三菱UFJ-FG(三菱UFJ銀行)株価の今後の見通しと予想(2018年4月20日版)

 遂に銀行名が三菱UFJとなり、長らく親しんだ「東京」が抜けた三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)。気が付けばAIやマイナス金利で銀行を巡り環境が大きく変化しています。とはいえ国内No1銀行の地位は安定しています。

 そんな三菱UFJの株価、今後はどんな動きが予想されるのか?2012年から上昇トレンドにある中で、2015年につけた900円台のゾーンを上に抜けられるかどうかが大きなポイントになりそうです。

 銀行名から東京の二文字を取った三菱UFJ-FGの株価の値動きに注目です。(2018年4月20日更新)

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三菱UFJフィナンシャル・グループの業績推移

 最初に三菱UFJの過去5期分の業績推移を見てみます。

 2017/3期は前期比で増収減益。2013/3期以降、順調に増益は重ねているものの、利益が付いてきません。減益は2期連続であり経常利益は2013/3期水準。マイナス金利導入など、決して銀行を巡る環境は良好とは言えませんが、日本No1銀行を抱える三菱UFJ-FGも業績的には楽は全くできていない状態を伺い知ることができます。

 ま、それでも日本経済自体は好調に推移しているので、不良債権に苦しんでいる訳ではないので、安定した決算と言うことができます。

三菱UFJフィナンシャル・グループの配当金推移

 
 三菱UFJの配当金は下記のように推移しています。

三菱UFJフィナンシャル・グループの1株当たり配当金推移
2010/3期12円→中間6円→期末6円
2011/3期12円→中間6円→期末6円
2012/3期12円→中間6円→期末6円
2013/3期13円→中間6円+期末7円
2014/3期16円→中間7円+期末9円
2015/3期18円→中間9円+期末9円
2016/3期18円→中間9円+期末9円
2017/3期18円→中間9円+期末9円
2018/3期18円→中間9円+期末9円

 2012/3期まで1株当たりの年間配当額12円でしたが、その後は徐々に配当金を増加。2015/3期は1株当たり配当金18円まで増加。2012/3期比で言えば1.5倍となっています。業績の拡大とともに配当金も順次増やしていましたが、2016/3期の減益決算・2017/3期の減益想を受けて、1株当たり配当金は4年連続18円となる予定です。

 尚、株価700円で計算した時の三菱UFJ株の配当利回りは約2.6%となっています。三菱UFJクラスで配当利回り約2.6%であれば、超長期の保有もあり?、と思わないでもない水準ではあります。

三菱UFJフィナンシャル・グループの株価推移と高値と安値

 三菱UFJの株価を考える前に、2012年以降の株価チャート(月足)を見てみます。

16.9.7三菱UFJ株価-月足-min
「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」
マネックスTradestation
※関連記事:マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

・最高値1,950円(2006年4月)
・最安値318円(2011年11月)

 長い目で見れば、少しずつ回復している三菱UFJの株価ですが、最高値1,950円への道はまだまだ先、と言わざるを得ません。

直近の三菱フィナンシャル・グループの株価

 直近2018年4月20日時点での三菱UFJ株の週足チャートは下記のようになっています。

うーむレンジ相場で全く面白みのないチャートですね。。。とりあえずは900円を超えてこないと手の出しようがない。下はさすがに400円を割れることはなさそうですが、正直足元はチャート的には手を出しがたい状態です。こーいう時は無理にトレードしないのがよいです、ホント。

 尚、2018年㋃19日の終値は714.4円でした。

 

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三菱UFJフィナンシャル・グループの株価ポイント

 三菱UFJの株価について、過去のチャートから考えられる株価のポイントを2点ピックアップしてみました。

フィボナッチ・リトレースメント38.2%の940円付近

 三菱UFJの月足チャートの高値と安値にフィボナッチ・リトレースメントを引いたものが下記チャート。

 

 非常に分かり易いですね。下落した後、リトレースメント23.6%まで上昇→リトレースメント38.2%まで上昇→大きく戻しを入れる→現在再びリトレースメント38.2%を目指す展開?

