ソフトバンク株価の今後の見通しと予想(2016年12月9日版)

 株の取引をする人ならば、殆どの人が気になっているのがソフトバンク(ソフトバンクグループ9984)の株価。

 12月に入り、突如トランプ次期大統領と面談を行いアメリカに約5兆円を投資する!、と発表して世間をアッと言わせたソフトバンク孫社長。そして株価は孫社長とトランプ次期大統領との面談を号砲に上昇を開始。

 さすがは孫社長と言わしめた今回の演出、このままソフトバンクの株価は上昇を続けるのか?それとも一時のダマシとなってしまうのか?

 ファンダメンタル的には、買収した米国の携帯電話が足を引っ張っているのか?、とも思いますが、果たしてチャートだけ見た場合、今後の株価の予想はどうなるのか?

 そんなソフトバンクの株価の今後の見通し予想してみました。(2016年12月9日更新)

 

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ソフトバンクの業績推移

 株価を見る前にソフトバンク(グループ)の業績推移を見てみます。3期分の業績は下記のように推移しています。

14/3期売上高6,666,651百万円、経常利益932,367百万円、当期純利益527,035百万円
15/3期売上高8,670,221百万円、経常利益1,277,045百万円、当期純利益668,361百万円
16/3期売上高9,153,549百万円、経常利益1,005,764百万円、当期純利益474,172百万円

 ソフトバンクの業績16/3期は増収となりましたが減益決算となっています。それでも経常利益1兆円オーバー。

 ただしソフトバンクは各種財務テクニックを駆使していることで有名なので、傾向値を見る、という見方が大切ではないかな、と思います。その観点で見ると、売上は増加中で経常利益1兆円前後を維持、という姿になるのでは。

 しかしながら借金10兆円を超える借金大王でもあるソフトバンク、ちゃんと財務分析をするのであれば貸借対照表(B/S)の分析も必須となります。ご興味あれば下記もどうぞ。

 尚、トランプ次期大統領との面談で打ち上げたアメリカでの5兆円投資の話、何の不思議もなくてて、既に設立を発表している約10兆円のファンド(主なスポンサーはサウジアラビア)でアメリカの企業に投資する、というお話です。

 だからソフトバンクとしては基本的に新しい持ち出しの資金はゼロ。

 10兆円のファンドという規模を考えると、世界を見渡してもそんなデカイお金の使い道はアメリカ中心にならざるを得ないので、孫社長もうまーく宣伝したなぁ、と思います。この報道をきっかけにソフトバンクの株価は上昇しているので、孫社長の作戦勝ちですね。

ソフトバンク株価の最高値と最安値の確認

 まず最初にここ10年月足チャートでソフトバンクの株価の最高値と最安値の確認をしてみます。

「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション
※関連記事:マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

最高値9,330円(2013年5月)
最安値636円(2008年10月)

 2008年から2013年にかけて、600円台から9,000円台と一気に約15倍となったソフトバンク株。これだからソフトバンク株はやめられません。けど2013年に9,330円という最高値を付けた後は、一転下落トレンド入り。2014年はレンジ相場、2015年はジリジリと下落が継続。2016年に入り漸く反発の兆しが見えつつあるような、チャートの状態になっています。

 そして2016年8月のアームの買収発表を契機に、株価は上昇を開始、そして12月のトランプ次期大統領との面談を契機に更に株価は上昇しています。

 そして足元の状態、4年の週足チャートは下記の状態

 2015年後半に7,000円付近を底割れして一気に4,000円台まで下落したソフトバンク株ですが、2016年2月に反転。そして現在は底割れ前の7,000~8,000円のレンジゾーンまで再度登って来た状態となっています。

 尚、2016年12月8日の終値は7,792円となっています。 

 足元では、底割れから復活してきた状態のソフトバンクの株価。今後どんなシナリオが予想されるのか、今後のシナリオを考える前に、今後の株価を考えるために抑えておくべきポイントを考えてみます。

ソフトバンク株価を考える上でのポイント

 今後のソフトバンクの株価を考える際に、ポイントとなるであろう部分を以下に2点取り上げてみました。

7,000円付近のサポレジ

 上昇を期待したいソフトバンク株ですが、すぐ上に気を付けるべきサポート&レジスタンス(サポレジ)が存在しています。

 7,000円付近のサポレジに要注意。

 長く7,000円付近のゾーンがサポート&レジスタンスとして機能しており、更にサポレジ転換も発生しています。現在は孫社長とトランプ次期大統領との面談を契機に7,000円のサポレジをビヨーンと上方ブレイクした形となっていますが、これが確定するかどうかが最大のポイント。

