みずほFG(みずほ銀行)株価の今後の見通しと予想(2017年5月16日版)

 みずほ銀行を中核とするみずほフィナンシャルグループ(みずほFG:8411)の株価の今後を予想してみました。日本を代表する大手金融機関のみずほグループですが、なかなか株価が上がらないことでも有名?

 日本を代表する大手金融機関のみずほグループ。アベノミクス景気以降、さすがに不良債権云々の問題は聞かなくなりましたが、なかなか株価が上がらないことでもその筋では有名。とは言え、2016年11月のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選を手にしたとともにスタートしたトランプ相場で、みずほFG株は上昇。節目の200円を回復しました。しかしその後はこれまで通り、上がらない株、に逆戻り。それほど下がっていないのが救いではありますが。

 高い配当があることから個人投資家に非常に人気の高いみずほFG株。今後の行方は常に注目を浴びています。現状のレンジ相場を今後上に抜けるのか、下に抜けるのかに注目です。(2017年2月6日更新)

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みずほフィナンシャルグループの業績推移

 まず最初にみずほFGの過去の業績推移を見てみます。

 2015/3期に1兆円もの経常利益をあげたみずほFGですが、その後は2期続けての減益。日銀がマイナス金利を導入しているため、銀行にとっては逆風の環境であり、やむを得ない面があります。18/3期についても当期純利益550,000百万円を計画しており、3期連続の減益が予想されています。

 企業等にお金を貸して、その金利で稼ぐという銀行にとっては、マイナス金利が解消されない限り、厳しい事業環境は続くと考えられます。

みずほフィナンシャルグループの配当金推移、配当利回りが高いみずほFG株

 みずほFGの配当金はこれまで下記のように推移しています。

みずほフィナンシャルグループの1株当たり配当金推移
2010/3期8.0円→期末8.0円
2011/3期6.0円→期末6.0円
2012/3期6.0円→中間3.0円+期末3.0円
2013/3期6.0円→中間3.0円+期末3.0円
2014/3期6.5円→中間3.0円+期末3.5円
2015/3期7.5円→中間3.5円+期末4.0円
2016/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2017/3期7.5円→中間3.75円+期末3.75円
2018/3期(予想)7.5円→中間3.75円+期末3.75円

 2010/3期1株当たり8円配当だったみずほFG株ですが、その後は6円配当で推移。2014/3期に6.5円と増配し、2015/3期に7.5円まで増加。そして2017/3期、2018/3期(予想)も7.5円の配当となっています。

 みずほFGの株価を200円で計算すると配当利回り約3.7%。

 実はみずほFGは高配当銘柄と言えます。みずほFGクラスの大型株が配当利回り約3.7%ってなかなかありません。実は当サイトの中でも、こちらのみずほFGの株価分析記事、人気記事なのですが案外そんな所に理由があるかもしれません。

みずほフィナンシャルグループの株価推移と高値と安値

 3行合併の効果を活かしきれていない、とも言われているみずほFG、まずは過去10年分の株価チャートを見てみます。

16.8.25みずほFG株価-月足-min
「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」、以下同様
※関連記事:マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

 このチャートを見ると、みずほFGの株価は上がらない・・・、と言うイメージが持たれるのもやむを得ない状態。ここ10年でのみずほFGの最高値と最安値は下記となります。

・みずほFG株価の最高値→1,010円(2006年7月)
・みずほFG株価の最安値→98円(2011年11月)

 
 尚、2017年5月15日の終値は207.1円でした。

 上の株価=理想ばかり見ていても、どうにもならないので、次に現実的に5年分の月足チャートを見てみます。

 5年の月足チャートを見ると、2016年に入って下落しているみずほFGの株価ですが、これまでの上昇の押し目をつけている、と考えられなくもありません。10年の株価推移で見ると、現在の株価水準はお話になりませんが、5年で見た時にどう判断するかが、分析のポイントと言えそうです。

