ソフトバンク株価の今後の見通しと予想(2017年8月24日版)

 株の取引をする人ならば、殆どの人が気になっているのがソフトバンク(ソフトバンクグループ9984)の株価。

 大統領就任前のトランプ大統領と会ったり、サウジアラビアと1兆円を超える投資ファンドを組成したり、子会社のスプリントを使いアメリカの通信業界に再編を仕掛けたり等、ソフトバンク孫社長は現在アクセル全開の状況。

 そんな孫社長に引っ張られるように株価も上昇し、遂に一旦2013年12月に付けた高値9,320円を上抜け。その後、株価は下落しましたが依然として高値水準に位置しています。

 ソフトバンク株価は今後順調に上昇を開始するのか、それとも天井に跳ね返されて下落するのか。今後のソフトバンクの株価の今後の見通しを予想してみました。(2017年8月24日更新)

 

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ソフトバンクの業績推移

 株価を見る前にソフトバンク(グループ)の業績推移を見てみます。3期分の業績は下記のように推移しています。

2015/3期 売上高8,504,135百万円、税前利益1,213,035百万円、当期純利益668,361百万円
2016/3期 売上高8,881,777百万円、税前利益919,161百万円、当期純利益474,172百万円
2017/3期 売上高8,901,004百万円、税前利益712,526百万円、当期純利益1,426,308百万円

 ソフトバンクの業績は17/3期は当期純利益が何と1兆円超え!スッゲー、ただし投資会社としての性格も有するソフトバンクの財務数値は、株式の評価益やら売却益やら色々な要素が複雑に絡み合っているので、他の事業会社と同じように考えるのは危険。ま、それでも当期純利益1兆円オーバーはトヨタ自動車に次ぐ利益額なので、すごいことには間違いありません。

 しかしながら借金10兆円を超える借金大王でもあるソフトバンク(17/3期末時点で12兆円)、ちゃんと財務分析をするのであれば貸借対照表(B/S)の分析も必須となります。ご興味あれば下記もどうぞ。

 尚、トランプ次期大統領との面談で打ち上げたアメリカでの5兆円投資の話、何の不思議もなくてて、既に設立を発表している約10兆円のファンド(主なスポンサーはサウジアラビア)でアメリカの企業に投資する、というお話です。

 だからソフトバンクとしては基本的に新しい持ち出しの資金はゼロ。

 10兆円のファンドという規模を考えると、世界を見渡してもそんなデカイお金の使い道はアメリカ中心にならざるを得ないので、孫社長もうまーく宣伝したなぁ、と思います。この報道をきっかけにソフトバンクの株価は上昇しているので、孫社長の作戦勝ちですね。

ソフトバンク株価の最高値と最安値の確認

 まず最初にここ10年月足チャートでソフトバンクの株価の最高値と最安値の確認をしてみます。


「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション
※関連記事:マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

最高値9,521円(2017年6月)
最安値636円(2008年10月)

 2008年から2013年にかけて、600円台から9,000円台と一気に約15倍となったソフトバンク株。これだからソフトバンク株はやめられません。けど2013年に9,320円という最高値を付けた後は、一転下落トレンド入り。
 その後長らくレンジ相場が続き、最高値が超えるに越えられない状態となっていましたが、遂に2017年6月にそれまでの高値9,320円を突破し、新高値9,521円を付けるに至ります。
 ただし高値更新後、そのままスルスル上昇とは至らず、高値付近で値動きが停滞。ここから先、株価が上昇するか・下落するか、非常に注目すべきポイントに位置しています。

