みずほFG(みずほ銀行)株価の今後の見通しと予想(2019年5月22日版)

みずほ銀行を中核とするみずほフィナンシャルグループ(みずほFG:8411)の株価の今後を予想してみました。日本を代表する大手金融機関のみずほグループですが、なかなか株価が上がらないことでも有名?

日本を代表する大手金融機関のみずほグループは、なかなか株価が上がらないことでその筋では有名。しかし2016年11月のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選を手にしたとともにスタートしたトランプ相場で、みずほFG株も上昇し節目の200円を回復しました。しかしその後はこれまで通り、上がらない株、に逆戻りしており、2019年に入り日経平均を下回るパフォーマンスが継続しています。

高い配当があることから個人投資家に非常に人気の高いみずほFG株。その株価の行方は常に注目を浴びています。レンジ相場を下に抜けつつあるみずほFG株、今後の株価の行方が注目されます。(2019年5月22日更新)

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みずほフィナンシャルグループの業績推移

まず最初にみずほFGの過去の業績推移を見てみます。

2015/3期に1兆円もの経常利益をあげたみずほFGですが、その後は2期続けての減益。日銀がマイナス金利を導入しているため、銀行にとっては逆風の環境であり、やむを得ない面があります。18/3期については、経常利益が若干の増益となりましたが、当期純利益576,547百万円となり3期連続の減益となりました。

そして19/3期は当期純利益96,566百万円と大幅な減益となってしまいました。

企業等にお金を貸して、その金利で稼ぐという銀行にとっては、マイナス金利が解消されない限り、厳しい事業環境は続くと考えられます。

みずほフィナンシャルグループの配当金推移、配当利回りが高いみずほFG株

みずほFGの配当金はこれまで下記のように推移しています。

みずほフィナンシャルグループの1株当たり配当金推移
2010/3期8.0円→期末8.0円
2011/3期6.0円→期末6.0円
2012/3期6.0円→中間3.0円+期末3.0円
2013/3期6.0円→中間3.0円+期末3.0円
2014/3期6.5円→中間3.0円+期末3.5円
2015/3期7.5円→中間3.5円+期末4.0円
2016/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2017/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2018/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2019/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2020/3期(予想)7.5円→中間3.75円+期末3.75円

2010/3期1株当たり8円配当だったみずほFG株ですが、その後は6円配当で推移。2014/3期に6.5円と増配し、2015/3期に7.5円まで増加。そして2015/3期以降は7.5円の配当が継続しています。20/3期も7.5円が予想されています。

みずほFGの株価を170円で計算すると配当利回り約4.4%。

実はみずほFGは高配当銘柄と言えます。みずほFGクラスの大型株が配当利回り4%台ってなかなかありません。実は当サイトの中でも、こちらのみずほFGの株価分析記事、人気記事なのですが案外そんな所に理由があるかもしれません。

みずほフィナンシャルグループの株価推移と高値と安値

3行合併の効果を活かしきれていない、とも言われているみずほFG、まずは過去10年分の株価チャートを見てみます。

16.8.25みずほFG株価-月足-min
「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」、以下同様
※関連記事:マネックス証券トレードステーション、2018年の新機能(アルゴリズム注文他)紹介セミナーに参加しました!

このチャートを見ると、みずほFGの株価は上がらない・・・、と言うイメージが持たれるのもやむを得ない状態。ここ10年でのみずほFGの最高値と最安値は下記となります。

・みずほFG株価の最高値→1,010円(2006年7月)
・みずほFG株価の最安値→98円(2011年11月)

 
尚、2019年5月22日の終値は158.8円でした。

上の株価=理想ばかり見ていても、どうにもならないので、次に現実的に2010年以降の月足チャートを見てみます。

上記の月足チャートを見ると、2015年6月以降は下落しているみずほFGの株価ですが、これまでの上昇の押し目をつけている、と考えられなくもありません。

ただし現在の株価水準は2017年以降守っていた200円の水準を割れてしまった状態。150円付近にあるサポレジ(サポート&レジスタンス)で止まるのか、それとも下抜けしてしまうのか、注目される場面です。

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みずほFG株価の現状認識

みずほFGの株価は、2017年から続いた190~220円付近のレンジ相場を下に抜けた値位置にあります。


 
2017年から長らく続いたレンジ相場ですが、昨年12月後半の全体的な株価下落に巻き込まれ遂にレンジ相場を下抜け。2月に一旦レンジに戻る値動きも見せましたが、上昇は弱く再び下落を開始。5月20日の週に入り、遂に昨年12月の安値を割れてしまった状態です。

尚、フィボナッチ・リトレースメントでみると88.6%で耐えている状態です。最終防衛ラインともいえる88.6%が割れると2016年7月の140円台が待つことになります。よってここで耐えるのか、更なる下落に見舞われるのか重要な値位置にあるといえます。

では次に、この先みずほFG株価が上昇を続けた場合と下落するケースについて、考えてみます。

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みずほFGの株価が上昇する場合<

みずほFG株が上昇する場合は、まずは190~220円付近のレンジ相場に戻る必要があります。

そしてレンジ相場に戻った後は、再び下落する、レンジ相場が続く、レンジ相場を上に抜ける値動きを見せる等の可能性が考えられます。

ただしいずれの場合も、まずは190~220円付近のレンジ相場に戻ってからのお話であり、上昇して再びレンジ相場の中での値動きを開始すれば昨年12月からのレンジブレイク的な下落は一時的な下落、と割り切ることができます。

