ソフトバンク株価の今後の見通しと予想(2018年7月25日版)

 株の取引をする人ならば、殆どの人が気になっているのがソフトバンク(ソフトバンクグループ9984)の株価。

 大統領就任前のトランプ大統領と会ったり、サウジアラビアと1兆円を超える投資ファンドを組成したり、子会社のスプリントを使いアメリカの通信業界に再編を仕掛けたり等、ソフトバンク孫社長は現在アクセル全開の状況。

 そんな孫社長に引っ張られるように株価も上昇し、2017年10月は遂に一旦2013年12月に付けた高値9,320円を上抜けて10,550円と高値を更新。しかし高値水準を上方ブレイクできずに高値水準でウロウロしています。

 ソフトバンク株価は今後順調に上昇を開始するのか、それとも現在の水準に跳ね返されて下落するのか。今後のソフトバンクの株価の今後の見通しを予想してみました。(2018年7月25日更新)

 

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ソフトバンクの業績推移

 株価を見る前にソフトバンク(グループ)の業績推移を見てみます。3期分の業績は下記のように推移しています。

2015/3期 売上高8,504,135百万円、税前利益1,213,035百万円、当期純利益668,361百万円
2016/3期 売上高8,881,777百万円、税前利益919,161百万円、当期純利益474,172百万円
2017/3期 売上高8,901,004百万円、税前利益712,526百万円、当期純利益1,426,308百万円

 ソフトバンクの業績は17/3期は当期純利益が何と1兆円超え!スッゲー、ただし投資会社としての性格も有するソフトバンクの財務数値は、株式の評価益やら売却益やら色々な要素が複雑に絡み合っているので、他の事業会社と同じように考えるのは危険。ま、それでも当期純利益1兆円オーバーはトヨタ自動車に次ぐ利益額なので、すごいことには間違いありません。

 しかしながら借金10兆円を超える借金大王でもあるソフトバンク(17/3期末時点で12兆円)、ちゃんと財務分析をするのであれば貸借対照表(B/S)の分析も必須となります。ご興味あれば下記もどうぞ。

 またサウジアラビア政府系のファンドと設立した所謂10兆円ファンド。ウーバーに投資したりと、アップルやグーグル他と並び、今やソフトバンクは世界に名だたる投資家として世界に知られています。

ソフトバンク株価の最高値と最安値の確認

 まず最初にここ10年月足チャートでソフトバンクの株価の最高値と最安値の確認をしてみます。


「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション
※関連記事:マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

最高値10,550円(2017年10月)
最安値636円(2008年10月)

 2008年から2013年にかけて、600円台から9,000円台と一気に約15倍となったソフトバンク株。これだからソフトバンク株はやめられません。けど2013年に9,320円という最高値を付けた後は、一転下落トレンド入り。
 その後長らくレンジ相場が続き、最高値が超えるに越えられない状態となっていましたが、遂に2017年10月にそれまでの高値9,320円を突破し、新高値10,550円を付けるに至ります。
 ただし高値更新後、そのままスルスル上昇とは至らず、高値付近で値動きが停滞。ここから先、株価が上昇するか・下落するか、非常に注目すべきポイントに位置しています。

 尚、2018年7月24日の終値は9,598円となっています。7月に月足ベースで一気に上昇したソフトバンクの株価は、最高値10,550円を射程圏内に入れつつあります。

 今回こそ最高値を更新して素直な上昇を見せる事になるのでしょうか?なかなか素直に上昇しきれないソフトバンクの株価。今後どんなシナリオが予想されるのか、今後のシナリオを考える前に、今後の株価を考えるために抑えておくべきポイントを考えてみます。

ソフトバンク株価を考える上でのポイント、高値を更新しており高値更新目前

 ソフトバンクの株価は2013年12月の高値9,320円を2017年10月に10,550円と更新しています。この意味は非常に重いです。

 素直に考えれば、そのまま再度上昇を開始する、と見ることができますし、意地悪く考えれば、高値更新で上昇も一服しその後下落する、と考えることができます。

 相場は高値や安値を更新しながら階段状に進んで行く、というダウ理論的に考えれば、ソフトバンクの株価は現在の下落をこなした後で、再度上昇する、との結論に至ります。

 今後実際にどうなるかは相場に決めてもらうしかありませんが、7月の上昇で最高値10,550円を射程圏内に入れています。最高値更新後に一気に上昇するかどうかは分かりませんが、ここまでくると株式市場は最高値更新を望んでいるように見えます。最後10,000円付近での株価の攻防は要注目となります。

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ソフトバンク株価の今後予想される値動き

 上記のソフトバンクの株価のポイントを利用して、今後予想される株価の値動きを考えてみました。

高値10,550円を更新し上昇トレンドへ

 10月の最高値10,550円を再度上にブレイクして株価が伸びるパターンです。皆が期待しているシナリオとなります。

 月足で見ると、実は9,320~10,550円水準を完全に上方ブレイクするって、ソフトバンクの株価の歴史の中では、歴史的な出来事、ということが理解できます。

 過去を振り返れば、ソフトバンクの株価は2000年のITバブルの頃と比べるとまだ全然安いのですが、それでも9,320円を上方ブレイクすると、新しい歴史が始まる、と言うことが月足チャートから見て取れます。

 それでは今後更に上昇を継続の場合、次のポイントとなる株価はどこか?

