トレードステーションで価格帯別出来高の表示が可能となりました。トレードステーションのサイトから価格帯別出来高のインジケーターをダウンロードして導入するだけで利用ができます。
トレードステーションの価格帯別出来高インジの導入から使い勝手まで、簡単にご紹介します。株と先物に関しては、国内では無料では最強の部類に入る価格帯別出来高の分析ツールと言えます。
概要
トレードステーションで価格帯別出来高の表示が可能に
チャート分析する際にタマに見ているのが、価格帯別出来高。色々なチャートを利用した結果、SBI証券の価格帯別出来高が一番見やすく、価格帯別出来高を見る際はSBI証券を使ってました。
SBI証券の価格帯別出来高、多少融通は利かない面はありますが、他のツールに比べると見やすいのでそれほど不満はありません。ただし昨年から利用しているトレードステーションで価格帯別出来高が利用できないものか・・・、との思いは当初から持っていて、導入初期にサポートにTELした際に、価格帯別出来高使えませんか?、と質問してます。その時は、使えません・・・、との返答。
自分でプログラム組んで・・・、との技量はなく、トレードステーションでの価格帯別出来高は諦めていました。
ところが10月よりトレードステーションで価格帯別出来高のインジケーターの配布が開始。実は知ったの11月も終わり頃でした。遅くはなったものの、実際にインジをダウンロードして表示させてみました。ハイ、コレが非常に使いやすかったのでご紹介。
トレードステーションの価格帯別出来高インジケーターの導入方法
トレードステーションで価格帯別出来高を利用するには、まずはインジケーターをダウンロードする必要があります。
トレードステーションの価格帯別出来高インジケーターは下記サイトからダウンロードできます。
・人気の「価格帯別出来高」がトレステでも利用可能に!(トレードステーションのサイト)
(価格帯別出来高インジケーターをダウンロード、からダウンロードできます)
①上記サイトからインジケーター(!!VOLUMEHISTGRAMV1.1.ELD)をダウンロード
②トレードステーションのチャート画面を表示する
③右クリックして「分析テクニックを挿入」を選択
④「インポート」を選択
⑤EasyLanguageファイル(ELD、ELS、またはELA)をインポートを選択
⑥「参照」を選択後、「!!VOLUMEHISTGRAMV1.1.ELD」を選択
⑦インジのインポートに成功後、右クリックして「分析テクニックを挿入」→インジケータータグ中にある「!!VOLUMEHISTGRAMV1.1.ELD」をクリックしOK
価格帯別出来高インジのダウンロードからチャートに表示までは上記の流れとなります。殆ど手間はかかりません。成功すると下記のようなチャートとなり価格帯別出来高が表示されるようになります。
「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」以下同様
トレードステーションの価格帯別出来高は、「上」「下」ボタンで表示期間を自由に変更ができ、それに伴い価格帯別出来高もウネウネと変わっていきます。トレードステーションの価格帯別出来高はこのウネウネ変わる自由度の高さが秀逸。ネット証券のチャート、価格帯別出来高が表示できても殆どが固定表示でそこが難点でしたが、トレードステーションの価格帯別出来高で問題解決します。
価格帯別出来高の表示、実は本気でやろうとしたら海外製のツールだと、月額料金がかかるケースが多いので、無料で利用できるトレードステーション、実は非常に価値があります。とはいえ価格帯別出来高が表示できたからと言って、トレードで勝てるかどうかは別問題。ただし分析力の大幅な向上には繋がります。
株だけでなく日経平均先物でも価格帯別出来高が表示可能
トレードステーションの価格帯別出来高の表示、株だけでなく日経平均先物でも表示が可能です。
実は日経平均先物もトレードステーション導入当初はチャート表示ができませんでしたが、気が付けば表示が可能になってました・・・。ただしトレードステーションは日経平均先物の売買には対応していません。あくまでも分析用のチャートとの位置付けに留まっています。
尚、トレードステーションでの日経平均先物のコードは「@OSENK」です。
銘柄コード部分に入力すると、日経平均先物が表示されます。
為替の価格帯別出来高の表示はできない
これまでのノリで為替でも価格帯別出来高の表示が出来るかと思いきや、為替チャートの価格帯別出来高は表示できず、残念。
トレードステーションはあくまでも株式トレード用のツールなので、為替チャートの表示機能はオマケではあります。けどトレードステーションは為替で無料でtickチャートが表示可能という、実は無料チャートソフトとしては大盤振る舞いの機能を搭載しています。ま、そこまで行くと少々マニアック過ぎますが。
価格帯別出来高を見ならトレードステーションが便利
トレードステーションの口座さえあれば、簡単に価格帯別出来高の表示が可能になります。価格帯別出来高はチャート分析に、値動きの縦軸の分析だけでなく、価格帯別と言う横軸の分析も可能となるため、チャート分析に深みを持たせることが可能になります。また表示ゾーンに応じて、価格帯別出来高も合わせて動いていくので、適宜表示のゾーンを変えながら分析が可能です。
価格帯別出来高分析までは使わない、というのであればオーバースペックですが、価格帯別出来高分析をしたい、と思っているようならトレードステーションの利用はイチオシです。是非お試しあれ。
チャート分析に価格帯別出来高分析を加えることで、もう一歩踏み込んだチャート分析が出来るようになりますよ。トレードステーションをお供にどうぞ。
トレードステーションにご興味があれば下記もどうぞ
・マネックス証券のトレードステーション発表会に行ってきました
・トレードステーションの口座開設が完了!チャートを表示させるまで