LINEと野村証券が共同で事業を立ち上げたLINE証券が8月20日からサービスを開始しました。既に一足先に事業を開始しているSBIネオモバイル証券と同様、小額から手軽に投資ができる証券会社がコンセプトとなっています。
100銘柄限定ながら利用手数料を無料としたLINE証券、お手軽投資の雄としての立場を築くことができるのでしょうか?
概要
LINE証券が8月20日よりサービスを開始
ネット証券新時代の感がある昨今ですが、業界では最大の注目会社といえるLINE証券が8月20日よりサービスを開始しました。LINEと野村HDの合弁会社であるLINE証券、ネット業界の大手と証券最大手が組んだサービスとして注目を集めています。
3,000円以下で買える銘柄中心に100銘柄でスタート
LINE証券は1株単位での取引でサービスを提供しており、同社が国内100銘柄と国内ETF9銘柄を選択し取引ができます。
個別銘柄でみると100銘柄な訳ですが、100銘柄あれば大丈夫と見るか・100銘柄しかないと見るか、ここは判断が分かれます。
LINEと野村HDの株は買えない
ちなみにLINE証券で、LINE<3938>と野村HD<8604>の株は買えません。別に自分のグループ会社の証券会社でグループ会社の株が買えても何も問題ないと思うのですが。。。
変なの・・・、という感じではあります。
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SBIネオモバイル証券というライバルが存在する中でスタートするLINE証券
LINEと野村証券という強力企業がタッグを組んで事業を開始するLINE証券ですが、既に強力なライバルが存在します。
その代表格が、SBIネオモバイル証券。管理人も愛用の証券会社です。下記で配当狙いの投資を実践しています。
関連記事:SBIネオモバイル証券でTポイント投資を始めてみた、ノーリスクの投資でどこまでやれるのか?
SBIネオモバイル証券も1株からの投資が可能。そして尚且つLINE証券のような100銘柄の縛りはなく、どんな銘柄でも売買できます
また同じ小額投資ながら、SBIネオモバイルはTポイントを使って投資可能であり、現金を利用せずに株式投資ができます。管理人的にはTポイントでの投資が最大の魅力。
ただしSBIネオモバイル証券は月の利用料が200円かかるため(Tポイントで還元されるので実質的には無料)、無料のLINE証券に比べると利用のハードルが高い面はあります。
Tポイントの還元はあるものの月の利用料金200円かかるSBIネオモバイル証券と、無料で利用できるけど100銘柄の取引に限定されるLINE証券、最終的に勝利の女神はどちらに微笑むことになるのでしょうか。
尚、SBIネオモバイル証券の詳細は下記をご覧下さい。
・SBIネオモバイル証券の口座開設詳細を見てみる
関連記事:余っているTポイントで1株から株が買えるSBIネオモバイル証券、配当株投資にオススメ
気楽に投資するなら現金のいらないTポイント投資が優れる
SBIネオモバイル証券とLINE証券、いずれも1株単位で投資ができ、気軽に株式に投資できる、という部分を売りにしています。
けどね立ち止まって考えてみると、深い考えなしに気軽に買った銘柄がそんなに儲かるのだろうか。。。ジックリ考えた上で、スマホでパパッと発注、というスタイルを理想なんですが、小額投資家は“ジックリ考えた上で”という行動は取らない可能性大。そうなると、結局は投資で損する、となってしまうのでは?
小額資金だから損してもかすり傷くらい、ともいえますが、あまり健全ではありません。その点、Tポイントの投資なら現金ゼロで投資可能。要は初期コストゼロと考えれば仮に投資銘柄が倒産してゼロになってもマイナス=損にはなりません。その前提があれば、気楽に投資してもいいんじゃないかな、と思います。自分のお金がかからないと、リスキーな取引になってしまう向きもありますが、そこは小額だし現金使ってないからお好きにどうぞ、といえます。
気楽に投資=気楽に儲かる、という図式は基本的には成り立ちません。よって本当の意味で気軽に投資するなら、現金のいらないTポイントを使っての投資がよいのではないかな、と思い、管理人は実際に気楽なTポイントの投資を続けています。まぁ、成果が出るのはまだ随分先になりそうですが、10月以降は多少配当金が貰えるでしょう。
まとめ
証券会社の業績悪化が明らかになっており、投資家の株式投資への意欲減退は明らかです。そんな逆風の中でサービスをスタートするLINE証券。SBIネオモバイル証券というライバル企業に打ち勝って、スマホ証券の雄としての地位を手にすることが出来るのでしょうか?
個人的には当面、SBIネオモバイル証券でTポイント投資を行いながら、行方を見守りたいと思います。
・SBIネオモバイル証券の口座開設詳細を見てみる
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