株やFXチャートの見方、相場はトレンドと停滞の繰り返し

 お久しぶりのチャート見方講座です。郵政グループの上場他、最近IPOや財務分析系ネタが多くそちらの記事が中心になってますが、今後も株価関係のネタは当然として、チャートのネタも継続していきます。

 さて、株にしてもFXにしても先物にしても、一度走り出した相場は簡単には止まりません。相場なので当然100%はありませんが、その中でもセオリーを抽出すれば、相場では一旦走り始めた相場はV字でスグに戻ってくるのはレアケース、と言えるのではないかと。(仕手株とか短期足は除く、出来高が相応にあるというのが大前提)

 相場はトレンドがスタートした後、一旦止まってしばしの休憩の後に、再び出発するケースが多いんです。

 相場はトレンドと停滞=スクイーズの繰り返し。こんな考えをベースに管理人は相場とチャートを見ています。

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残念ながらV字で相場は戻ってこない

 管理にはチャート見ていても殆ど飽きない人なんですが、以前話には聞いていたけれど、チャートを眺めていたらヤハリと思ったことがあります。

 相場は行って来いは稀。一回トレンドが終わった後は、休みを入れた後で再び動き出す。

 要は、V字でチャートが行って帰ってくるのは珍しい、ということです。
 意識してチャートを見ると、なるほど~、と思いますが、意識して見ていないと、案外得られないこの視点。え?当たり前?もうその気付きを得ているのであれば、初級レベルを卒業ですよ、案外気付いていない方が多いので。

相場は急に反転できない

 上記の相場というかチャートの考え方、自動車で考えると分かり易いです。

 「前に進んでいた車は急にバックはできない。後ろに進むには一度ブレーキを踏んで止まって、ギアを変えてそれからバックで進むことができる」

 実は相場もセオリーとしては、同じ考えが当てはまります。

 ポジションを持って逆行すると、V字で戻ってくれ~、と思ってしまいますが、相場の動きを考えると、スグに戻るのは無理。少なくとも一回、逆方向に進んでいる相場がストップしないと、次の動きは始まりません。
 逆に進んでいた相場が一旦ストップして、そして漸く次の動き=反転を待つことになります。そこで初めて、反転するようにお祈りしてください(笑)。

停滞期に次の値動きのエネルギーを蓄えている

 既にトレンドが終わって、停滞している相場。この時に相場は次の動きに備えてエネルギーを蓄えている、と考えると分かり易いです。これまでの移動で疲れて一休み中、と言ったような。この停滞期のことを「スクイーズ」と言ったりもします。
 そして、休みが終わって初めて相場は動きを再開します。

 ちなみにこの休みの時間が長ければ長いほど、次の動きが長くなるケースが多いです。これも長く休んだから、長く動くことが出来る、と考えれば理にかなった動きと言うことができます。

実は停滞期にこそ活発に売買されている

 ただし実はこの停滞期にこそ、相場では売買が積極的にされています。
 管理人もよく利用している「価格帯別出来高」を見ると一目瞭然。

15.8.21新日鉄住金-価格帯別出来高-min
新日鉄住金の価格帯別出来高チャート(Hyper SBI)
関連記事:新日鉄住金株価の今後の見通し

 この価格停滞期、相場の値動き自体はお休み中ですが、実は裏では「買い方」と「売り方」が激しい攻防を繰り返している場所。そしてこの攻防の勝者の方に、相場は動いて行きます。

 値動きの停滞中に攻防を終えた「買い方」or「売り方」。攻防が終わった後は、自らの方向に無人の野を進むが如く、という感じで相場は展開して行きます。
 そして、また次のサポート&レジスタンスという名の戦場で、再び戦火を交えることに。

 例えて言えば、こんな感じではないかと、考えています。

停滞期の攻防はどちらが勝つかは分からない

 停滞期の「買い方」と「売り方」の攻防、どちらが勝つかは正直分かりません。ここは根拠の積み上げで、推理するしかありません。上位足のトレンドでみれば、「買い方」有利?ええ、全然それでもOKだと思います。

