ドル建て日経平均株価を見ると新しい世界が見えるカモ

 日経平均株価、実はドル建もあるのご存知ですか?別に普通の日経平均見るだけでいいのでは?まぁ普通はそうなんですが、ドル建日経平均を見ると、新しい視点を得ることができます。
 そんな手間ではないので、タマに覗いてみてはいかがでしょ?

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ドル建て日経平均とは?

 通常の日経平均株価は当然「円」で表示されています。この日経平均をドルで見たらどうなるのか、と言うのがドル建て日経平均株価。

 単純に言えばそれだけです。先物でドル建て日経平均を売買している機関投資家の方々がいるので、こんなのがある訳ですが、実はドル建て日経平均株価、意外な見方があります。

日本でのソニーの株価は、ソニーJPY

 為替トレード、いわゆるFXのトレードって、ドルとかユーロって、USDJPY、EURUSDと表示されます。USDJPYって、日本円(日本人と言い換えてもOK)から見たドルの価格。1ドル122円というやつです。

 EURUSDはアメリカ人から見たユーロの価格。そしてEURJPYは日本人から見たユーロの価格。○○○XXXのXXX=XXX人です。

 ではここで問題。日本を代表する国際企業、ソニーの株価はどうやって表示する?

 全く意識しませんが、実は「ソニーJPY」。日本にいれば、言うまでも無くソニーの株を日本円で買うので、JPY無しと表示されるのが普通。
 ところがソニーは国際企業、アメリカ人がアメリカ市場でソニーの株を買った場合どうなるか?これは「ソニーUSD」となります。

 ではここで更に問題。「ソニーJPY」が上がって、「ソニーUSD」が下落することはありえるか?

 答えは「ある」です。

株も為替も世界で見れば相対的なモノ

 日本にいるとソニーJPYしか見えせんが、じゃぁヨーロッパの人がソニーの株価といった時に見るのは?「ソニーJPY」or「ソニーUSD」?(話を分かりやすくするためにソニーEURは考えません)。

 ヨーロッパ人から見れば、「ソニーJPY」が上がって、「ソニーUSD」が下がることは普通にあります。なぜならば、そこには為替が介在しているから。

 例えばソニーの株価自体は変わらなくとも、円安(USDJPYが↑)になれば、「ソニーJPY」は上がります。(ソニー→+JPY↓、JPYが下に行くので相対的に「ソニーJPY」は上に行く)

 ということは、ソニーの株価自体はそのままでも、大幅な円安が進めば「ソニーJPY」は上昇して、「ソニーUSD」は下落します。
※大幅な円安の際、「ソニーUSD」は「ソニー→+USD↑」、USDが上に行く=強くなるので相対的に「ソニーUSD」は下に行きます)

 この「ソニーJPY」と「ソニーUSD」の2つを見て何が分かるかというと、ソニーの株価が本質的に上がったかどうか、という点。結局、為替の影響で株価が上昇していても、それはソニーの株価が本質的に上昇した訳ではありません。

 この、本質的にその商品の価値が上昇したのか、という視点、お金の流れがグローバルになっている昨今、持っていると非常に重宝します。

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日経平均株価を円建てとドル建で見てみる

 上記の「ソニーJPY」と「ソニーUSD」の視点で、「日経平均JPY」と「日経平均USD」=即ちドル建日経平均を見るとどうなるのか?インターネットで検索するとドル建の日経平均株価チャートを表示するサイトも多数あります。管理人がよく見ているのは下記サイト。

15.7.8ドル建て日経平均-min
http://nikkei225jp.com/data/dollar.html

 このチャートを見ると、円建ての日経平均株価は上昇していますが、ドル建の日経平均株価は上値を抑えられている状況。

 ギリシャ問題表面化前は、日経平均株価が上がった上がった、と報じられていましたが、実はドル建で見れば日経平均株価は天井を破れずに伸び悩み。日経平均の上昇は円安が大きな理由だった、ということが分かります。
 
 よって、特に5月末以降の日経平均株価の上昇は、日経平均自身が上がったというより、円安の結果、円建で見ると相対的に日経平均が上がったように見えるという状況。
 「日経225→+JPY↓」です。

 円安でも「日経225↑>USD↑」であれば、ドル建て日経平均も上がりますが、上がっていないということは、少なくとも大きな日経平均の価値の上昇はないということ。
 「日経225→+USD↑」だと、ドル建て日経平均が下がる所ですが、下がっていないところを見ると、日経平均も若干価値の上昇は見られる訳ですが、円建てで見た時のような日経平均の上昇のパワーはありません。

 そして記事を書いている7月8日(水)に日経平均は中国株価下落の影響で、638円安。終値は19,737円で20,000円を割れてしまいました。そんな日経平均を、ドル建ての観点で見れば、天井を破れずに大幅下落した、という解釈ができます。

金融商品を相対的に見る視点

 日本の金融市場も、既に完全に世界の市場とつながっています。そんな中で、為替が殆ど動かなければ、他の国から日本の金融商品を見た視線、は気にする必要はありませんが、これだけ円安が進むと、他所の国から見たらどうなのか、という視線が非常に大切になってきます。

 国際基軸通貨のドルで見た時に、その金融商品の価格は上がっているのかor変わらないのかor下がっているのか。

 ドル建てで見て、価格が上がっていれば、グローバルな資金も更に流れ込む可能性=上昇の可能性がありますが、価格自体がそのままだと、外人投資家があえてその金融商品を買う理由が乏しくなります。

 こんな視点で金融市場を見ていくと、また新しい視点が得られます。為替が絡むと、方程式を解く必要が出てきて、面倒になりますが、その手間をかけただけの価値は得られるのではないかと考えています。
 この視点、FXのトレードの中から得た視点ですが、なかなか役に立っています。とは言え、外資系金融機関の方からすれば、当然の視点かもしれませんが。

 お金は世界で繋がっているという例にもなりますが、日本の株が上がった下がった、という際、ドル建ての日経平均株価も見ると、また日本で報じられている以外の姿も見えてきます。

 ドル建て日経平均、マスコミ等でそれほど報じられる指標ではありませんが、ネット上等でチャートを見つけるのは容易です。タマに見ると思わぬ発見があるかもしれませんよ。

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