米国株の30年以上連続増配銘柄一覧

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 何といっても資本主義の国と言えばアメリカ(米国)。良くも悪くも、資本主義の国家のド真ん中的存在です。そんな米国に上場する米国株の銘柄は、ホント色々な銘柄が上場しており、さすが元祖資本主義の国だなぁ、と思うことが多々あります。

 今回はそんな米国株の銘柄から、30年以上という長きに渡り連続増配を続けている銘柄をピックアップしてみました。30年というと、近くで言えばリーマンショックを乗り越え、ITバブル崩壊も乗り越えて増配を継続している、ある意味でトンデモナイ銘柄群です。
 連続増配銘柄は買いが入りやすいので、結果的に足元は必ずしも高配当ではない銘柄も多いのですが、それでも持っていて安心感のある銘柄にはなります。

 資産運用のポートフォリオの一つとして、米国の連続増配銘柄を組み入れる、という選択肢は”あり”ではないでしょうか?

米国では配当で株主に還元する会社も多い

 株式投資、というと基本的には値上がり益を期待するものですが、会社を所有する、という観点で株式というものを考えた時、配当という形で会社側は株主に報いる方法もあります。正直株価の値上がりに比べれば、配当は微々たる収入しかありませんが、長期で株を保有する、という前提に立てば、株価の上下はあれど、配当金が年々増加する銘柄は、非常に魅力ある存在です。

 この辺りさすが資本主義の本場であるアメリカは徹底していて、配当で株主に報いますよん、という会社が多く存在しています。その一つの指標が、何年連続増配しているか、というものになりますが、何と最高は60年連続増配、という銘柄があるくらい。30年以上増配、に限っても40社以上の銘柄が
存在しています。

 連続増配銘柄は買いが入りやすいため、連続増配銘柄=高配当銘柄、という公式が必ずしも成り立つわけではありません、その点はご注意ください。けど連続増配銘柄は、来年も増配する可能性大、と言うことで一旦株を買った株主は株を売りにくい=株価は下がりにくい、というのは道理です。

 そんな米国の連続増配銘柄で、30年以上増配を続けている46銘柄をピックアップしてみました。

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30年以上の増配銘柄は46銘柄!

30年以上連続増配を続ける米国株46銘柄

1.ドーハー(Dover Corporation:DOV)60年
工業用品及び設備メーカー。

2.エマソン・エレクトリック(Emerson Electric Co.:EMR)59年
電子機器製造メーカー

3.プロクター・アンド・ギャンブル(The Procter & Gamble Company:PG)59年
日本でもお馴染み、世界的な日用品メーカー、日本の本社機能は神戸に所在

4.パーカー・ハニフィン(Parker-Hannifin Corporation:PH)59年
車両や船舶等の制御機器メーカー

5.ジェニュイン・パーツ(Genuine Parts Company:GPC)59年
自動車部品等の販売メーカー

6.スリーエム(3M Company:MMM)58年
ポストイットで知られるが、化学を中心としてコングロマリット

7.シンシナティフィナンシャル(Cincinnati Financial Corp.:CINF)55年
総合保険サービス会社

8.ロウズ・カンパニーズ(Lowe’s Companies,Inc.:LOW)54年
米国でホームセンター業界の2番手の会社(1位はホーム・デポ)

9.コカ・コーラ(The Coca-Cola Company:KO)53年
そのものズバリ、コカ・コーラの会社です

10.コルゲート・パルモリーブ(Clogate-Palmolive Co.CL)53年
全米3位の家庭用品メーカー、世界で初めて練り歯磨きを発売した会社として有名

11.ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson:JNJ)53年
日本でも有名な、総合ヘルスケア企業

12.ホーメル・フーズ(Hormel Foods Corporation:HRL)49年
世界屈指の食肉加工会社

13.スタンレー・ブラック&デッカー(Stanley Black & Decker,Inc.:SWK)48年
電動工具の世界大手、FCバルセロナの公式パートナーとしても有名

14.ターゲット(Target Corp:TGT)48年
日用品等の量販店

15.PPGインダストリーズ(PPG Industries,Inc.:PPG)44年
世界的な塗料メーカー

16.イリノイ・ツール・ワークス(Illinois Tool Works Inc.:ITW)44年
産業機械のコングロマリット

17.W.W.グレインジャー(W.W. Grainger,Inc.:GWW)44年
米国最大手の産業資材の販売会社、日本の子会社はMonotaRO(東証1部3064)

