株で使われるRSIの意味とは?欠点はあるが使える理由

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 株やでよく使われるテクニカル指標のRSI(相対力指数:Relative Strength index)。株価分析にRSIは使えるのか?テクニカル分析だけでは正直なかなか勝つことは難しいのが、株やFXを含めた相場ですが、RSIはテクニカルの中では使える指標と考えています。
 確かに逆張り指標特有のトレンド相場に弱いという弱点はありますが、ダイバージェンスや他の指標と組み合わせて利用すれば、他のテクニカル指標と比べ案外使えるテクニカル指標ではないかと考えています。(2015年12月7日更新)

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 テクニカル分析から相場分析を始めた管理人、長らくテクニカル分析の世界にドップリとハマりました。今もハマっている、と言えばハマってます。ただし、どうしてもコレ!、という指標や組み合わせには巡り会えず、現在に至っています。そもそも、コンピューターがシステムトレードするならともかく(ここが結構重要な点だと個人的には思っています)、人間が相場に向き合うのにテクニカル分析は合わないのかも、とある時にフト思いました。

 そんなこともあり、管理人は若干方向転換して、フィボナッチ中心の分析に方向転換をすることになるのですが、それでもやはり忘れられないテクニカル分析への思い。
 殆ど個人用のマニアックなテクニカル指標、こんなのを今でも見てはいますが、当サイトは基本的には普通に存在しているフィボナッチツールやテクニカルを利用して、株価の分析をしようとするのが基本的なコンセプト。

 そんな管理人が唯一と言っていいほど、普通に見ている普通のテクニカル指標はRSI(相対力指数:Relative Strength index)。さすがにRSI単独で判断することはありませんが、フィボナッチ中心の分析の際、非常に良い補助線をRSIは引いてくれます。

そもそもRSIの意味

 そもそもRSIとは(相対力指数:Relative Strength index)の略。アメリカのテクニカルアナリストのJ.W.ワイルダー氏によって開発されました。ワイルダー氏は様々なテクニカル指標を編み出したことで知られていますが、RSIはその代表作と言えます。

 そのRSIは、あらかじめ決められた期間中の終値について、下落した日数に対する上昇した日数の割合を計算するもので、0~100(%)までの数字で表示されます。数字が0付近なら売られ過ぎ、100付近なら買われ過ぎ。

 RSIを極簡単にどんな指標かと言えば、「過去の値動きに対する上昇幅・下落幅の割合をグラフ化」したものになります!

 RSIは50%を中心に0~100%の間で動き、株価等の価格の「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を表すと言われており、ストキャスティクスのようにオシレーター系=逆張り系のテクニカル指標として知られており、逆張り系のテクニカル指標としては、ストキャクティクスと双璧とも言える存在です。

RSIの計算式

 RSIは下記の計算式で計算されます。

RSI=100-100÷(1+RS)
※RS=過去n日間の終値の値上がり幅の平均を、過去n日間の終値の値下がり幅平均で割ったもの

 ハイ、具体的にコレでは何のコッチャということになりますで、簡単な具体例を出して計算してみます。5日RSIを計算してみました。

12月1日株価500円(前日比+10円)上昇
12月2日株価550円(前日比+50円)上昇
12月3日株価510円(前日比▲40円)下落
12月4日株価490円(前日比▲20円)下落
12月5日株価480円(前日比▲10円)下落

 まず最初に、上昇した日の上昇値幅合計、と、下落した日の下落値幅合計、を出します。

・上昇値幅合計 10円+50円=60円
・下落値幅合計 40円+20円+10円=70円
 
 次に、上昇値幅合計を、上昇値幅合計+下落値幅合計、で割って100を掛けて%表記します。

・上昇値幅合計60円/上昇値幅合計60円+下落値幅合計70円×100=46.2%(5日RSI)

 今回算出された46.2%というRSIの数値は12月1~5日の5日RSI。相場が進むにつれて、翌日は12月2~6日、その翌日は12月3~7日(実際は営業日ベース)、と計算していくと、RSI数値の推移が分かるので、その数値の絶対値と推移から、相場が「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」を判断します。

 今回の計算では46.2%という50%近辺であり、相場は停滞中、という判断が一般的にはなされます。

RSIの使い方

 RSI単独での使い方とすれば、RSIが70や80を上に抜けて、次に70や80を割ったら「売り」。RSIが20や30を下に抜けて、次に20や30を上回ったら「買い」というものが一般的です。

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RSIの具体的な使用例

 20-80のセットを、30-70のセットにしてもOK。これは相場及び個人の好みの問題。ただし20-80の方が、発生頻度が少ない代わりに精度は高くなります、当然ではありますが。

