フジテレビがゲーム会社を設立、売上100億円を目指す計画

 フジテレビがゲーム会社を設立しゲーム事業を本格化。2019年度には売上高100億円、営業利益25億円を目指す計画。TV局がゲーム会社を設立という、これまでなかった発想。
 視聴率競争に苦しむフジテレビ、果たしてゲーム事業はフジテレビの起死回生の一手となるのか?

 水物と言われるゲーム事業ですが、フジテレビのネットワークを使えば、案外儲かるビジネスになるかもしれません。

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フジテレビがゲーム会社を設立

 TV局がゲーム会社を設立ですか、時代というかTV局も変わったもんだなぁ、と思わずにはいられなかったニュース。

『19年度、売上高100億円目標 フジテレビ「フジゲームス」設立会見』(SankeiBiz)

 視聴率競争に苦しむフジテレビ。ここ数年、経営の多角化を進めていて、実は自前でVC(ベンチャーキャピタル)まで持っていますが、遂にはゲーム事業に会社まで設立して進出。時代は変わったもんですね。

 gumiと共同開発の「ファントム オブ キル」が300万ダウンロードという成功体験を得た上でのゲーム事業進出なので、フジテレビとしても、いける、と踏んだ上でのゲーム事業本格参入となります。

16.3.28フジテレビ-min
フジテレビがゲーム会社を自ら設立

そもそもゲーム事業は水物

 フジテレビが計画として掲げている、2019年度に売上高100億円、営業利益25億円、という数字、ヒット作が出れば、難なくクリアできる数字です。ただし問題は、ヒット作が出るかどうか。

 開発したゲームが当たるかどうな何て、極論すれば神のみぞ知る世界。それなりのヒットは力技等で生み出すことができますが、大ヒットとなると、勝利の方程式はホント分かりません。あのゲームはコレがコウだったから大成功した、って結局は後付の理由ですので。大ヒットさせた当の本人だって、実はやってみなけりゃ分からない、というケースが殆ど。それだけゲーム事業は水物、ということです。
 その当たりの事情、詳しくは下記を御覧ください。

TV局なら手堅いゲームビジネスができる可能性も

 ゲーム事業は水物、フジテレビも酔狂なことするなぁ、とも思いますが、TV局だからこそ案外手堅いビジネスができる可能性が。

 どういうことかと言えば、TVで放送されるアニメ等のゲームビジネスを自分でやってしまえます。

 人気アニメのゲーム化というビジネスは、それこそファミコン時代から行われているビジネスですが、これが当たるとデカイ。目先で「妖怪ウォッチ」という大成功モデルがあります。

 TV局はアニメコンテンツ自体は持ちませんが、アニメの放送契約する際に、ゲーム化の権利まで一緒にパッケージ化してしまえば、どうでしょ。まぁ、アニメ自体も水物ではありますが、ゲーム化の際はフジテレビが一枚噛めるような仕組みにしておけば、ゲーム作るのは別のゲーム会社、一枚噛むのはフジテレビのゲーム会社、という形で収益化は十分可能。

 オイそれがゲームビジネスか?、と言われればチョット違う可能性もありますが、ゲーム事業で収益を上げる、という観点では立派な収益です。恐らく今までTV局は自社で放送したアニメのゲーム化に殆どタッチできていなかったはず(推測です、違ったらズミマセン)。それが自前のゲーム会社を有することで、TVで放送したアニメ等のゲーム化の際は自らビジネスを手がけられるようになる訳で、大ヒットゲームを開発して大儲け、とは違いますが、確実にTV局全体の収益に貢献できることになります。今まで殆ど0(ゼロ)だったものが、1になるので、この部分が結構大きいのではないか、と考えられます。

アニメとゲームのフジテレビになるのか?

 視聴率に苦戦しているフジテレビ。特番を除くと、実は安定的に視聴率を稼いでいるのは、「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」。フジテレビは図体がデカイので、そんなに話題にはなりませんが、気がつけばアニメのTV東京と似ている状態?

 今更月9でトレンディードラマでもないでしょうし、バイキングも低空飛行が続いているし、ここはもうアニメ+ゲームの勝利のビジネスモデルで参りましょう、みたいな・・・。

 管理人的にはにはTVも少子高齢化社会の影響が出ているなぁ、と思っているので、となると月9で恋愛物を放送した所で視聴率が取れる訳でもなく、となるとゴールデンタイムに健康番組が増えるのは道理だよなぁ、と感じています。まぁ、健康番組嫌いじゃないからいいのですが。

 選択と集中、という観点からは、地味に視聴率を稼いでいるフジテレビのアニメ、そこの強化という観点でゲーム事業を考えると、ゲーム会社の設立って、案外理にかなった判断と言えます。

フジテレビの歴史を知るには「メディアの支配者」は必読

 すっかり視聴率王の姿が失せてしまった最近のフジテレビですが。そんなフジテレビの歴史を知るには、「メディアの支配者」は必読。上下2冊の大作ですが、一気に読ませる面白さがあります。

 管理人はライブドア騒動の少し後に読みましたが、フジテレビの歴史を知るには必読とも言える作品。

 国も企業も歴史を知らずにモノは語れません。フジテレビをディープに知りたいのであれば、是非一読をオススメします。

まとめ

 TV局がゲーム会社を設立する時代がやってくるとは思いもよりませんでした。けどコンテンツビジネスと考えてみれば、TV局とゲームって、案外親和性が高いんです。当の本人たちは、ゲームで一発当ててやる、と考えているカモですが、ゲームで大当たりが出るかどうかは、ホント分かりません。ただ、ゲームで一発当てずとも、TV局のリソースを使えば、案外ゲーム事業ってうまくやれるのではないかなぁ、と思います。
 一発当てようとして、大穴開けてしまう、何てことにならなければ、それなりに立ち上がって行くのでは?

 ともあれTV局としては初の試みであるフジテレビのゲーム会社設立。ゲーム業界に新しい風を吹き入れることになるのか、今後の動きに注目です。

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