みずほFG(みずほ銀行)株価の今後の見通しと予想(2019年2月25日版)

みずほ銀行を中核とするみずほフィナンシャルグループ(みずほFG:8411)の株価の今後を予想してみました。日本を代表する大手金融機関のみずほグループですが、なかなか株価が上がらないことでも有名?

日本を代表する大手金融機関のみずほグループ。アベノミクス景気以降、さすがに不良債権云々の問題は聞かなくなりましたが、なかなか株価が上がらないことでもその筋では有名。とは言え、2016年11月のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選を手にしたとともにスタートしたトランプ相場で、みずほFG株は上昇。節目の200円を回復しました。しかしその後はこれまで通り、上がらない株、に逆戻り。2017~2018年は長くレンジ相場を形成しましたが、遂に2018年12月にレンジ相場を下抜けしました。ここから先、更なる下落になるのか、レンジ相場を下抜けは一時的なものとなるのかが注目されます。

高い配当があることから個人投資家に非常に人気の高いみずほFG株。今後の行方は常に注目を浴びています。長く続いたレンジ相場を抜けた、今後の株価の行方に注目です。(2019年2月25日更新)

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みずほフィナンシャルグループの業績推移

まず最初にみずほFGの過去の業績推移を見てみます。

2015/3期に1兆円もの経常利益をあげたみずほFGですが、その後は2期続けての減益。日銀がマイナス金利を導入しているため、銀行にとっては逆風の環境であり、やむを得ない面があります。18/3期については、経常利益が若干の増益となりましたが、当期純利益576,547百万円となり3期連続の減益となりました。

また19/3期も当期純利益570,000百万円の予想であり、現状では4期連続の最終減益が予想されています。

企業等にお金を貸して、その金利で稼ぐという銀行にとっては、マイナス金利が解消されない限り、厳しい事業環境は続くと考えられます。

みずほフィナンシャルグループの配当金推移、配当利回りが高いみずほFG株

みずほFGの配当金はこれまで下記のように推移しています。

みずほフィナンシャルグループの1株当たり配当金推移
2010/3期8.0円→期末8.0円
2011/3期6.0円→期末6.0円
2012/3期6.0円→中間3.0円+期末3.0円
2013/3期6.0円→中間3.0円+期末3.0円
2014/3期6.5円→中間3.0円+期末3.5円
2015/3期7.5円→中間3.5円+期末4.0円
2016/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2017/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2018/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2019/3期(予想)7.5円→中間3.75円+期末3.75円

2010/3期1株当たり8円配当だったみずほFG株ですが、その後は6円配当で推移。2014/3期に6.5円と増配し、2015/3期に7.5円まで増加。そして2015/3期以降は7.5円の配当が継続しています。19/3期も7.5円が予想されています。

みずほFGの株価を200円で計算すると配当利回り約3.7%。

実はみずほFGは高配当銘柄と言えます。みずほFGクラスの大型株が配当利回り約3.7%ってなかなかありません。実は当サイトの中でも、こちらのみずほFGの株価分析記事、人気記事なのですが案外そんな所に理由があるかもしれません。

みずほフィナンシャルグループの株価推移と高値と安値

3行合併の効果を活かしきれていない、とも言われているみずほFG、まずは過去10年分の株価チャートを見てみます。

16.8.25みずほFG株価-月足-min
「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」、以下同様
※関連記事:マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

このチャートを見ると、みずほFGの株価は上がらない・・・、と言うイメージが持たれるのもやむを得ない状態。ここ10年でのみずほFGの最高値と最安値は下記となります。

・みずほFG株価の最高値→1,010円(2006年7月)
・みずほFG株価の最安値→98円(2011年11月)

 
尚、2019年2月22日の終値は175.3円でした。

上の株価=理想ばかり見ていても、どうにもならないので、次に現実的に5年分の月足チャートを見てみます。

5年の月足チャートを見ると、2016年に入って下落しているみずほFGの株価ですが、これまでの上昇の押し目をつけている、と考えられなくもありません。10年の株価推移で見ると、現在の株価水準はお話になりませんが、5年で見た時にどう判断するかが、分析のポイントと言えそうです。

ちなみに上記の5年月足チャート、みずほFGの株を既に持っていると、一旦押し目を付けて今後上昇しそうに見えるチャートの形になっています。けど売り目線でみれば、逆に下落が一旦止まった所と見えます。

人間のパータン認識能力は、結構自分に都合よく解釈してしまいますが、それが体験できるチャートの形ではないかと。

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みずほFG株価の現状認識

みずほFGの株価は、2017年から続いた190~220円付近のレンジ相場を下に抜けた値位置にあります。


 
2017年から長らく続いたレンジ相場ですが、昨年12月後半の全体的な株価下落に巻き込まれ遂にレンジ相場を下抜け。12月の下落は1月に取り返した銘柄もあるなかで、みずほFGの株価は戻りが遅く今もレンジ相場の場所まで戻り切れていません。

現在の下落は長らく続いたレンジ相場が破られて遂に動き始めた、と捉えるのか、それとも単なる一時的な下落と見るかで今後の株価については大きく見方が分かれます。

では次に、この先みずほFG株価が上昇を続けた場合と下落するケースについて、考えてみます。

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みずほFGの株価が上昇する場合<

みずほFG株が上昇する場合は、まずは190~220円付近のレンジ相場に戻る必要があります。約30円上昇すればレンジ相場に戻る事になります。

レンジ相場に戻った後は、再びレンジ相場の日々が続くのか、既に相場は動き始めたとして250円付近を目指すのか、2つの可能性が考えられます。

ただしいずれの場合も、まずは190~220円付近のレンジ相場に戻ってからのお話であり、上昇して再びレンジ相場の中での値動きを開始すれば12月のレンジブレイク的な下落は一時的な下落、と割り切ることができます。