 画像だと、「買い」の場面では、ボチボチうまくトレードできていますが、「売り」の場面は結構微妙。この「売り」の場面にRSIの欠点が現れています。

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RSIの欠点

 RSIは基本的に逆張り用のテクニカル指標。ということは、その欠点は、思ったように反転しないと大火傷することになる、ということ。

 ストキャスティクスもそうですが、逆張り用のテクニカル指標=オシレーターは天井や底に張り付くことがよくあります

 そんな訳で、RSI単独で利用してトレードすると大火傷するリスクがあります。

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 上記のケースは、RSI70を超えてセオリー通りにショート=売り、を仕掛けても、上昇トレンドが継続してドツボにはまるケース。RSIではこんなことは日常茶飯事です。
 こんな感じの相場で、RSIを利用してヤラレタ人、恐らく管理人だけではありますまい。

 これだけをもって見れば、RSIは正直危険すぎて使えません。変なエントリーしたいために、敢えて見ないほうがいいくらいです、ホント。オシレーター系での仕掛けの失敗、損切せずにそのままにしておくと、大火傷しますので。

管理人的RSIの使える見方

 過去RSIで勉強代を払った管理人ですが、それでも懲りずにRSIを見ているのは、フィボナッチとの組み合わせると、案外よい補助線を引いてくれるから。

①トレンド方向の戻りの判断に使えるRSI

 フィボナッチでトレンド方向見つけて、まだトレンドが続いているケース、そこで戻りが発生している場合、殆どはフィボナッチの数字で戻りの目処をつけますが、これにRSIを付け加えると、判断がクリアになることがあります。
 フィボナッチも反転ラインだし、RSIも20以下もしくは80以上、となると反転の可能性が高そうだ、と考えられます。
 最終的には株価は反転せず損切、ということだって当然ありますが、相場分析は基本的に根拠の積み上げが軸。フィボナッチだけだと心許ない場合、RSIがOKであれば、多少は安心してエントリーできます。

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 ただやってみると分かりますが、案外トレンド方向に対してRSIが20や80を超えるケースが少なかったりします。それが悩ましい所。

②ダイバージェンス

 ダイバージェンスというのは、価格が新高値や新安値を付けている一方、その価格を基にしたテクニカル指標が新高値や新安値をつけられない状態のことを言います。

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 ダイバージェンスというと、MACDが定番ではありますが、別にRSIで同じことしてはいけない、という法はありません。RSIが一旦20なり80を超えて、その後一旦落ちてるのに、相場は伸び続けている、という状態であれば、そろそろトレンドが終わりそうだなぁ、と考えます。

 RSIのダイバージェンス、こちらもそんなに多くはお目にかかる機会はないのですが、結構決まります。折角表示させているRSI単に20や80オーバーだけ見るのは勿体無い。こちらもフィボナッチと合わせて見ることで、相場判断の根拠積み上げに役に立ちます。

 尚、ダイバージェンスについては下記で詳しく説明しています。

RSIの決済場所、短期的には50%付近がオススメ

 管理人は今は使っていませんが、RSIベースでトレードするなら決済場所は50%付近に戻ったところで行うのがオススメです。

 「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」がRSI+アルファで確認できて逆張り→RSI50%付近に戻ったら決済、エントリーの精度を高めることが出来れば、いいあっばいで決済できますよ。

 「買われ過ぎ」と「売られ過ぎ」の戻りを狙うという手法となり、どちらかと言うと、スキャルピング手法に近くなりますが、決まると結構爽快です。

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緑の部分でエントリー→決済すれば、勝てます。ただしエントリーの精度が要求されます。

RSIの意味のまとめ

 テクニカル分析、非常に奥が深い世界なので、管理人は単に途中で挫折してしまっただけ、かもしれません。ただしある時に、テクニカル分析はある程度の所まで行くと同じことの繰り返しかも?
、と思うに至り、フィボナッチに方向転換しました。

 実はRCIのパターン認識が、テクニカル分析では一番面白いかもしれませんが、この話はいずれ機会があれば。
 テクニカル分析オンリーで相場で勝っている方もおられるでしょうが、管理人は試行錯誤の末でフィボナッチ+テクニカル多少、という今のスタイルに落ち着きました。

 RSI、管理人がフィボナッチ分析に方向転換しても使い続けている、稀有なテクニカル指標となりました。テクニカル分析にご興味ある方、RSIオススメですよ。ただし世間一般で言われているような30-70や20-80を超えたらエントリー等、という工夫のない使い方だと正直トレードの期待値をプラスにするのはシンドイと思います。ましてRSIだけで勝てるほど相場は甘くありません、これはご注意ください。

 それらを踏まえてRSIを見てみると、なるほど〜、という新しい世界が広がっているかもしれませんよ。オリジナルなRSIの見方を見つけることができれば、相場の新たな扉を自ら開くことができるかもしれませんよ。

FivoCat
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1 個のコメント

  • […]  ただ一方で、高値240円と直近の安値178.1でフィボナッチリトレースメントを引くと、反転しやすいと言われている78.6に接近しています。またテクニカル指標のRSIも70を一度超えており、上昇相場が一息つく可能性も示唆しています。    尚、RSIについては「株やFXで使われるRSIとは?」にて詳しく解説しておりますので、よろしければ合わせてご覧ください。 […]