 尚、2017年8月23日の終値は8,799円となっています。

 高値を更新したソフトバンクの株価。今後どんなシナリオが予想されるのか、今後のシナリオを考える前に、今後の株価を考えるために抑えておくべきポイントを考えてみます。

ソフトバンク株価を考える上でのポイント、高値を更新している

 ソフトバンクの株価は2013年12月の高値9,320円を2017年6月に9,521円と更新しています。この意味は非常に重いです。

 素直に考えれば、そのまま再度上昇を開始する、と見ることができますし、意地悪く考えれば、高値更新で上昇も一服しその後下落する、と考えることができます。

 相場は高値や安値を更新しながら階段状に進んで行く、というダウ理論的に考えれば、ソフトバンクの株価は現在の下落をこなした後で、再度上昇する、との結論に至ります。

 今後実際にどうなるかは相場に決めてもらうしかありませんが、過去の高値を一旦でも更新している、という事実は非常に重要です。

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ソフトバンク株価の今後予想される値動き

 上記のソフトバンクの株価のポイントを利用して、今後予想される株価の値動きを考えてみました。

高値9,521円を更新し上昇トレンドへ

 6月の最高値9,521円を再度上にブレイクして株価が伸びるパターンです。皆が期待しているシナリオとなります。

 月足で見ると、実は9,320円の上方ブレイクって、ソフトバンクの株価の歴史の中では、歴史的な出来事、ということが理解できます。

 過去を振り返れば、ソフトバンクの株価は2000年のITバブルの頃と比べるとまだ全然安いのですが、それでも9,320円を上方ブレイクすると、新しい歴史が始まる、と言うことが月足チャートから見て取れます。

 それでは今後更に上昇を継続の場合、次のポイントとなる株価はどこか?

 過去、フィボナッチ・リトレースメントが効いていた基点を取って、そこからフィボナッチ・エクステンションを引いたのが下記。尚、フィボナッチ・リトレースメントについては下記をご参照ください。

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 第1ターゲットはエクステンション128.2%の11,800円付近
 第2ターゲットはエクステンション161.8%の14,500円付近

 ただし月足ベースなので、相当大雑把な計測なのでご注意を。

 とは言え、上昇トレンドにはなっているソフトバンクの株価、面白い展開となることを期待したいものです。

高値のゾーンで下に跳ね返される

 次は9,320円と9,521円の高値ゾーンで跳ね返されるパターンとなります。

 その場合は過去のサポレジが効いている7,000円がポイント。

 7,000円まで下がって再度高値チャレンジという体制となるのか、更にそこから下げていくのかは現状では分かりません。一度7,000円まで下がって、再度9,521円にチャレンジ、という可能性も十分あります。

 ただし7,000円を割れてくるとサポレジも下抜けするので、株価的には更なる下落も予想される状態になります。

3本RCIでソフトバンクの株価を見てみる

 テクニカル指標の3本RCIを使ってソフトバンクの株価を見てみます。

 3本RCIでエントリー可能な部分を白い四角で囲んでみました。

 まさに現状、RCIで買いシグナル点灯を待つ状態。長期RCI(黄色)が天井で上昇トレンド、中期RCI(青色)が上昇中、短期RCI(赤色)が下落で、長期と中期のRCIで今の状況が続いて短期RCIが上向きになれば、買いシグナル発生となります。

 近年トレンドが出ない相場が続いていたソフトバンクの株価ですが、それでも3本RCIを使えば、適宜トレードのタイミングがあったことが分かります。
 
 3本RCIにご興味あれば、マネックス証券のトレードステーションで設定して使ってみてください。相場の戻りと押し目をうまーく拾えるケースが多いのに気付かされます。

まとめ

 株式投資をしている人にとっては、どうしても気になる存在のソフトバンクの株価。
 
 これまで世の中をアッと言わせてきたソフトバンクの孫社長。ただし財務的には既に借金大王となっており、これ以上の借り入れは正直厳しいという現実もあります。

 目先は9,510円を再度上回ることができるかどうかの攻防となり、見ているだけでも面白いと思います。攻守入り乱れての売買が繰り広げらると予想され、そして結果はいずれの方向となるのか?
 
 不安はありながらも、これまで常に最終的に結果を出してきたソフトバンクを率いる孫社長。目先は株価が9,512円を再度上方ブレイクし上昇トレンドに乗れるかどうかに御注目。ソフトバンクの株価は、今後も注目を続けたいと思います。

・株価チャート見るなら上記で利用したマネックス証券のトレードステーションがオススメです。上記で解説の3本RCIを始めとするテクニカル指標はもちろん、フィボナッチラインも引きたい放題です。チャートソフトとして秀逸なので、一度お試しください。
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