先日使えるようになったマネックス証券のトレードステーション。アメリカではセミプロのトレーダー御用達のソフトだけあって、さすが高機能。けど高機能なだけに、管理人も使うのに四苦八苦しています。
そんな訳でこちらでは、四苦八苦しながら自ら発見したり、サポートに問い合わせをする等して分かった、トレードステーションの使い方を自分の備忘録を兼ねて記して参ります。
概要
チャートの縮尺を変える
最初に戸惑った部分ですが、表示させたチャート、自分の好きなように縮尺を変えられないのか?(チャートの表示方法は、とりあえず任意の銘柄のチャート表示をさせてみる、をご覧ください)
例えば月足をデフォルトで10年分表示させるとこんな感じ。
「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」以下同様
チャートが左によって、非常に見にくいです。MT4だと、拡大のアイコンがあって、それを押すだけでチャートが拡大しますが、トレードステーションはそれに該当するアイコンはありません。
実はここから先、アイコンを探したり、右クリックした後の設定を探したりしましたが、見当たらない・・・。諦めてサポートに問い合わせました。。。
トレードステーションでチャートの縮尺を変えるにはキーボードの↑+↓の矢印キーを押す!
↑(上)キーを何度か押すと、ハイこの通り、チャートの拡大ができました。スミマセン、こんな初歩的なことでサポートにお付き合い願うとは。
ちなみにMT4だと、右側の目盛をドラッグして上下すると、目盛の縮尺を変えることができますが、トレードステーションはそれができません。トレードステーションの場合、右クリック→銘柄コードの設定→スケーリングのタブ→刻み幅の設定、で変えることになります。
為替チャートを表示させる方法、tick足の表示も可能
トレードステーションは日本株の売買ツールですが、為替チャートの表示もできます。
右クリック→銘柄コードの設定→検索→為替タブ→全銘柄シンボル→検索、とすると下記画像が出ます。
ココで表示させたい通貨ペアを選びます。リストを表示せずとも、見たいペアが決まっていれば、銘柄名に直接通貨ペア名を記入してもOK。
AUDHKDから始まってブラジルのレアル等、相当マイナーな通貨ペアも表示可能。
素直にUSDJPYを表示させてみました。
そして何といってもトレードステーションの為替チャートでスゴイのは、通貨ペアでtickチャートを表示できる点。これって目茶目茶画期的なんですが、そう思う人って、FXしている中でも相当マニアな部類です。
ボブ・ボルマン手法で紹介されている70tickチャートもトレードステーションで表示可能。詳しくは下記書籍でどうぞ。
銘柄コードの設定、から設定できます。
USDJPYの70tickチャートはこんな感じ。
さすがのトレードステーションも為替の出来高データは持っていないようなので、下の「売買高」は為替チャートを表示の際は消去でよさそうです。
けど、為替のtickチャートを表示できるのは人によっては結構感動ものだと思います。管理人はやりませんが、コレで為替のスキャルピングがやりたい放題、かもしれません。
為替や株でスキャルピングをするなら、tickチャートは必須ですが、トレードステーションはそのtickチャートが自由に表示可能。
これってホント、スゴイことなんですよ。
日経平均先物チャートは表示できないが、夏にCMEの先物チャートの表示が可能になる予定
以前、トレードステーションで日経平均先物のチャートも表示できる、と耳にした記憶があるので、尋ねてみました。
残念ながら、トレードステーションで日経平均先物のチャート表示はできません。
尚、日経平均先物チャートの搭載時期は未定だそうです。ただし今夏を目途に、CMEの円建て日経平均先物チャート表示が可能になるようです。
指数表示が非常に充実している
色々触っていて気付いたのですが、銘柄検索→指数タブ→すべてのインデックス、で検索をかけると各国の株式等のインデックスの表示が選択できます。「Africa TOP 40 Index」から始まって(なんてマイナーな・・・)、「Vietnam VN Index」まで、数多くの種類があります。Nikkei 225 Indexもあるので、普通に使えますよ。
その途中、銘柄名が「JP:$0000-TS」以下、彼らは一体何じゃらほい、と思ったので、ついでの機会にサポートの方に教えていただきました。
JP:$0000-TS TOPIX
JP:$0001-TS 東証2部指数
JP:$0070-TS 東証マザーズ
JP:$1A01-TS 日経JASDAQ指数
JP:$8507-TS JPX日経400
こんな感じで指数が設定されてます(コードの全部が全部、何かしらの指数に紐付けてある訳ではない様子)。「JP:$0070-TS」マザーズ指数を表示させるとこんな感じ。
指数チャートの分析ができるの、案外重宝しそうです。それもワールドワイドでできるので、使い込む方法は結構ありそう。
まとめ
トレードステーションを使うにあたり、ここは先に知っておいたほうがいいな、と思った部分を徐々に追記していく予定です。
トレードステーションは使い込めば使い込むほど味の出るトレードツールなので(まだそこまで使い込めていませんが・・・)、興味を抱かれたようなら、口座を開設して一度触ってみてはいかがでしょうか?
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