当サイトではチャート分析を行う際、主にフィボナッチ・リトレースメントを利用しています。
フィボナッチ・リトレースメントでの相場分析の方法は、簡単に言ってしまえば、チャートの高値と安値にラインを引いて、その高値と安値の間にフィボナッチ級数でラインを引きどこで相場が反転するかを、分析するものです。
利用するフィボナッチ級数
当サイトがフィボナッチ分析で利用しているフィボナッチ級数は下記です。
・0.236
・0.382
・0.50
・0.618
・0.764
・0.886
・1
・1.282
・1.618
フィボナッチを利用した相場分析は、様々な方法があって色々な流派が存在してますが、実トレードしながら管理人が行き着いたのが上記数字。
※ソフトバンクの株価にフィボナッチ・リトレースメントを引いた図
※株価チャートは「株羅針盤」を利用、以下同様
そして、各級数に相場が到達した時、ケースバイケースの時もありますが、概ね下記のように考えています。
・0.236→戻りの際に最低限戻るライン
・0.382→戻りが一旦終了となることが多いライン、重要視
・0.50→いわゆる半値、反転することもあるが、レンジになるケースも多い
・0.618→反転することもあるがレンジになるケースも多い
・0.764→反転する可能性が高いライン、重要視
・0.886→0.786で反転しない相場が0886で反転するケースもあり、重要視
・1 →スタートライン
・1.282→ブレイクすると一旦到達するライン、ゴールは1.618の時も多い、重要視
・1.618→ブレイクした場合のゴールとなる場合が多い、重要視
「トレードの解説書、フィボナッチ利用の基礎の基礎」で更に詳しくフィボナッチ・リトレースメントを解説
管理人のフィボナッチ・リトレースメントの見方については、noteというサービス利用して作成した「トレードの解説書、フィボナッチ利用の基礎の基礎」にて更に深く解説しています。
内容としては当サイトの記事「フィボナッチでの株価分析の基礎」を大幅に加筆(約3,800→約10,000字)したものとなっいます。
フィボナッチ分析ができるようになると、チャート上に有効な補助線が引くことができるようになるため、株やFXトレードでの相場環境認識力がアップします。少なくとも、ここで逆張りエントリーしちゃダメだよね・・・、という場所が見えるようになります。
また、管理人のようにフィボナッチのラインを基に、チャートについて語ることができるようになります。当たるかハズレるかはさておき、自分なりの意見を語れるようになる、というのが結構大切。相場で勝つには何かしら根拠が必要となりますが、フィボナッチのラインは相場に向かう際の有力な根拠の1つとなりえます。
当サイトのチャート分析記事を読んで、フィボナッチ分析に興味を抱かれたら、「トレードの解説書、フィボナッチ利用の基礎の基礎」をご覧になってください。2016年6月16日現在、500円で販売中です。
チャート分析の際のお供にいかがでしょうか?
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