ソニー株価の今後の見通しと予想(2016年11月25日版)

16-11-25ソニー株価-サムネイル

 長らく元気の無かったソニーですが、最近漸く景気のよい話を聞くようになってきました。ソニー神話復活、はまだまだ時間がかかりそうですが、そうは言っても、何かやってくれるんじゃないか、という期待感を抱かせてくれるのがソニーという会社。

 そんなソニーの株価(東証1部6758)について、今後の見通しと予想を考えてみました。業績は回復基調にあるソニー、果たして業績とともに株価も上昇していくのでしょうか?足元はデコボコありながらも上昇基調にあるソニーの株価ですが、直近高値の3,970円到達、そして3,970円をブレイクして更に上昇していくのでしょうか?

 デコボコありながらも上昇して何とか高値を抜けてほしい所ですが、果たして?(2016年11月25日更新)

スポンサードリンク

ソニーの業績

 実は最終赤字が続いていたソニーですが、まずはそんなソニーの4期分の業績を最初に見ることにします。

16-11-25ソニー業績推移

 経常利益ベースでは黒字を維持していたものの、14/3期・15/3期と当期純利益ベースで2期連続赤字となったソニーでしたが、16/3期は当期純利益も黒字化して、業績的には完全復活。

 さていよいよこれから反転攻勢が始まるか?という状態。ここ数年リストラモードが続いていたソニーですが、16/3期の業績をもって漸く一息つける状態にはなったと考えられます。

 ただし、17/3期の予想決算については、ソニーが半導体工場を有している熊本での地震発生の影響もあり、当期純利益ベースでは大幅な減益の計画となっています。

ソニーの配当金推移

 ソニーのここ5年の配当金推移は以下のようになっています。

・12/3期25円(中間12.5円+期末12.5円)
・13/3期25円(中間12.5円+期末12.5円)
・14/3期25円(中間12.5円+期末12.5円)
・15/3期0円
・16/3期20円(中間10円+期末10円)
・17年9月中間期10円

 15/3期に無配という決断をしたソニーですが、16/3期は業績の回復もあり復配。

 尚、株価3,000円で年間配当20円で計算するとソニーの配当利回りは約0.66%。配当目的でソニーの株を買う方は殆どおられないと思いますが、目先ソニー株は配当狙いで買う株ではないようです。

ソニー株価推移と高値と安値

 実は結構上下しているソニー株、週足で5年分の株価を見ると一目瞭然。

ソニー株価の推移(5年週足)
16.8.26ソニー株価-5年週足-min
「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション
※関連記事:マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

・ソニー株価の高値→3,970円(2015年5月19日)
・ソニー株価の安値→772円(2012年11月15日)

 2013年半ばから2014年半ばまで、余り株価が動かない時期もありましたが、2013年までのトレンドは下、それ以降は上と分けることができます。そして現在の株価の位置は、下落トレンドの中でいったん上昇に戻ったところ、という微妙な価格に位置しています。

 尚、2016年11月24日時点でのソニーの株価終値は3,334円となっています。2016年2月中旬から始まった上昇トレンドが現在も継続している状況となっています。 

16-11-25ソニー株価-週足チャート

ソニー株価のポイント

 今後のソニーの株価を考える上でポイントとなりそうな点を、2点ピックアップしてみました。

2,100~2,200円の窓は埋められた

 ソニーの株価、週足で見ると、2,100~2,200円にキレイな窓が空いていました。この窓は2016年2月の株価下落で2,199円を付けたことで、窓埋めがなされた、と判断できます。

16.8.26ソニー株価-窓埋め-min
 窓が開いたままだと、この先のソニーの株は下方向の可能性が強い、と言えますが、窓を埋めたと判断できるため、ソニーの株価はこの先に関係なく上にも下にも行ける状態と言えます。実際に、窓埋めを契機に、ソニーの株価は上昇トレンドに転じた形となっています。

フィボナッチ・リトレースメント

 ポイントその2は、当サイトではお馴染み、フィボナッチ・リトレースメント。ソニーの週足チャートに下記のように、フィボナッチ・リトレースメントを引いてみました。

16.8.26ソニー株価-フィボナッチリトレースメント1-min

 5年の週足で、安値は772円、高値は3,970円でリトレースメントを引いてみました。すると、リトレースメントのラインに沿いながら、ソニーの株価が下落しているのが見て取れます。特に38.2%2,700円付近と50%2,300円付近でよく効いています。

 尚、フィボナッチの各数字の考え方は下記の記事をご参考ください。

 現在のソニーの株価の状態一言で言えば、高値から半値戻って上昇を開始してリトレースメント23.6%に到達した所、と言えます。
 既にリトレースメント23.6%の3,200円を上に抜けつつあり、これは目指せ高値4,000円か?、という期待感が持てる状態となっています。