 7,000円超えが確定すれば、再度のサポレジ転換となり、7,000円のゾーンがサポートとなり下がりにくくなる可能性が高くなります。現在は、孫社長とトンランプ大統領との面談という話題性の突発要因で株価が上がっている面が多分にあるため、現在の値位置を維持できるかどうかは、今後のソフトバンクの株価を考える上で、非常に重要なポイントとなります。

まだフィボナッチ・リトレースメント76.4%を付けていない

 サポレジの7,000円付近まで戻って来たソフトバンク株。2月に4,133円という安値を付けており、ココが安値の反転地帯か?、と思いたいのが人情。しかしながら、フィボナッチ・リトレースメントの観点から見ると、まだ上昇相場に反転するには下落が少し足りていません。

16.9.6ソフトバンク株価-リトレースメント1-min

 当然、このまま株価は上昇、というシナリオも考えられますが、フィボナッチの教科書的に考えると、仮にソフトバンク株が上昇するとしても、再度下落してフィボナッチ・リトレースメント76.4~88.6%のゾーンを着けてから上昇、という状態になっても何の不思議もありません。
 
 丁度上方のサポレジに到達して上にブレイクしつつあるソフトバンクの株価。しかし再度一旦下落して、その後の上昇が本物の上昇、というシナリオは充分ありえます。

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ソフトバンク株価の今後予想される値動き

 上記のソフトバンクの株価のポイントを利用して、今後予想される株価の値動きを考えてみました。

サポレジを上に抜けて上昇

 既に7,000円付近のサポレジを上昇ブレイクしつつあるソフトバンクの株価が、このまま上昇するケースを考えてみます。
 そのまま上昇の場合、最初のポイントとなるのは直近の高値と安値で引いたフィボナッチ・リトレースメント76.4~88.6%%の8,000~8,700円付近。8,700円付近は過去のレンジ相場の上限でもあります。

 大きな陽線が出ており、ローソク足的には上に行きたがっているようにしか見えませんが、76.4~88.6%%の8,000~8,700円付近で停滞することなく、更に上を目指すようだと2013年12月に付けた9,320円という直近の高値を目指すことになります。

下落してフィボナッチ・リトレースメント76.4~88.6%へ

 ソフトバンクの株価が下落の場合は簡単で、その場合は目指せフィボナッチ・リトレースメント76.4~88.6%の2,900~3,800円となります。

 さすがにここまだ再度下がる可能性は少ないかな、と思わないでもありませんが、現状イベント的に株価が上昇している面があるので、何らかの拍子に期待が失望に変われば株価急落の可能性は残っているので、ご注意ください。

3本RCIでソフトバンクの株価を見てみる

 テクニカル指標の3本RCIを使ってソフトバンクの株価を見てみます。

 3本RCIでエントリー可能な部分を白い四角で囲みましたが、今回の株価急騰に事前に乗ることができていました。

 近年トレンドが出ない相場が続いていたソフトバンクの株価ですが、それでも3本RCIを使えば、適宜トレードのタイミングがあったことが分かります。
 3本RCIにご興味あれば、マネックス証券のトレードステーションで設定して使ってみてください。相場の戻りと押し目をうまーく拾えるケースが多いのに気付かされます。

まとめ

 株式投資をしている人にとっては、どうしても気になる存在のソフトバンクの株価。
 
 これまで世の中をアッと言わせてきたソフトバンクの孫社長。トランプ次期大統領との面談でドカンと打ち上げ花火を上げられる所はさすがです。

 ただし財務的には既に借金大王となっており、これ以上の借り入れは正直厳しいという現実もあります。

 不安はありながらも、これまで常に最終的に結果を出してきたソフトバンクの孫社長。そんな孫社長が率いるソフトバンクの株価は、今後も注目を続けたいと思います。

ソーシャルレンディングという選択肢について

 上昇してきたソフトバンク株に飛び乗るのはリスクが高いと思うけど、何かしら投資はしたい・・・。そんな方がおられれば、現在話題になりつつあるソーシャルレンディングの投資を研究してみては?

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