みずほFGの株価が下落する場合

2017年から続くレンジ相場を下抜けした形のみずほFG株価ですが、このまま下落する可能性もあります。下落の場合は、140~190円に存在のレンジ相場が意識されることになります。

既に140~190円のレンジの上限に位置しており、これまでのレンジ相場の下のレンジ相場の中での値動きが始まった可能性があります。その場合は次の底値に当たるレンジ相場の底は140円付近となります。

140円付近は現在の相場を構成する高値と安値の中の安値に該当します。よって下落が進むと考えるのなら140円付近までの下落は想定できます。

ただしレンシ相場のブレイクが始まって今後大きな値動きが生じる場合は、140円を割れる可能性もあります。その場合は2011年11~12月の100円及び100円割れという株価が見えてきます。

ファンダメンタル的には100円を目指すような急落の可能性は低いと考えられますが、みずほFGの株価はこれまで落ち始めると早い傾向にあるため、下落にスピードが乗った時には注意が必要です。

メガバンク3グループの株価比較

メガバンク3グループの株価を比較してみましょう。昨年12月26日に多くの銘柄が安値を付けており、12月26日を基点に三菱UFJ、三井住友FG、みずほの3銘柄の推移を記したものが下記となります。


関連記事:トレードステーションを利用して日経平均等の指数と各銘柄の強弱関係が簡単に分かる方法

茶色の日経平均に最も連動しているのは三井住友FG株。一方の三菱UFJとみずほの2銘柄は日経平均に関係なく4月後半以降下落が続いています。三菱UFJは一旦反転の兆しも見えますが、みずほは下落が継続しています。

冷静に見ると、みずほ株は一人昨年12月26日から殆ど日経平均を上回ることなく推移しています。日経平均や類似の銘柄との強弱を見ると、銘柄単体では見えないものが見えてきますよ。

みずほフィナンシャルグループの株価まとめ

メガバンクの株価は、メガバンク単独と言うより、日本全体の株価動向に連動することが多いため、みずほFGの株価の大幅な上昇や下落は、日本株全体の流れに左右されます。ところが日経平均との比較ではみずほFGの株価は日経平均より売られていることが分かります・・・。

トランプ相場によって200円台まで上昇したみずほFG株価ですが、その後の2017年~2018年12月までレンジ相場で終始することになりました。しかしレンジ相場を下に抜け、大きな転機を迎えている可能性があります。レンジ相場を下に抜けてしまい100円を目指す値動きとなってしまうのか、それとも下落は一時的なものとして再度レンジ相場に戻ることになるのでしょうか。

今後もみずほFGの株価には注目して行きたいと思います。(約3ヶ月に1回記事を更新しています)

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フィボナッチ・リトレースメントでの相場分析について

みずほFGの株価について上記では主にフィボナッチ・リトレースメントで分析を行いました。

「こんなの簡単で誰にでもできそう」、そう感じた方もおられるのでは?

フィボナッチ・リトレースメントでの相場分析は、欧米の投資家には株に限らず為替など幅広く利用されている相場分析方法です。数学の問題を解く際の補助線のように、フィボナッチ・リトレースメントは相場分析に有効な補助線を引くことができます。

「そんなに学ぶ機会もないし、時間もない・・・」、そんな方が殆どだろうと思います。

確かにフィボナッチ関係の解説書は本屋に行けば数点ありますが、相当量のボリュームで更に翻訳本なので読みにくいです。そんな事情もあり、管理人が簡単にフィボナッチ・リトレースメントの解説書を2種類作成してみました。

相場で利益を得ようとすれば、最低限の勉強は必要です。それがチャートなのかファンダメンタルなのかは人それぞれですが、楽してお金儲けはできません。相場も仕事と一緒で、何の知識やノウハウ無しにやってもうまく行くはずはありません。そこの所は勘違いしてはいけません!

フィボナッチを利用した相場分析に興味を持たれたようなら、まずは簡単にまとめた下記の解説書をご覧になってはいかがでしょうか。相場分析に有効な補助線を自ら引けるようになりますよ。

トレードの解説書、フィボナッチ利用の基礎の基礎

・当サイトのフィボナッチ記事を大幅加筆したものです。noteで700円で販売中。詳しくは下記記事をご覧下さい。
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②フィボナッチ・リトレースメントを利用したFXトレードの解説書
FX用にフィボナッチ・リトレースメントの利用方法を解説したテキストですが、株式チャートの分析にも応用できるように執筆しています。

入手方法は2種類です。

1.本解説書は外為ジャパンとのタイアップ企画であり、外為ジャパンに口座開設を行い1Lot取引を行うともれなくプレゼントとなります。
株式会社DMM.com証券(外為ジャパン)

2.noteで5,400円で販売中。
フィボナッチ・リトレースメントを利用したFXトレードの解説書

フィボナッチで相場分析できるようになると、自身の相場の見方を1つ打ち立てることができます。当然相場なので、外れることもあります。ただし相場の見方に有効な補助線を引くことができるので、間違ったなこれは・・・、と気付くことも速くなります。

手がけて見ると案外簡単で、要は知るか・知らないかの部分も多いフィボナッチの世界、これを機会に覗いてみてはいかがでしょうか?

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