みずほFGの株価が下落する場合

2017年から続くレンジ相場を下抜けした形のみずほFG株価ですが、このまま下落する可能性もあります。下落の場合は、140~190円に存在のレンジ相場が意識されることになります。

既に140~190円のレンジの上限に位置しており、これまでのレンジ相場の下のレンジ相場の中での値動きが始まった可能性があります。その場合は次の底値に当たるレンジ相場の底は140円付近となります。

140円付近は現在の相場を構成する高値と安値の中の安値に該当します。よって下落が進むと考えるのなら140円付近までの下落は想定できます。

ただしレンシ相場のブレイクが始まって今後大きな値動きが生じる場合は、140円を割れる可能性もあります。その場合は2011年11~12月の100円及び100円割れという株価が見えてきます。

ファンダメンタル的には100円を目指すような急落の可能性は低いと考えられますが、みずほFGの株価はこれまで落ち始めると早い傾向にあるため、下落にスピードが乗った時には注意が必要です。

3本RCIでみずほFGの株価を見てみる

3本RCIでみずほFGの株価を見てみます。黄色の長期戦、青色の中期線、赤色の短期線を表示させてありますが、週足で見るとトランプ相場開始時は、長期線と中期線が上昇中の所で、短期線が立ち上がって買いのタイミングだったということが分かります。

エントリータイミングを計るのに3本RCIは結構使えます。みずほFGの週足で3本RCIで入れそうな部分を白い四角で囲ってみました。百発百中とは当然行きませんが、その辺りのテクニカルよりも遥かにうまく相場の押し目をとらえています。

ご興味あればトレードステーションで3本RCIを設定して使ってみてください。面白いですよ、ホント。

みずほフィナンシャルグループの株価まとめ

メガバンクの株価は、メガバンク単独と言うより、日本全体の株価動向に連動することが多いため、みずほFGの株価の大幅な上昇や下落は、日本株全体の流れに左右されます。

しかしながら、それぞれの銘柄には独特の株価の節目があり、そこを知った上で株の売買を行えば、勝ち易くなる、と考えられます。

トランプ相場によって200円台まで上昇したみずほFG株価ですが、その後の2017年~2018年12月までレンジ相場で終始することになりました。しかし12月後半の世界的な株価下落で遂にレンジ相場を下に抜け、大きな転機を迎えている可能性があります。レンジ相場を下に抜けてしまい100円を目指す値動きとなってしまうのか、それとも12月の下落は一時的なものとして再度レンジ相場に戻る事になるのでしょうか。

今後もみずほFGの株価には注目して行きたいと思います。(約3ヶ月に1回記事を更新しています)

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フィボナッチ・リトレースメントでの相場分析について

みずほFGの株価について上記では主にフィボナッチ・リトレースメントで分析を行いました。

「こんなの簡単で誰にでもできそう」、そう感じた方もおられるのでは?

フィボナッチ・リトレースメントでの相場分析は、欧米の投資家には株に限らず為替など幅広く利用されている相場分析方法です。数学の問題を解く際の補助線のように、フィボナッチ・リトレースメントは相場分析に有効な補助線を引くことができます。

「そんなに学ぶ機会もないし、時間もない・・・」、そんな方が殆どだろうと思います。

確かにフィボナッチ関係の解説書は本屋に行けば数点ありますが、相当量のボリュームで更に翻訳本なので読みにくいです。そんな事情もあり、管理人が簡単にフィボナッチ・リトレースメントの解説書を2種類作成してみました。

相場で利益を得ようとすれば、最低限の勉強は必要です。それがチャートなのかファンダメンタルなのかは人それぞれですが、楽してお金儲けはできません。相場も仕事と一緒で、何の知識やノウハウ無しにやってもうまく行くはずはありません。そこの所は勘違いしてはいけません!

フィボナッチを利用した相場分析に興味を持たれたようなら、まずは簡単にまとめた下記の解説書をご覧になってはいかがでしょうか。相場分析に有効な補助線を自ら引けるようになりますよ。

トレードの解説書、フィボナッチ利用の基礎の基礎

・当サイトのフィボナッチ記事を大幅加筆したものです。noteで700円で販売中。詳しくは下記記事をご覧下さい。
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②フィボナッチ・リトレースメントを利用したFXトレードの解説書
FX用にフィボナッチ・リトレースメントの利用方法を解説したテキストですが、株式チャートの分析にも応用できるように執筆しています。

入手方法は2種類です。

1.本解説書は外為ジャパンとのタイアップ企画であり、外為ジャパンに口座開設を行い1Lot取引を行うともれなくプレゼントとなります。
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2.noteで5,400円で販売中。
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フィボナッチで相場分析できるようになると、自身の相場の見方を1つ打ち立てることができます。当然相場なので、外れることもあります。ただし相場の見方に有効な補助線を引くことができるので、間違ったなこれは・・・、と気付くことも速くなります。

手がけて見ると案外簡単で、要は知るか・知らないかの部分も多いフィボナッチの世界、これを機会に覗いてみてはいかがでしょうか?

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