株やFXの損切りと利食いのテクニック、2つをセットで考えてみる

 株やFXのトレードで、大きなテーマの損切り。損切りがうまくなれば、初級者卒業とも言われていますが、どうやって損切りを決めればいいのか?色々な損切り方法をピックアップしてみました。損切単体ではなく、利食いとセットで考えてみてはいかがでしょうか?
 トレードと一緒で、各個人の性格で合うor合わないがある損切り、自分で一番シックリくる損切り方法を見つければ、トレードの上達も早くなるハズです。(2015年12月29日更新)

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損切りは大きなハードル

 損切りはトレードではホント大きな壁です。これがうまくできれば、巷で言われているように確かに初心者は卒業でしょう。けど、損切は自分の負けを認める行為、そう簡単にはできません。それに人間にそれぞれ個性があるように、損切りにもその人によって合うor合わない、があります。
 だから、この損切り方法が絶対正しい、という方法は、トレード手法と同様にありません。そんな訳で、管理人が知っている損切り方法をピックアップしてみました。

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トレードなんですから失敗はつきもの、問題は失敗とどう向き合うか

損切りのルール①-金額や割合を固定

 一番簡単な損切りのルールが、損失の金額や割合を固定して決めてしまうこと
1,000円逆行したら損切り、とか10%逆行したら損切りとか。

 けど簡単なだけに、コレがなかなか実行が難しい。イエ、この方法でチャンと損切りができれば問題ありません。
先日お会いしたFXのスキャルパーさん、コレを徹底されてました。素直にスゴイと感じた部分。

 えてして、一度損切りを入れても、途中で注文を入れ直して、ドツボにハマるパターンが多いのも、この損切り方法方法だったりします。。。

損切りのルール②-テクニカル指標が逆行したら損切り

 エントリーの根拠となったテクニカル指標があって、そのテクニカルが逆になったら損切りする、というもの。
 移動平均線のゴールデンクロスでエントリーして、デッドクロスで損切りといったような。ストキャス、MACDでも同様ですね。

 けど、これも①の金額や割合固定と同じ結果になるような感があります。メンタル強かったり、シストレでPC等に損切りまでさせてしまえばできますが。

 個人的にはシストレの最大の利点は、テクニカルで自動的に損切りをしてくれること、と考えてます。これが人間がするようになると、とたんにできなくなる。人間って、ホント弱い生き物です。

損切りのルール③-もう戻らないというラインやゾーンに行ったら損切り

 これは自分である程度、戻り等の目星がつけられるのが大前提。相場の目星をつけることができれば、ここまでは我慢しようとか、ここを越えたらもう戻りません・・・、というのが見えてきます。
 そして、もう戻らない、と判断したら損切り。
 
 フィボナッチ等で相場の行き先の目星がつけられれば、使えるようになる損切り手法です。だからこの手法を使うまでには、それなりの勉強が必要となってきます。

損切りのルール④-時間で損切り(タイミングで損切)

 損切りというより、あるタイミングが来たら、プラスでもマイナスでも決済してしまう、というもの。週をまたぐポジション禁止、金曜には必ず決済する、というような考えの決済=損切り方法です。

 余程の大逆行がなければ(その場合は素直に先に損切りしてください)、結構有効に機能する方法です。
 FXだと、指標発表の前にポジションを全て閉じる、と言うのがありますが、実は余計なリスクにポジションをさらない、ということで、実は結構理にかなっている決済方法です。

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損切りの応用編、利益確定とセットで損切りを考えてみる

 ここから先は応用編。よし、この損切り方法で行こうと決めたら、もう少し立ち止まって考えてみます。

 エントリーしたとしたら損切りは100とした場合、利益はどのくらい見込みますか?え?決めてない?

 例えば損切りを100として、利益確定を200とすれば、こういったトレードを繰り返すことができれば、勝率50%でも最終的にプラスになります。じゃぁ利益確定を300にしたら・・・。

 仮に勝率が20%とか30%でも、1回の利益幅が損切り幅を大幅に上回っていれば、トータルで勝ち越すことができます。

 こんな考え方で、トレードの際に事前に損切りと利益確定を決めておけば、少なくとも損切りで慌てることがなくなります。この損切で慌てないというのは、メンタル的に結構大切。慌てると損切を動かしたりして、思わぬ火傷したりすることがありますので

 当然それなりの勝率があるという前提ですが、ある程度のトレード経験があれば、自身の勝率も分かるので、それを踏まえて計算することも可能です。

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当然、利食い>損切り、とならなければいけません

損切りと利食いのテクニックのポイント

 損切りと利食いをセットで考える時のポイントは、いかに現実的な損切り・利食いの場所を設定するか、という部分。損切り10に対して利食い100と設定しても、全く現実味がありませんので。

 テクニカル指標やサポート&レジスタンス、フィボナッチ等で相場の目標地点を出すことが出来ればベスト。相場はそこまで進みそうだ、と思う地点があれば、あとは予想利食い地点以下の所に損切を置けばよいのですから。テクニカル的に、決済ポイントまであと+300円、であれば損切を150円逆行した所にしておこう、といったように。
 FXの場合はOCO注文で、利食いを指値-損切を逆指値、で注文できるので便利ですね。株は証券会社によりけりです。

 この損切りと利食いをセットでトレードしていくと、無茶な目標設定をしなくなる、というメリットもあります。まぁ、企業価値アップで株価上昇を狙うと言うバシュー株投資とは相いれない手法ではありますが。
 目指せ株価10倍、と言ったそう簡単に当たることのない銘柄当てはなくなります。え?夢が無くなる?まぁ、株に夢を求める投資否定はしませんが、本件はトレーダー目線ということで。

期待値を考えたトレードに

 損切りと利食いをセットで考えるトレーヂオ、要は期待値を考えたトレード、となります。期待値というのは、ザックリ言えば100円のギャンブルをしたら確立統計的にいくら返ってくるか、ということ。100円賭けて期待値110円ならば、続ければプラスになるので勝てるまで続けるべき。逆に期待値90円ならば、もう最終的に負けるのが確定しているので、やらないのがベスト。

 期待値の関係については、下記の「勝つための確率思考」を紹介した記事で詳しく解説しています。

利益と損失を考えたトレードはフィボナッチやハーモニックと相性がよい

 利益と損失を考えたトレードは事前の準備が大切。
 どこでエントリーする?その際、逆行をどこまで読んで、どこまで利益を伸ばす?これまでの勝率から見て、期待値プラスになりそう?

 ここでフィボナッチやハーモニックパターンを利用すると、事前にある程度、予想のための補助線が弾けるので、利益と損失を事前に考えたトレードとの相性が抜群です。

損切りと利食いのまとめ

 トレードにおける損切りって、結構壮大なテーマです。株や相場について色々語っている管理人にしたって、ホント未だに苦労しています。ただ、ある程度勝てるというか、トレードの最終期待値がプラスという自信というか、見込みがつくと、案外それなりにできるようになります。

 恐らく今回の記事、知っている方にとっては、知っている損切りの考え方の羅列です。損切りはメンタルに左右される面も多いので、知識というより、慣れの面も多いのですが、損だけでなく利益とトータルで考えるとまた道が開けるかもしれませんよ、と言うことで。

 相場は分析力だけでなく、実行力も加えた総合力が必要。損切りは自分の身を守るために必要不可欠です。
 勝てる投資家になるために、自分にシックリくる損切り方法を身につけたいものですね。

FivoCat
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