マネックス証券が提供しているトレードステーションは、プログラミングを習得すれば、自動売買から複雑なテクニカル分析まで何でもできる非常に優れたツールです。ただし当然、トレードステーション用のプログラミング言語「イージーランゲージ(Easy Language)」の習得が必要です。
トレードステーションはアメリカで高く評価されているツールであり、英語のテキストは豊富にあるのですが、日本語のテキストは非常に少ない状態。そんな中、無料のイージーランゲージのテキストを発見。イージーランゲージの始めの一歩として、参考にしてみてはいかがでしょうか?
概要
トレードステーションを本当に使いこなすにはイージーランゲージの習得が必要不可欠
当サイトで色々な使い方を紹介してきたマネックス証券のトレードステーション。管理人はデフォルトの設定をいじって、チャート分析用で利用していますが、自動売買からチャート分析まで本当は自由自在に操ることができるツールです。
ただし管理人はホント基本的なプログラミングの知識しかないため(一応、ゼロではありません)、トレードステーションを使いこなす、というレベルには全く追いついていません。MT4にあるこのインジがトレードステーションに使えたらなぁ、と思うこともしばしば。
とは言え、トレードステーションの一歩先行く使い方を習得すべく、タマにトレードステーションの言語である「イージーランゲージ」関係のサイト等は眺めています。今の所は、一番いいのはマネックス証券が提供している動画講座ですけど。
イージーランゲージは小中学生でも理解できるプログラミング言語らしい・・・
嘘か真か、イージーランゲージは小中学生でも理解できるプログラミング言語、とマネックス証券が日本株版のトレードステーションを導入する前から言われていました。
確かにMT4のMQLよりは簡単ですが、それにしても、小中学生でも理解できる、というのは言い過ぎではないか???管理人のヤル気の問題かもしれませんが。
ただね、その昔「エキーラ」という言語で管理人は売買プログラムを独学で書いていました。この「エキーラ」も小中学生でも理解できる、という触れ込みでしたが、確かに小学生は無理でも中学生なら何とか・・・、というレベルではありました。
その「エキーラ」は「イージーランゲージ」ベースの言語なので、原理的には「イージーランゲージ」も小学生は無理でも中学生なら何とか理解できる言語、と言えなくはありません。
ただし「エキーラ」でプログラムを書いていた時、実は分かりやすい日本語のテキストを持っていて、それを見ながら、プログラムを書いていました。ひまわり証券のトレードツールを使っていましたが、ひまわり証券からテキストをダウンロードして(結構な枚数でした)、ファイリングして何度も読み返した記憶があります。
そしてフト思ったのが、トレードステーションって、分かりやすい日本語テキストないよね・・・、ということ。
fx-onでトレードステーションの簡単な無料テキストを発見
言語の習得熱は「エキーラ」をいじっていたころ程ではありませんが、「イージーランゲージ」のプログラミングを勉強するテキストみたいなものはないものか、と思い探していたら、意外な所で発見しました。
FXのインディケーター等を販売しているfx-onというサイトがありますが、そこでイージーランゲージの簡単なテキストを発見。しかも無料でした。fx-onはFX畑の管理人はよくチェックしているサイトですが、まさかここにイージーランゲージのテキストがあったとは・・・、盲点でした。
で、早速ダウンロードしてみました。
fx-on提供のPDF46ページの「EasyLanguageプログラミングガイド」
fx-onが無料で提供している「EasyLanguageプログラミングガイド」はPDFで全46ページに渡る内容。
・EasyLanguageプログラミングの基本
→各構文の紹介
・ストラテジーの作成
・インジケーターの作成
・サンプルコード
以上のような内容になっています。正直、これだけのボリュームでイージーランゲージで何かできるかと言えば少々物足りませんが、それでも最初の「EasyLanguageプログラミングの基本」を読むと、それなりにプログラミングの素養があれば、イージーランゲージの性格みたいなのが分かります。
そして基本が分かったら、ストラテジーやインジの作成に掲載のコードを分析、というのが理解を進めるには早いような。
自分で好きなストラテジーやインジを作るとなると、本テキストでは正直厳しいですが、イージーランゲージの最低限のルールは分かります。まぁ、それだけのためにテキスト読む必要があるかと言えば、微妙な部分です。ただし先にサラッと目を通しておけば、本格的に何かしようとした時の助けにはなります。
「EasyLanguageプログラミングガイド」の入手方法
fx-onが提供している「EasyLanguageプログラミングガイド」の入手方法は下記となります。
②会員登録が完了して初期画面となったら「シストレ株式」部分をクリック
③「シストレ株式」のページに行ったら、右側にある「EasyLanguagen日本語マニュアル」をクリック
④「EasyLanguagen日本語マニュアル」のサービス紹介ページとなったら「カートに入れる」をクリック
その後、決済手続きに入りますが、「EasyLanguagen日本語マニュアル」は無料ですので料金はかかりません。手続きが終了すると「EasyLanguagen日本語マニュアル」がダウンロード可能になります。
まとめ
実はEasyLangugeは英語のテキストが充実しています。モノは試しで、amazon+easylanguage、と検索すると、多くの書籍を発見することができます。
やはり金融系のシステムはアメリカが本場なのね・・・、ということをこんな所でも実感できたりします。
尚、数は少ないながらも日本でもトレードステーションの関連本が出ているので下記で紹介しています。
日本ではトレードステーションのサービスは開始されたばかり。よって日本語のテキストが少ないのはやむを得ません。そんな中でイージーランゲージを学ぶのに何かいいものはないか、と思い探していたらFX-ONで無料のテキストがあったので、ご紹介まで。
既にプログラミングの知識がある方にとっては、なんだこんなもんか・・・、となる可能性もありますが、無料なのでそこは優しく見守りましょう。トレードステーションを利用して自動売買やオリジナルのインジケーター作成にご興味あれば、fx-onに会員登録して、「EasyLanguagen日本語マニュアル」をご覧になってはいかがでしょうか?
PS 本記事でマネックス証券のトレードステーションにご興味を持たれたなら、下記から申し込みが可能です
→マネックス証券のトレードステーションを申し込む
参考記事:トレードステーションの口座開設が完了!チャートを表示させるまで
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