ソフトバンク株価の今後の見通しと予想(2018年11月6日版)

株の取引をする人ならば、殆どの人が気になっているのがソフトバンク(ソフトバンクグループ9984)の株価。

大統領就任前のトランプ大統領と会ったり、サウジアラビアと1兆円を超える投資ファンドを組成したり、子会社のスプリントを使いアメリカの通信業界に再編を仕掛けたり等、ソフトバンク孫社長は携帯電話会社というより投資会社として現在アクセル全開の状況。

そんな孫社長に引っ張られるように株価も上昇し、2018年9月は遂に一旦11,500円と高値を更新。しかし高値水準を維持できずそのまま下落に転じています。。

ソフトバンク株価は今後順調に上昇を開始するのか、それとも現在の水準に跳ね返されて下落するのか。今後のソフトバンクの株価の今後の見通しを予想してみました。(2018年11月6日更新)

 

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ソフトバンクの業績推移

株価を見る前にソフトバンク(グループ)の業績推移を見てみます。3期分の業績は下記のように推移しています。

2015/3期 売上高8,504,135百万円、税前利益1,213,035百万円、当期純利益668,361百万円
2016/3期 売上高8,881,777百万円、税前利益919,161百万円、当期純利益474,172百万円
2017/3期 売上高8,901,004百万円、税前利益712,526百万円、当期純利益1,426,308百万円
2018/3期 売上高9,158,765百万円、税前利益384,630百万円、当期純利益1,237,812百万円

ソフトバンクの業績は17/3期と18/3期と2期続けて当期純利益が何と1兆円超え!スッゲー、ただし投資会社としての性格も有するソフトバンクの財務数値は、株式の評価益やら売却益やら色々な要素が複雑に絡み合っているので、他の事業会社と同じように考えるのは危険。ま、それでも当期純利益1兆円オーバーはトヨタ自動車に次ぐ利益額なので、すごいことには間違いありません。

しかしながら借金10兆円を超える借金大王でもあるソフトバンク(18/3期末時点で13兆円)、ちゃんと財務分析をするのであれば貸借対照表(B/S)の分析も必須となります。ご興味あれば下記もどうぞ。

またサウジアラビア政府系のファンドと設立した所謂10兆円ファンド。ウーバーに投資したりと、アップルやグーグル他と並び、今やソフトバンクは世界に名だたる投資家として世界に知られています。

ソフトバンク株価の最高値と最安値の確認

まず最初にここ10年月足チャートでソフトバンクの株価の最高値と最安値の確認をしてみます。


「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション
※関連記事:マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

最高値11,500円(2018年9月)
最安値636円(2008年10月)

2008年から2013年にかけて、600円台から9,000円台と一気に約15倍となったソフトバンク株。これだからソフトバンク株はやめられません。けど2013年に9,320円という最高値を付けた後は、一転下落トレンド入り。

その後長らくレンジ相場が続き、最高値が超えるに越えられない状態となっていましたが、遂に2017年10月にそれまでの高値9,320円を突破し、新高値10,550円を付けるに至ります。

更に今年(2018年)夏以降、再び上昇に入り9月に高値を更新し11,500円に到達。しかし高値の更新をしたものの、スグに跳ね返される形となり現在に至っています。

尚、2018年11月5日の終値は8,747円となっています。

 直近高値を9月に更新したソフトバンク株。再上昇への号砲となるのか、チャート的にはWトップとなり反落するのか。今後のシナリオを考える前に、今後の株価を考えるために抑えておくべきポイントを考えてみます。

ソフトバンク株価を考える上でのポイント、高値を更新中

ソフトバンクの株価は2017年10月の高値10,550円を2018年9月に11,500円と更新しています。この意味は非常に重いです。

素直に考えれば、そのまま再度上昇を開始する、と見ることができますし、意地悪く考えれば、高値更新で上昇も一服しその後下落する、と考えることができます。

相場は高値や安値を更新しながら階段状に進んで行く、というダウ理論的に考えれば、ソフトバンクの株価は現在の下落をこなした後で、再度上昇する、との結論に至ります。

ダウ理論が毎回毎回当てはまる訳ではありませんが、相場構成としてダウ理論の存在を踏まえるのはチャート分析の初めの一歩です。

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ソフトバンク株価の今後予想される値動き

 上記のソフトバンクの株価のポイントを利用して、今後予想される株価の値動きを考えてみました。

高値11,500円を更新し上昇トレンドへ

9月の最高値11,500円を再度上にブレイクして株価が伸びるパターンです。皆が期待しているシナリオとなります。

月足で見ると、実は現在の円水準を完全に上方ブレイクするって、ソフトバンクの株価の歴史の中では、歴史的な出来事、ということが理解できます。

過去を振り返れば、ソフトバンクの株価は2000年のITバブルの頃と比べるとまだ全然安いのですが、それでも9,320円を上方ブレイクすると、新しい歴史が始まる、と言うことが月足チャートから見て取れます。

