目指せ配当金生活、高配当の米国ETFはコレだ!

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 当サイト、意外にも”配当金生活”という検索ワードでお越しになる読者の方が多いんです。最近、米国株について調べることが多くなって、米国のETFも見るようになりました。まだ中身はそれ程見ていませんが、米国ETFは高配当銘柄が結構あります。当然、ハイリスク・ハイリターンのETFも存在していますが、流石は資本市場の本場アメリカ、ETFの種類が豊富です。
 実際のご購入の際はチャント自分で内容は調べてね、ということを大前提に、まずは米国のETFで5%以上の高配当が見込める銘柄をピックアップしてみました。

5%以上の高配当が見込める米国ETFをピックアップ

 5%以上の配当利回りの株式やREITやETFというと、日本では数えるほどしかありません。ところが視線をもう少し先、アメリカ市場にまで伸ばすと、随分と選択肢が広がります。アメリカの株式は高配当を唄っている銘柄も多く、配当狙いの投資家の間では、アメリカ株への投資は実は人気だったりもします。ただし個別の銘柄は調べるのがちょっと・・・、という方のために、ETFという便利な商品が存在しています。ETFというのは上場投資信託、日本でも徐々にその数は増えつつありますが、ETFの本場はアメリカです。
 そんなアメリカのETFで5%以上の高配当が見込める銘柄をピックアップしてみました。尚、配当利回りは米国会社四季報2016年春夏号から抜粋しています。(便宜的に分配金=配当金として表記しています)

DirexionザックスMLP高配当ETF(ZMLP)

・米国市場に上場する、エネルギー関連等に投資するマスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)の中から、25銘柄を選定した、独自の指数に連動。
・配当利回り16.61%

iシェアーズ 米国優先株ETF(PFF)

・米国の優先株式(配当が高い)で構成される指数に連動するよう運用。
・配当利回り6.32%

iシェアーズ MSCIパシフィック(除く日本)ETF(EPP)

・日本を除くアジア太平洋地域の先進国株(主にオーストラリア、香港、シンガポール)で構成される指数に連動。
・配当利回り5.45%

iシェアーズ MSCIマレーシアETF(EWM)

・マレーシアの株式全般で構成される指数に連動。銘柄数は44。銘柄数は少ないですが、マレーシアの株式市場の成熟を考えると、こんなものかと。
・配当利回り5.36%

iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF(HYG)

・米ドル建ての高利回り社債で構成される指数に連動。ただし対象は投資不適格債であり、リスクの覚悟は必要。
・配当利回り5.87%

マーケット・ベクトル 国際ハイ・イールド債ETF(IHY)

・米国以外の国の高利回り債で構成の指数に連動。ただし対象は投資不適格債であり、リスクの覚悟は必要。
・配当利回り5.65%

マーケット・ベクトル J.P.モルガン新興国債券(現地通貨建て)ETF(EMLC)

・チリ、ポーランド、メキシコ等の新興国の現地通貨建て国債で構成される指数に連動。
・配当利回り5.79%

マーケット・ベクトル 新興国ハイ・イールド債ETF(HYEM)

・新興国の米ドル建て高利回り社債で構成される指数に連動。ただし対象は投資不適格債であり、リスクの覚悟は必要。
・配当利回り7.44%

SPDR S&P米国高配当株式ETF(SDY)

・20年以上連続して増配を続ける高配当利回り銘柄(アメリカはこんな銘柄が結構あるんです)で構成される指数に連動。109銘柄を組み入れ、金融業の比率が高い。
・配当利回り5.85%

 米国の連続配当銘柄については、下記にまとめています。

SPDR バークレイズ・コンバーチブル債券ETF(CWB)

・発行残高が5億ドルを超える米国の転換社債で構成される指数に連動。転換社債に投資するというユニークなETF。
・配当利回り7.94%

SPDR バークレイズ ハイ・イールド債券ETF(JNK)

・米ドル建て高利回り社債で構成される指数に連動。ただし対象は投資不適格債であり、リスクの覚悟は必要。
・配当利回り6.51%

ウィズダムツリー・ヨーロッパ・ヘッジド・エクイティ・ファンド(HEDJ)

・国際事業を展開する(主に輸出による収益を得る企業)欧州株で運用。米ドルに対するユーロの為替変動リスクをヘッジしている。
・配当利回り9.63%(※)

ウィズダムツリー・ジャパン・ヘッジド・エクイティ・ファンド(DXJ)

・日本の大型株で運用。米ドルに対する円の為替変動をヘッジしている。トヨタ、MUFG、SMBC、JT等が組み入れ上位銘柄。
・配当利回り6.63%(※)

ウィズダムツリー・ジャパン・ヘッジド・キャピタル・グッズ・ファンド(DXJC)

・資本財セクターでの日本株で運用。米ドルに対する円の為替変動をヘッジしている。トヨタ、ホンダ、ファナック等が組み入れ上位銘柄。
・配当利回り5.45%(※)

ウィズダムツリー・ジャパン・ヘッジド・リアル・エステート・ファンド(DXJR)

・不動産セクターでの日本株で運用。米ドルに対する円の為替変動をヘッジしている。三菱地所、三井不動産、大和ハウス等が組み入れ上位銘柄。
・配当利回り5.46%(※)

ウィズダムツリー・ジャパン・ヘッジド・テック・メディア・テレコム・ファンド(DXJT)

・不動産セクターでの日本株で運用。米ドルに対する円の為替変動をヘッジしている。ソフトバンク、KDDI、NTTドコモ、ソニー等が組み入れ上位銘柄。
・配当利回り10.02%(※)

ウィズダムツリー・エマージング・マーケッツ・ローカル・デット・ファンド(ELD)

・新興国市場(ブラジル、ポーランド、メキシコ等)の現地通貨建債券で運用。
・配当利回り5.13%

イールドシェアーズ ハイ インカムETF(YYY)

・米国の高利回り債券と株式で構成されるISEハイ・インカム指数に連動。
・配当利回り10.79%

※尚、ウィズダムツリーの銘柄で為替変動ヘッジ付きの銘柄は、為替ヘッジのために直近の配当利回りがかさ上げされている可能性が高いので、配当利回りは参考数値として見るのがベター。

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米国ETFを購入するならマネックス証券がオススメ

 高利回りのETFを上記にピックアップしましたが、実際の購入の前には、当然もう少し突っ込んで手数料や資産内容を調べる必要があります。

 その上で米国ETFの購入を検討するのであれば、マネックス証券がオススメです。アメリカ株を得意としているマネックス証券、手数料、注文のしやすさ、取り扱い銘柄の豊富さから、米国ETF購入の際も使える証券会社となっています。


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まとめ

 アメリカの高配当ETFを調べているだけでも、アメリカの資本市場の奥深さを感じることができます。さすがは資本市場の本場ですね。自分で英語もいとわず調べられる、というのであれば、高配当の米国銘柄を購入するのが一番の近道かもしれませんが、ETFの投資でも十分高配当を狙うことができます。

 ただし高配当とは言え、当然リスクもあるので、購入の際は事前に内容を調べることと、一気に購入するのではなく時期を分散して投資する、ということはお忘れなく。

 ポートフォリオの一環として、高配当のアメリカ株やアメリカのETFの保有、というのは充分選択肢として”あり”だと思います。まずは高配当の米国ETFをピックアップしてみました。ご参考ください。

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