 過去、フィボナッチ・リトレースメントが効いていた基点を取って、そこからフィボナッチ・エクステンションを引いたのが下記。尚、フィボナッチ・リトレースメントについては下記をご参照ください。

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 第1ターゲットはエクステンション128.2%の11,800円付近
 第2ターゲットはエクステンション161.8%の14,500円付近

 ただし月足ベースなので、相当大雑把な計測なのでご注意を。

 とは言え、上昇トレンドにはなっているソフトバンクの株価、面白い展開となることを期待したいものです。

高値のゾーンで下に跳ね返される

 次は9,320円と9,521円の高値ゾーンで跳ね返されるパターンとなります。

 その場合は過去のサポレジが効いている7,000円がポイント。

 7,000円まで下がって再度高値チャレンジという体制となるのか、更にそこから下げていくのかは現状では分かりません。一度7,000円まで下がって、再度10,550円にチャレンジ、という可能性も十分あります。

 ただし7,000円を割れてくるとサポレジも下抜けするので、株価的には更なる下落も予想される状態になります。そして7,000円から下となると5,000~5,500円がフィボナッチ・リトレースメント76.4~88.6%のゾーンであり、一旦本部分まで下落する可能性があります。

 ちなみに斜めのトレンドラインを引いておきました。7月で斜めに下落のトレンドラインを上方にブレイクが発生しています。このまま上昇を続けてほしい所ですが、昨年11月に最高値を更新したものの、その後すぐに下落しているため。最高値を今後更新したからと言って、そのまま上昇が続く訳ではないので注意が必要です。

3本RCIでソフトバンクの株価を見てみる

 テクニカル指標の3本RCIを使ってソフトバンクの株価を見てみます。

 3本RCIでエントリー可能な部分を白い四角で囲んでみました。

近年トレンドが出ない相場が続いていたソフトバンクの株価ですが、それでも3本RCIを使えば、適宜トレードのタイミングがあったことが分かります。
 
尚、RCI的には現在は既に下落トレンド入りの状態。まさに2018年早々、売りシグナルが点灯していました。

 3本RCIにご興味あれば、マネックス証券のトレードステーションで設定して使ってみてください。相場の戻りと押し目をうまーく拾えるケースが多いのに気付かされます。

高値10,550円を更新後に更に株価が上昇するかに注目

 パッとソフトバンクのチャートを見ると、株価は上に行きたがっているのでは?、というチャートの状態です。高値10,550円目前の水準であり、ここまで来ると一旦は10,550円を狙いに行くのではないかな、と思います。

 ただし一旦高値を更新するだけであれば、株価的には何も面白くありません。トリプルトップで株価下落、なんてパターンの可能性もありますので。やはりここは高値10,550円を更新して、その後の株価の更なる伸びに期待したい所です。

 高値10,550円を射程圏内に捉えたソフトバンクの株価が、今後こそ高値更新後に更なる株価の伸びを見せる事ができるのか、という点に今後大いに注目したいと思います。

 個人的にはあまりよいイメージないのですが(ソフトバンクの携帯電話子会社上場問題、ガンバレ東京証券取引所)、ソフトバンクの携帯電話子会社のIPO準備が進んでいることから、携帯子会社のIPO決定そして成功が株価の上昇の契機となって一気に上昇、というのがベストシナリオのような感がします。当然、途中米中貿易摩擦の悪化で株式市場が一気に下落しそれどころではなくなってしまう可能性もありますが。

 いずれにしてもソフトバンクの株価は、注目を要するポイントに位置しています。
 

まとめ

 株式投資をしている人にとっては、どうしても気になる存在のソフトバンクの株価。
 
 これまで世の中をアッと言わせてきたソフトバンクの孫社長。ただし財務的には既に借金大王となっており、これ以上の借り入れは正直厳しいという現実もあります。現在、携帯電話子会社上場の作戦進行中で、成功すればまた新しい資金調達がなされることになります。

関連記事:ソフトバンクの携帯電話子会社上場問題、ガンバレ東京証券取引所

 目先は10,550円を再度上回ることができるかどうかの攻防となり、見ているだけでも面白いと思います。攻守入り乱れての売買が繰り広げらると予想され、そして結果はいずれの方向となるのか?
 
 不安はありながらも、これまで常に最終的に結果を出してきたソフトバンクを率いる孫社長。目先は株価が10,550円を再度上方ブレイクし上昇トレンドに乗れるかどうかに御注目。ソフトバンクの株価は、今後も注目を続けたいと思います。

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