 ちなみに上記の5年月足チャート、みずほFGの株を既に持っていると、一旦押し目を付けて今後上昇しそうに見えるチャートの形になっています。けど売り目線でみれば、逆に下落が一旦止まった所と見えます。

 人間のパータン認識能力は、結構自分に都合よく解釈してしまいますが、それが体験できるチャートの形ではないかと。

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みずほFG株価の現状認識

 みずほFGの株価は、現在190~220円付近のレンジ相場に位置しています。


 
 4月に一旦下に抜けるか、という場面がありましたが、スグに上昇。そして再度200円まで値が戻り、現在に至っています。

 よって目先のみずほFGの株価は、190~220円付近で形成しているレンジ相場をどちらに抜けるのか、というのが大きなポイントとなります。

 では次に、この先みずほFG株価が上昇を続けた場合と下落するケースについて、考えてみます。

みずほFGの株価が上昇を続ける場合

 みずほFGの株価が今後も上昇を続ける場合のポイントは、週足チャートにフィボナッチ・リトレースメントを引くと一目瞭然。尚、フィボナッチ・リトレースメントについては下記をご参照ください。

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フィボナッチ・リトレースメントでの相場分析方法について

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 リトレースメント61.8%の230円付近は以前サポレジを形成しており、16年11~12月の上昇時に跳ね返されています。よって今後上昇となった場合、まずは61.8%の230円付近を上に抜けることができるかどうかがポイント。
 そして次はフィボナッチの教科書通り76.4%から88.6%の250円~270円付近がポイント。みずほFGは前回の下落の際に230~260円付近でレンジ相場を形成しかけており、今後上昇の最は230~260円付近の以前のレンジ相場が意識される可能性が高いと考えられます。
  
 そして上記のポイントを全て上に抜けて行くと、目先の高値280円到達となります。

みずほFGの株価が下落する場合

 既にトランプ相場も一息入れており、今後株式市場自体が下落に転じると、みずほFG株も下落を免れません。そんな訳で次は、下落のケースを考えてみます。

 下落の場合は、目先抜けたと思われる140~190円のレンジ相場は抜けていなかった(ダマシだった)、ということになります。

 よってまずはレンジ相場の上限190円付近がポイント。下がってもココで止まればどうにかレンジ相場の上ブレイクを維持、とはなります。190円付近はフィボナッチ・リトレースメント38.2%のある200円付近に近接しているので、下落してもこの付近で止まる可能性は高いと言えます。

 しかしながら更に下落すると、当然目指すはレンジ相場の下限の140円付近。

 そして120~140円のゾーンを完全に下に抜ければ、待っているのは最安値の98円ということになります・・・。

3本RCIでみずほFGの株価を見てみる

 3本RCIでみずほFGの株価を見てみます。黄色の長期戦、青色の中期線、赤色の短期線を表示させてありますが、週足で見るとトランプ相場開始時は、長期線と中期線が上昇中の所で、短期線が立ち上がって買いのタイミングだったということが分かります。

 エントリータイミングを計るのに3本RCIは結構使えます。みずほFGの週足で3本RCIで入れそうな部分を白い四角で囲ってみました。百発百中とは当然行きませんが、その辺りのテクニカルよりも遥かにうまく相場の押し目をとらえています。

 ご興味あればトレードステーションで3本RCIを設定して使ってみてください。面白いですよ、ホント。

みずほフィナンシャルグループの株価まとめ

 メガバンクの株価は、メガバンク単独と言うより、日本全体の株価動向に連動することが多いため、みずほFGの株価の大幅な上昇や下落は、日本株全体の流れに左右されます。
 しかしながら、それぞれの銘柄には独特の株価の節目があり、そこを知った上で株の売買を行えば、勝ち易くなる、と考えられます。

 トランプ相場によって200円台まで上昇したみずほFG株価ですが、その後の値動きはレンジ相場入りして停滞しています。この先、レンジ相場を脱して新しく発生するトレンドは上か下か。

 今後もみずほFGの株価には注目して行きたいと思います。(約3ヶ月に1回記事を更新しています)

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