トヨタ自動車株価の今後の見通しと予想(2017年8月17日版)

 リーマンショック後のアメリカでのリコール問題から、完全復活しつつあるトヨタ自動車(東証1部7203)。ライバルのフォルクスワーゲン(VW)が排ガス不正問題によるオウンゴール、三菱自動車は燃費不正発生といって不祥事も相次ぐ自動車業界にあって、着実に業績を上げているトヨタはさすがの存在と言えます。

 しかしながらアメリカでトランプ大統領が誕生し、トランプ大統領から横槍が入り再び暗雲が立ち込めつつあります。

 トランプ相場の恩恵で上昇したトヨタ株ですが、現在は下落の最中。果たして今の下落は押し目となるのか、それとも上昇のスタート地点まで戻り下手をすると下値を探る展開となってしまうのか?

 そんなトヨタの株価は今後どうなっていくのか、フィボナッチを利用して考えてみました。(2017年8月17日更新)
  

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トヨタ自動車の業績推移

 リーマンショック後のアメリカでのリコール問題から完全復活を遂げたトヨタ自動車。ここ6年での業績は下記のように推移をしています。

 15/3期、16/3期の2期連続で当期純利益で2兆円超えたトヨタですが、17/3期はアメリカ市場が振るわず2~3割の減益。当期純利益も1.8兆円と2兆円割れ。とは言え、減益で税金払った後でも利益が1.8兆円ある訳ですから、トヨタという会社はホントすごいと思います。

 しかしながら、2018/3期も約2割の減益予想。アメリカの景気もそろそろピークアウトの感もありますし、アメリカの自動車販売台数の鈍化の記事もチラホラ見るようになっており、トヨタは業績予想を保守的に出しています。

トヨタ自動車の配当金推移

 トヨタ自動車の1株当たり配当金は下記のように推移しています。

2017/3期210円
2016/3期210円
2015/3期200円
2014/3期165円
2013/3期90円
2012/3期50円
2011/3期50円
2010/3期45円

 1株当たり配当金も業績の回復に伴い急増しています。2010年3月期と比べると、トヨタの2017年3月期は配当金が4倍以上になっています。

 株式は本来長期保有すべきもの、と言われますが、トヨタの配当金推移を見ると、その言葉の意味が多少は分かります。

 尚、減益決算を予想している2018/3期については配当金額の予想は開示されていません。

トヨタ自動車株価推移と高値と安値

 次にトヨタ自動車の株価の過去の推移を見ます。下記はヤフーファイナンスの5年分のトヨタ自動車の株価チャート(月足)となります。

トヨタ自動車の5年分株価推移(月足チャート)

※ヤフーファイナンス

 5年分の株価推移で見ると、2012年1月頃を底に株価の上昇が開始、その後2014年1月頃に押し目を付けた後に最高値を付けた後、下落し再度上昇をしているのが現在のトヨタの株価の状況となります。

 2013年頃に6,000円付近で揉みあい状態にあったトヨタの株価ですが、足元はこの6,000円付近の揉み合いから上方に離れるかどうかの瀬戸際という状態となっています。

 次に、10年分の月足チャートでトヨタの株価推移を見てみます。

16.8.22トヨタ株価-10年月足-min
※「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」以下同様、トレードステーションについては下記をご覧ください


・トヨタ自動車株価の高値→8,783円(2015年3月)
・トヨタ自動車株価の安値→2,330円(2011年11月)
※2017年8月16日(水)時点でのトヨタの株価(終値)は6,194円

 そして2017年8月17日(木)時点での週足チャートは下記となっています。

トヨタ自動車の株価のポイント

 トヨタの株価を見る際のポイントは、

①2016年12月の7,215円を上抜けするか
②2016年7月の4,917円を下抜けするか

のいずれになるのか、という点。

 2015年3月の高値8,783円から下落してきて2016年7月に4,917円の安値を付けて反発しているトヨタの株価、ダウ理論的に見れば次の値動きで①となれば上昇トレンド入りとなりますし、②となれば下落トレンド継続、となります。

 正直今の時点ではどちらに行くか何とも言い難い局面ですが、上記①②が明確になれば、次の値動きも予想しやすくなります。

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トヨタ自動車の株価を買い目線で見た場合

 上記の①のシナリオ、2016年12月の7,215円を上抜けするケースを考えてみます。

 下記が高値と安値にフィボナッチリトレースメントを描写したチャートとなります。トヨタの株価は現在リトレースメント23.6%で反発して上昇を開始した状態。2016年12月の戻り高値7,215円はリトレースメント61.8%近辺となっています。

 そんな訳で今後トヨタの株価が上昇していくと仮定すれば、リトレースメント61.8%付近の7,215円を超え、次のフィボナッチのポイントであるリトレースメント76.4~88.6%の7,800~8,300円付近を目指す動きが予想されます。

 そしてリトレースメント76.4~88.6%で下落することなく上昇すれば、目指せ2015年3月の高値8,783円超えとの動きになります。

 ただリトレースメント76.4~88.6%でハーモニックパターンが形成されるので、その後の上昇の場合でも、一旦下落した後の上昇となる可能性もあります。

トヨタ自動車の株価を売り目線で見た場合

 次にシナリオ②の2016年7月の4,917円を下抜けするケースを考えてみます。

 実はトヨタの株価は4,917円を明確に下回ってくると結構大変で、その下には明確にサポート&レジスタンスになりそうな価格帯が存在しています。よって一気に下落が進む可能性を秘めています。

 大きい枠にフィボナッチリトレースメントを引いてみると、4,917円付近がリトレースメント61.8%なので次のターゲット76.4%が3,800円付近。88.6%が3,000円付近となります。

 当然4,917円で株価が折り返す可能性も十分ありますが、4,917円を明確に下回ってくると、下落トレンド確定ということもあり、大きく下げる可能性を有している、と言うことは知っておいても損はありません。

3本RCIでトヨタの株価を見てみる

 順張りでエントリータイミングを取りやすい3本RCIを使って、トヨタ株をトレードできるかを見てみます。

 それほど判断に迷うことなくエントリーできるタイミングを白い四角で囲ってみました。よいタイミングで押し目を捉えていることが分かります。ちなみに他の銘柄に比べても、トヨタと3本RCIの相性よさげです。直近のトランプ相場も、3本RCIがあればうまくエントリーが出来ています。

 3本RCIにご興味あればトレードステーションで3本RCIを設定して使ってみてください。下手なテクニカルより使えますよ。

トヨタの株価まとめ

 足元では上か下か、なかなか悩ましい値位置にあるトヨタの株価。2016年12月の7,215円を上抜けするか、2016年7月の4,917円を下抜けするか、どちらになるかが注目ポイントとなります。

 トヨタ株は個人投資家だけでなく、GPIFといった公的資金や投資信託もタップリ買っているため、トヨタ株が上がるかor下がるかは、各方面への影響が非常に大きいため、今後の株価の行方が気になります。

 トヨタクラスの銘柄となると、日本及び世界の株式市場全体の動きに左右され、トヨタの株価の今後を更に深く考えるには、日本そして世界(特にアメリカ)の株式市場の行方も合わせて考える必要もあります。

 ともあれ、トヨタの株価チャートだけ見た場合の株価のポイントと今後の予想は、こんな所となりました。今後も当記事は定期的に更新して参ります(3ヶ月を目途に更新の予定です)。

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