽天証券のいずれも手数料は無料ですし、揃えているファンドのラインナップも十分となっています。個人的にはコモディティ(商品)分野の選択肢の多さと、海外株式分野の選択肢の多さからSBI証券がオススメですが、特にこだわりがないようならどちらを選んでもそのサービス内容に差は殆どありません。
今の所、両社に続き手数料無料!、としている会社はないので当面iDeCoはSBI証券と楽天証券の2強時代が続きそうですね。
iDeCo口座はSBI証券と楽天証券が2強の状態(2017/6/14日本経済新聞より)
まとめ
珍しく短めの記事ですが、iDeCoのシェアがSBI証券と楽天証券の2社で約3割という日経の記事が結構驚きだったので、短いながらも記事にしてみました。iDeCo口座開設の参考になれば幸いです。
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