18.レゲット&プラット(Leggett & Platt,Incorporated:LEG)44年
ベットマットレス等の家具メーカー

19.ウォルマート・ストアーズ(Wal-Mart Stores Inc.:WMT)43年
世界最大の小売りチェーン、日本では西友を子会社化

20.ペプシコ(Pepsico,Inc.:PEP)43年
ペプシの会社だが、スナック菓子との2本柱

21.ヘルマリック&ペイン(Helmerich & Payne,Inc.:HP)43年
石油・天然ガスの掘削会社

22.VF(V.F. Corporation:VFC)43年
世界最大のアパレルメーカー(The North Face、Lee他)

23.キンバリークラーク(Kimberly-Clark Corporation:KMB)43年
世界的な日用品メーカー(Kleenex、Scott等)

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24.ベクトン・ディッキンソン(Becton,Dickinson and Company:BDX)43年
世界的な医療機器メーカー

25.マグロウヒル・フィナンシャル(McGraw Hill Financial,Inc.:MHFI)43年
金融情報大手、S&P500指数の提供会社

26ニューコア(Nucor Corporation:NUE)42年
鉄鋼メーカー大手

27.コンソリデーテッド・エジソン(Consolidated Edison,Inc.:ED)42年
電力及びガスの提供会社

28.オートマチック・データ(Automatic Data Processing,Inc.:ADP)41年
人事関連業務の代行サービス大手

29.シスコ(Sysco Corporation:SYY)40年
米国最大の業務用食材販売会社、ルーターのCiscoとは違うのでご注意を

30.マクドナルド(McDonald’s Corp.:MCD)40年
日本でもお馴染みマクドナルド

31.ウォルグリーン・ブーツ(Walgreens Boots Alliance,Inc.:WBA)40年
米国で第2位のドラッグストアチェーン

32.ペンテア(Pentair plc:PNR)39年
水処理用品の大手

33.メドトロニック(Medtronic plc:MDT)38年
ペースメーカーは世界首位の医療機器メーカー

34.クロロックス(The Clorox Company:CLX)38年
家庭用品メーカー

35.シャーウィン・ウィリアムズ(The Sherwin-Williams Company:SHW)37年
米国トップの老舗塗装会社

36.バルスパー(The Valsper Corporation:VAL)37年
世界的な塗料メーカー

37.フランクリン・リソーシズ(Franklin Resources,Inc.:BEN)34年
独立系資産運用会社大手(フランクリン、テンプルトン他)

38.エクソン・モービル(Exxon Mobil Corporation:XOM)33年
世界最大級の石油会社

39.エアー・プロダクツ(Air Products and Chemicals,Inc.:APD)33年
産業用ガス製造の世界大手

40.ベミス・カンパニー(Bemis Company,Inc.:BMS)33年
全米最大級の包装材料メーカー

41.アフラック(Aflac Incorporated:AFL)33年
医療保険会社、実は日本からの収益が約7割となっている

42.チャブ(Chubb Limited:CB)33年
世界的な損害保険会社

43.AT&T(AT&T,Inc.:T)32年
世界最大級の総合通信会社

44.シンタス(Cintas Corporation:CTAS)32年
従業員用ユニホームのレンタル等の企業向けサービス大手

45.ブラウンフォーマン(Brown-Forman Corporation:BF.B)32年
老舗種類メーカー(ジャックダニエル、アーリータイムズ等)

46.マコーミック(McCormick & Company,Incorporated:MKC)30年
世界最大級の調味料メーカー

まとめ

 30年以上増配の会社が46社もあるとは驚きですね。全体的には生活用品の会社とか、小売とか食品とか、堅い会社が多くなっています。堅い会社であり株価の上昇は会社の成長ではそれ程望めない分、配当で株主に報いよう、という姿勢の表れではないかと。この辺り、いかにもアメリカ、と言う感がします。

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関連記事:アメリカ株式への投資ならマネックス証券+mt4を試してみては?

 日本の上場会社も、配当で株主に報いようとしている会社が徐々に出てきていますが、まだまだ少数派。配当先進国とも言うべきアメリカでは、30年以上連続増配している銘柄がある意味、よりどりみどりです。

 株式投資に値上がり益というより、安定的な配当を期待している方は、アメリカの連続増配銘柄も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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