スポンサードリンク

ソニー株価の今後予想される値動き

 今後のソニー株価の値動きについて、上記の3つのポイントを踏まえて、上昇のケースと下落のケース2つの予想を行ってみます。

上昇のケース

 ソニーの株価は既に目先では上昇トレンドに入っており、現在の流れが継続するケースとなります。

 既にフィボナッチ・リトレースメント23.6%を上に抜けており、このまま上昇が続けば、次のポイントは最高値の3,970円。リトレースメント23.6%は抜けた、とは言っても、3,200~3,400円付近は以前多少ではありますが、レンジ相場を形成した価格帯なので、この3,200~3,400円のゾーンを明確に上に抜け切ることができるかどうか、が株価上昇のポイントになります。

16.8.26ソニー株価-上昇シナリオ-min

 そして見事に上昇トレンドが継続して3,970円に到達、更に高値更新、ということになれば、ソニーの株価は新しいステージ入りとなります。
 新しいステージ入りとなった時の株価のポイントを、月足チャートにフィボナッチ・リトレースメントを引いて考えてみたのが下記。

16.8.26ソニー株価-上昇リナリオ2-min

 ソニーの株価、目先の3,970円という高値は、月足の大枠ではリトレースメント50.0%に該当。ここを上にブレイクした場合、次に意識されるのは、リトレースメント61.8%の4,700円付近とリトレースメント76.4%の5,600円付近。

 過去チャートを見てみると、61.8%の4,700円付近でもしっかり株価が反応しているので、通常であれば76.4%重視なのですが、ソニーに限れば、61.8%も要注意となります。

 しかしいずれにしても、最高値3,970円を上にブレイクすると、新しい世界が待っている、ということで、ソニー株が話題になるかもしれません。ちょうど10月にプレステVRの発売が控えているので、ファンダメンタル的なシナリオ及びチャート的なシナリオの両面から、前向きなストーリーを描くことができる状態になっています。(プレステVRがこけたらどうなるかは分かりませんので悪しからず・・・)

下落のケース

 次に、ソニーの株価が下落のケースを考えてみます。下落の場合も、フィボナッチ・リトレースメントを手掛かりとしました。

16.8.26ソニー株価-下落シナリオ-min

 下落ということは、すなわちリトレースメント23.6%の維持失敗、であり最初に迎えるのはリトレースメント38.2%の2,700円付近。
 そしてココで止まらないと、次のポイントはリトレースメント50.0%の2,300円付近。リトレースメント38.2%のスグ下に埋めたと考えられる窓が存在しており、株価の下落が始まると、リトレースメント50.0%付近までの下落は充分ありえます。

 残念ながら、かつての窓を超えて下に下がると、次はリトレースメント61.8%というより、過去レンジ相場を形成した際の底部分に当たる76.4%の1,500円付近がポイントとなりそうです。
 

管理人的注目ポイントは3,500円付近の攻防

 実はソニーの株価、現在正念場と言えます。
 最高値3,970円から始まった下落トレンド、現段階ではまだ、上昇トレンド、と完全に言い切れる状態にはなっていません。ダウ理論という観点では、完全なる上昇トレンド、というためには3,500円をオーバーして、その水準を維持して初めて上昇トレンド入り、と言えます。

16-11-25ソニー株価ポイント

 戻り(上昇)での3,500円の攻防既に第2ラウンドまでこなしています。現在は第2ラウンドがまさに終わり、それ程下がらず第3ラウンドに向かっている所。
 3,500円の攻防、買い方が勝利すれば目指せ最高値3,970円となりますが、売り方が勝利すると再び2,400~2,500円までの下落が予想されます。

ソニーの週足チャートを3本RCIで分析

 伝説のテクニカルとも言われる3本RCIで、ソニーの週足チャートでどんなトレードができたか、検証してみます。日足とも比べてみましたが、ソニーの場合は週足のほうが愛称よさそうです。

16-11-25ソニー株価-3本RCI

 決済が若干難しい場面もありますが、エントリーは3本RCIでうまく戻りと押し目のタイミングを捉えられている場面場多いことが分かります。

 逆張り用としての利用がそもそものスタートの3本RCIですが、管理人としては戻りと押し目のタイミングを測るツールとして重宝しています。ご興味あれば、マネックス証券のトレードステーションで簡単に3本RCIは設定できるので一度お試しください。

 下記にトレードステーションでの3本RCIの詳しい設定方法も記載しています。

まとめ

 ソニーは業績的には漸く一息つける状態となり、株価もようやく期待が持てるようなチャートの状態となりつつあります。ソニーは大型株であり、日本株全体が下落トレンドにあるので、ソニー株一人上昇というのも難しいところですが、日本を代表する世界銘柄ともいえるソニーの株価は、世界から注目の的と言えます。

 長らく低迷していたソニーの株価でしたが、漸く光が見えつつありますが、まずは目先の高値3,970円まで到達できるかどうかが、ポイントとなります。

 日本と言わず世界が注目しているソニーの株価の値動き。今後も当サイトでは注目して参ります。

株価予想の関連記事
フィボナッチでの株価分析の基礎

noteでトレードの解説書を作成しました!

マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました

FivoCat
「株価プレス」のFacebookアカウントをフォローすると、更新情報をタイムラインにお届けします!
スポンサードリンク
スポンサードリンク