 停滞期の後の動きは上か下か、これはもう完全に読みの世界。
 サポレジ、テクニカル、フィボナッチ等のフル活用して、根拠を集めて自分で判断するしかありません。

 相場の停滞は分かった!じゃぁ次にどちらに動くか教えてくれって?イヤ本当に管理人も教えて欲しいです。これが分かれば無敵です。

停滞後の相場は、上位足でトレンド判断するのがベター

 停滞後の相場の動きについて、一般的には上位足で判断するのがセオリーとなっています。
 株であれば週足や月足、FXであれば1時足以上。

 ただしコレはあくまでもベターで、恐らく期待値も高いのですが、もう少し精度を上げることは可能かと。上位足のトレンド+αで判断すると、より精度の高い予想ができると考えています。

 その+αが、テクニカルやフィボナッチ等の他の根拠となります。

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ボリンジャーバンドの使い方、本来は相場の停滞=スクイーズを見つけるツール

 普段何気に反転用でボリンジャーバンドをチャートに表示させている方も多いのでは?
 けどボリンジャーバンドって、元々は逆張り用ではなく、次に相場が動く場所を見つけるために開発されたツールなんです。

 そんな話は以前ボリンジャーバンドを記事にした時に書かせていただきました。

15.3.20ボリンジャーバンド書籍
関連記事:ボリンジャーバンドとは、本当の見方について

 ただしテクニカルの面白い所は、同じモノの見方をしている人が多ければ多いほど、テクニカルが効くことが多くなる、という点。
 本来、相場の停滞=スクイーズを見つけるために開発されたボリンジャーバンドをですが、反転ポイントを見つけるために使われ始めた結果、多くの人が使うようになり、気付けばボリンジャーバンドが反転ポイントとして機能するようになった、ということではないかと勝手に考えています。

 ボリンジャーバンドについては、上記記事でもう少し詳しく語っているので、ご興味あればご覧ください。

テクニカル指標のADXはトレンドの発見を得意としている

 テクニカル指標でADXという指標があります。このADXはボリンジャーバンドと似ている部分があります。ADXはトレンドを発見するのを得意とします。

 簡単に言えば、ADXのラインが右肩上がりなら「トレンド継続中」。ADXのラインが下落中であったり、横向きであれば、「ノートレンド」。こんな見方をします。

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 おーっ、ボリバンとADXを組み合わせれば無敵じゃないか?、と思ったあなた、スルドイ!是非一度研究してみてください。
 
 管理人はADXとどうも相性がよくなく、ADXは使っていません。ただしADXは使える、と書いてある本やサイトは多いです。管理人のテクニカルの愛読書もADXを激押ししています。

マーケットのテクニカル秘録-min
関連記事:テクニカル分析を学ぶなら「マーケットのテクニカル秘録」がオススメ

 停滞→トレンド発生、という相場構成を前提とすれば、ADXは非常に理にかなったテクニカル指標と言えます。しかしながら、どこでADXのラインが右肩上がりになったのか、という判断が結構難しんですよ、コレが。

まとめ

 株でもFXでも先物でも、相手は相場なので100%あてはまるセオリーなんてありません。これは大前提。
 ただし一般的にあまり知られていない(少なくとも書店の書籍ベース)、相場のセオリーがあるのも事実です。

 トレンド発生→停滞、という相場の息遣いであったり、そう言ったチャートの見方、あまり見ない考え方や見方ですが、それなりにトレードをしていると、自ずと理解できる値動きでもあり、今回ご紹介させていただきました。

 確かに停滞期の後、上下どちらに動くのか100%の答えはありませんが、少なくともこの値動きのセオリーを知っていれば、相場が動き始めてからエントリーする、とか、相場が止まるまで逆張りしない、という判断ができるようになります。

 今回の視点、独断も入っており、必ず勝てる、という訳では当然ありませんが、一度チャートを”トレンド→停滞→トレンド→・・・”という視点で眺めてみてはいかがでしょ?

 これまでとはまた違った、チャートの姿が見えてくるのではないかなぁ、と思います。

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