それでは今後更に上昇を継続の場合、次のポイントとなる株価はどこか?

過去、フィボナッチ・リトレースメントが効いていた基点を取って、そこからフィボナッチ・エクステンションを引いたのが下記。尚、フィボナッチ・リトレースメントについては下記をご参照ください。

関連記事
フィボナッチ・リトレースメントでの相場分析方法について

フィボナッチを利用したFXトレードの解説書を作成しました!

高値更新後11,500円で反転していますが、現状戻しの域でありトレンド転換に至ってはいません。本状況下から11,500円=フィボナッチ・エクステンション128.2%の可能性を考え、フィボナッチのラインを当てたのが下記。


・ソフトバンクG月足チャート

若干強引に引いた面は否定できませんが、効いているラインを探す、というのが管理人流のフィボナッチラインの引き方なので、まぁこんな考えもあるよ、という感じでご覧ください。

既にフィボナッチ・エクステンション128.2%の11,500円で反応して反落しており、次のターゲットはエクステンション161.8%の14,000円付近、と算出することができます。

少々距離があるなー、という感もありますが月足ベースなので、時間かけて達成する可能性は否定できません。上昇トレンドにはなっているソフトバンクの株価、面白い展開となることを期待したいものです。

7,700円を明確に割れてトレンドが転換する

ソフトバンクの株価、下の方向を見ると7,700円付近が重要なゾーンとなっています。過去何度も反応していますし、現在の上昇トレンドは7,700円付近からスタートしています。

よって今後下落の際に7,700円付近を維持できるかどうかが大きなポイントとなります。今後7,700円付近を明確に割れてくると、下落トレンド転換の可能性が高くなります。


・ソフトバンクG月足チャート

本シナリオはフィボナッチ・エクステンション161.8%到達後の下落にも当てはまりますし、大きな下落に見舞われるのはエクステンション161.8%達成後となるケースが多くなります。

7,700円付近を割れて、次のサポート&レジスタンス(サポレジ)である5,800円付近で反転して7,700円付近がサポレジ転換となり天井となる、キレイな下落となった場合はこんな値動きが予想できます。ただし下落の時ってズドンと下落するケースも当然生じます。その場合でもサポレジの5,800円付近を明確に割れるかどうかがポイントになると考えられます。

3本RCIでソフトバンクの株価を見てみる

テクニカル指標の3本RCIを使ってソフトバンクの株価を見てみます。

3本RCIでエントリー可能な部分を白い四角で囲んでみました。


・ソフトバンクG週足チャート

3本RCIを使えば2018年7月からの上昇相場も取れていた可能性が高いです。

3本RCIにご興味あれば、マネックス証券のトレードステーションで設定して使ってみてください。相場の戻りと押し目をうまーく拾えるケースが多いのに気付かされます。

まとめ

株式投資をしている人にとっては、どうしても気になる存在のソフトバンクの株価。
 
これまで世の中をアッと言わせてきたソフトバンクの孫社長。ただし財務的には既に借金大王となっており、これ以上の借り入れは正直厳しいという現実もあります。現在、携帯電話子会社上場の作戦進行中で、成功すればまた新しい資金調達がなされることになります。

関連記事:ソフトバンクの携帯電話子会社上場問題、ガンバレ東京証券取引所

目先は11,500円を再度上回ることができるかどうかの攻防となり、見ているだけでも面白いと思います。攻守入り乱れての売買が繰り広げらると予想され、そして結果はいずれの方向となるのか?
 
不安はありながらも、これまで常に最終的に結果を出してきたソフトバンクを率いる孫社長。目先は株価が11,500円を再度上方ブレイクし上昇トレンドに乗れるかどうかに御注目。ソフトバンクの株価は、今後も注目を続けたいと思います。

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