高配当株投資の本『配当パワー投資入門』は配当投資入門書としてオススメ

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2018年12月後半の株価急落があって以降、配当株投資に興味を持つ個人投資家が増えているようです。

配当株投資に興味を持ったなら一読をオススメしたいのが『配当パワー投資入門』。簡単な言葉を使って、配当株投資の注意点などが分かり易く解説しています。また損切りの大切さにも言及しており中級者でも満足できる内容です。

単なる高い配当率を狙って投資すると損するケースも多い配当株投資、まずは本書を読んだ上で手掛けてはいかがでしょうか。

『配当パワー投資入門』を書籍で何となく購入

もう何年も配当株投資は手掛けていませんが、余裕があれば・・・、とは思っています。ただしその昔、高配当株買ったはいいけれど業績悪化で手放して=損切りして、という苦い記憶があるので、もしやるならちゃんと勉強してからだなー、とは長らく思ってます。

そんな中、立ち寄った書店で見つけたのが『配当パワー投資入門』という書籍。興味はあったのでパラパラと立ち読みしてみましたが、なかなか面白そう。そんな訳で勉強のために購入と相成りました。

『配当パワー投資入門』の書評、配当株投資に興味のある初心者にオススメ

管理人、株の経験も10年以上あって、会計の知識もある程度あります。その上で『配当パワー投資入門』読んだのですが、配当株投資という観点では初心者向けのテキスト的存在と言えます。

配当株投資の本ってシッカリした本あまりないのですが、初心者向けに平易な言葉で配当株投資の要点を抑えて書かれています。管理人的にも、あーそういう視点が必要だったのか、と思う発見があったので、初心者向けとはいえ経験者でも十分読み応えのある一冊。

途中会計の話も相応に出てきます。初心者向けなので、その部分は管理人は流して読みましたが、難しい会計的な話も分かり易く書かれており、配当株投資するならまずは本書を読んでから始めたらいいんじゃないかな、と感じました。

2012年2月初版の本で、正直書かれている銘柄や銘柄の状況に時代を感じる面はありますが、ベースとなる考え方は現在でも通じます。まさか武田薬品工業がその後、大型買収で兆円単位の借金抱える会社になるとは、本書の執筆時点では予想されていなかったかと。

銘柄部分に古さは感じますが、それを除けば今でも十分配当株投資の教科書として通用する内容です。

損切りの大切さを説く珍しい書籍

配当株投資に損切りは必要か?、というのは結構深いテーマです。管理人はトレーダー的思考なので、必要派です。

本書では配当株投資であっても損切りの必要性を訴えている、珍しい書籍でもあります。できるかどうかはさておき、配当株投資でも損切りする地点を決めておくかどうかは大切と考えます。

その損切りの考え方や方法論についても本書では触れられており、管理人としては非常に好感を持ちました。

ただね必要性が分かっていてもできないのが損切りなので、いくら本に“損切りは大切ですよ”と書いてあって理解しても、できるかどうかは別問題なのが痛い所。筆者の方は損切りできているので、株式投資の上級者です。

ある程度、損切りができるようになると損切りできて当たり前、という感覚になりますが(その感覚がないと討ち死にします)、個人投資家がその感覚を持つのは相当難しいです。株はガチホで何とかなりますが(だから個人投資家でも最終的に儲かる人が多い)、FXや仮想通貨でガチホすると討ち死にします・・・。

本書を読んだ初心者投資家の多くは、損切りの意識は持たないと思います。その意味では投資の初心者当然、中級者クラスまで読んでも得る事のある本ではないかと。

専門的過ぎず、といって砕けすぎず、チャント損切りの大切さまでしっかり書いてあるので、配当株投資するなら1冊持っておいて損はない本だと思います。

配当利回りだけ見るのでは足りない配当株投資

配当株投資を始めようとすると、どうしても配当利回りに視線がいきます。当然と言えな当然ですが、リターンの後ろにはリスクがあります。他の銘柄に比べて非常に高い配当利回りの銘柄は、何かしら特殊な事情が存在するケースが殆どです。初心者投資家はその特殊事情を知らずに、単に配当利回りの高さだけで手を出して、結局火傷するケースが多いです。

多少なりとも勉強等すれば避けられる高配当銘柄のリスクなど、『配当パワー投資入門』を読むことで、ある程度理解できるようになります。

12月後半の株価急落以降、配当株投資に興味を持つ投資家が増えているようです。マネー雑誌の特集も、最近配当関連の記事が多い印象を受けます。

株価が下落すると光が当たる傾向にある配当株投資。もし興味があるなら教科書的に『配当パワー投資入門』を読んだ上で取り組んではいかがでしょうか。配当株投資に必要とされる一通りの知識を得ることで、変な銘柄を掴むリスクを減らすことができますよ。

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