 フィボナッチ・リトレースメントの観点では最安値から現在までの値動きは、セオリー通りの値動きと言えます。

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 そんな訳で現在は再びリトレースメント38.2%の940円付近のブレイクを目指し上昇中。このまま上昇すると、940円付近でのリトレースメント38.2%を巡る攻防が発生することになります。

フィボナッチ・ファンに沿って上昇中

 珍しくフィボナッチ・ファンをリトレースメントと同時に引いたチャートが下記です。

 足元三菱UFJの株価はフィボナッチ・ファンの上昇に沿いながら上昇していることが分かりす。よって少なくともフィボナッチ・ファンが明確に割れるまでは、上昇トレンドが継続、と読んでも構いません。とは言えフィボナッチ・ファンが割れるとスグに最安値更新が待っている状況です。

 ただし流石に2011~2012年の不良債権に苦しんだ時代の株価に戻ることはないような。。。そうやってファンダメンタル要因を考えると、フィボナッチ・ファンに沿いながら上昇していく、というシナリオが妥当なような感じはします。

 ともあれフィボナッチ・ファンが三菱UFJの株価では有効な補助線として機能しています。

三菱UFJフィナンシャル・グループ株価の今後予想される値動き

 三菱UFJの株価について、上記のポイントを利用しながら、今後の値動きを予想してみました。

上昇のケース

 上昇の場合はフィボナッチ・リトレースメント38.2%で反転している経緯があるので、リトレースメント38.2%の940円付近をブレイクするような値動きが予想されます。

 リトレースメント38.2%の940円付近を上にブレイクすれば、お次は1,600円付近のリトレースメント76.4%を目指す値動き、となるのがフィボナッチ的な見方。

 三菱UFJの株価はフィボナッチ・ファンが効いているので、ファンのラインに影響を受けながら上昇する可能性があります。あとリトレースメントのラインとファンのラインの交差部分に値動きが吸い寄せられるケースもあるので、豆知識として知っておいて損はありません。ただし上昇の場合でも、フィボナッチ・ファンに沿いながら段階を踏みながら、となるのではないかな、と思います。

下落のケース

 
 下落の場合、既にリトレースメントの23.6%に位置しているので次は2011年の最安値の318円を目指すことになってしまいます。

 しかしながらフィボナッチ・ファンが効いているので、一旦ファンに引っかかった後に落ちるようなシナリオが考えられます。実際に2016年の下落の際にファンで一度下落が止まってます。よって、ファンまで下落した後、再び上昇というシナリオも考えられます。

 ちょうど現在の値位置がフィボナッチ・リトレースメントとフィボナッチファンの両者の影響下になるので、上下いずれにしても次の値動きで株価がどちらに動くかで今後の値動きの方向性のヒントが得られるのではないなと。

 現在のレベルを下抜けしても、まだフィボナッチ・ファンのラインで攻防があるので、安心と言えば安心ですが。

三菱UFJフィナンシャル・グループの日足チャートを3本RCIで分析

 伝説のテクニカルとも言われる3本RCIで直近の三菱UFJ株がトレードできたかどうか、検証してみます。週足に3本RCIを表示させたのが下記となります。

 そんなにトレード回数はありませんが、取れなくはないですね。2016年の回復局面はフィボナッチ・ファンのラインとRCIを合わせて見るとうまく上昇の初動を捉えることが出来ています。

 トレードのタイミングを取るのに3本RCIは重宝します。ご興味あれば、マネックス証券のトレードステーションで簡単に設定できるのでお試しください。

 下記に詳しい設定方法等も記載しています。

h2>三菱UFJフィナンシャル・グループの株価まとめ

 月足にフィボナッチ・リトレースメントとフィボナッチ・ファンを描いてみると、株価を探るヒントが隠されている三菱UFJの株価ですが、月足レベルの話なので、日々の値動きがそれほど大きいとは言えません。

 マイナス金利政策が続き、AIも台頭の中でさすがの三菱UFJと言えどもこれまで通りの経営では、収益的にはジリジリと後退を余儀なくされます。株価的にはフィボナッチ・リトレースメント38.2%の940円付近を超えて上昇してけるかどうかがポイントです。

 三菱UFJの株価、今後も注意して見て行こうと思います。

・株価チャート見るなら上記で利用したマネックス証券のトレードステーションがオススメです。上記で解説の3本RCIを始めとするテクニカル指標はもちろん、フィボナッチラインも引きたい放題です。チャートソフトとして秀逸なので、一度お試しください。
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