トヨタ自動車株価の今後の見通しと予想(2018年4月18日版)

 自動運転や電気自動車など、自動車業界を巡る環境が激変しています。テスラの株価はさすがに上がりすぎですが。

 環境激変の中、トヨタ自動車もダイハツの完全子会社化・スズキやマツダとの提携等、矢継ぎ早に生き残りのための手を尽くしています。またトランプ政権発足当初は、トヨタが一時攻撃の矢面に立つことになりましたが、どうやら嵐は過ぎ去ったようです。

 変化する業界環境の中、トヨタは強さを維持することができるのか?そんなトヨタの株価は今後どうなるのか、フィボナッチを利用して考えてみました。(2018年4月18日更新)
  

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トヨタ自動車の業績推移

 リーマンショック後のアメリカでのリコール問題から完全復活を遂げたトヨタ自動車。ここ6年での業績は下記のように推移をしています。

 15/3期、16/3期の2期連続で当期純利益で2兆円超えたトヨタですが、17/3期はアメリカ市場が振るわず2~3割の減益。当期純利益も1.8兆円と2兆円割れ。とは言え、減益で税金払った後でも利益が1.8兆円ある訳ですから、トヨタという会社はホントすごいと思います。

 しかしながら、2018/3期も約2割の減益予想。アメリカの景気もそろそろピークアウトの感もありますし、アメリカの自動車販売台数の鈍化の記事もチラホラ見るようになっており、トヨタは業績予想を保守的に出しています。

トヨタ自動車の配当金推移

 トヨタ自動車の1株当たり配当金は下記のように推移しています。

2017/3期210円
2016/3期210円
2015/3期200円
2014/3期165円
2013/3期90円
2012/3期50円
2011/3期50円
2010/3期45円

 1株当たり配当金も業績の回復に伴い急増しています。2010年3月期と比べると、トヨタの2017年3月期は配当金が4倍以上になっています。

 株式は本来長期保有すべきもの、と言われますが、トヨタの配当金推移を見ると、その言葉の意味が多少は分かります。

 尚、減益決算を予想している2018/3期については配当金額の予想は開示されていません。

トヨタ自動車株価推移と高値と安値

 次にトヨタ自動車の株価の過去の推移を見ます。下記はヤフーファイナンスの5年分のトヨタ自動車の株価チャート(月足)となります。

トヨタ自動車の5年分株価推移(月足チャート)

※ヤフーファイナンス

 5年分の株価推移で見ると、2012年1月頃を底に株価の上昇が開始、その後2014年1月頃に押し目を付けた後に最高値を付けた後、下落し再度上昇をしているのが現在のトヨタの株価の状況となります。

 2013年頃に6,000円付近で揉みあい状態にあったトヨタの株価ですが、足元はこの6,000円付近の揉み合いから上方に離れるかどうかの瀬戸際という状態となっています。

 次に、10年分の月足チャートでトヨタの株価推移を見てみます。


※「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」以下同様、トレードステーションについては下記をご覧ください


・トヨタ自動車株価の高値→8,783円(2015年3月)
・トヨタ自動車株価の安値→2,330円(2011年11月)
※2018年4月17日(火)時点でのトヨタの株価(終値)は6,892円

 そして2018年4月18日(水)時点での週足チャートは下記となっています。

 トヨタの株価は足元、右肩上がりのトレンドラインに支えられて上昇中。チャートの雰囲気としては悪くないですね。

トヨタ自動車の株価のポイント

 トヨタの株価を見る際のポイントは、

トレンドラインを維持して上昇を続けるのか、トレンドラインを割れて下落に転じるのか

、という点。

 トレンドラインを割れるかどうか、という非常に分かり易い状態にあります。トレンドラインを割れなければ、そのまま上昇を続ける可能性が高いですし、トレンドラインを割れてしまうと、下落方向に転じる可能性が高いです。

 当たり前と言えば当たり前ですが、トレンドライン1つの有無で、チャートの見方がまるで変ってくる、という典型例です。まっさらなチャート見ても値動きのイメージ湧きませんが、有効な補助線=トレンドラインが1本あるだけで、全然見えてくるチャートの景色が異なってきます。トレンドラインって簡単そうで、ホント奥が深いんです。

 ま、難しいことは言わず、トヨタの株価としては右肩上がりのトレンドラインの存在は要注意です。

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トヨタ自動車の株価を買い目線で見た場合

 トヨタの株価を買い目線で見る=トレンドラインを割らないケースを考えてみます。

 下記が高値と安値にフィボナッチリトレースメントを描写したチャートとなります。

 微妙に届いていませんが、トヨタの株価はフィボナッチ・リトレースメント76.4%の手前で一旦反落。その後上昇を開始して現在に至っています。チャートの状況からはリトレースメント76.4~88.6%付近にサポート&レジスタンスが存在。今後トレンドラインに沿って上昇の際は、本サポレジでの値動きが注目に値します。

 本サポレジで反転することなく上昇を続けることが出来れば、8,300円を抜け15年3月の高値8,783円を目指すことになります。

トヨタ自動車の株価を売り目線で見た場合

 次にシナリオ②トレンドラインを下抜けするケースを考えてみます。

 実はトヨタの株価は4,917円の安値を下回ると、大きな目線では下落トレンド入りが確定します。よってまずは4,917円を維持できるかどうかがポイント。

 そして4,965円を明確に下回ると、次に出てくるのが2012年~2015年の高値と安値に引いたフィボナッチ・リトレースメントの76.4~88.6%の3,000~3,800円付近。

 トヨタ株の下落の際は、4,917円のピンポイントと3,000~3,800円付近のゾーンの両者を踏まえて対応する必要があります。当然4,917円で株価が折り返す可能性も十分ありますが、4,917円を明確に下回ってくると、下落トレンド確定ということもあり、大きく下げる可能性を有している、と言うことは知っておいても損はありません。

3本RCIでトヨタの株価を見てみる

 順張りでエントリータイミングを取りやすい3本RCIを使って、トヨタ株をトレードできるかを見てみます。

 それほど判断に迷うことなくエントリーできるタイミングを白い四角で囲ってみました。よいタイミングで押し目を捉えていることが分かります。ちなみに他の銘柄に比べても、トヨタと3本RCIの相性よさげです。直近のトランプ相場も、3本RCIがあればうまくエントリーが出来ています。

 3本RCIにご興味あればトレードステーションで3本RCIを設定して使ってみてください。思った以上に使えますよ。

トヨタの株価まとめ

 目先は右肩上がりのトレンドラインに乗って上昇を続けているトヨタの株価。まずは8,000円付近のサポート&レジスタンスまで上昇して、その際の値動きに注目したいところです。

 トヨタ株は個人投資家だけでなく、GPIFといった公的資金や投資信託もタップリ買っているため、トヨタ株が上がるかor下がるかは、各方面への影響が非常に大きいため、今後の株価の行方が気になります。

 トヨタクラスの銘柄となると、日本及び世界の株式市場全体の動きに左右され、トヨタの株価の今後を更に深く考えるには、日本そして世界(特にアメリカ)の株式市場の行方も合わせて考える必要もあります。

 ともあれ、トヨタの株価チャートだけ見た場合の株価のポイントと今後の予想は、こんな所となりました。今後も当記事は定期的に更新して参ります(3ヶ月を目途に更新の予定です)。

・株価チャート見るなら上記で利用したマネックス証券のトレードステーションがオススメです。上記で解説の3本RCIを始めとするテクニカル指標はもちろん、フィボナッチラインも引きたい放題です。チャートソフトとして秀逸なので、一度お試しください。
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