インバウンドで盛り上がっても盛り上がらない南海電鉄株

かつて毎日眺めていた南海電鉄から見える風景が、タマに行くと徐々にキレイになっています。

インバウンド消費で盛り上がる難波を抱える南海電鉄<9044>。さぞや株価も上がっていると思いきや、さにあらず。株価は横ばい、そして業績も横ばい・・・。

2031年に悲願の梅田進出も控える南海電鉄ですが、株価はこのまま低空飛行が続くのでしょうか?

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難波と関空を結ぶ南海電鉄

大阪といえば外国人観光客によるインバウンド消費で活気がありますが、特に難波周辺の活気は、インバウンドの盛り上がりの前と後では大きな違いがあります。

そんな難波と関空を繋いでいるのが南海電鉄です。南海電鉄といえばラピート!あの斬新なデザインの列車、もう20年選手と聞けば、いかに当時斬新なデザインだったか今更ながら驚かされます。


・南海電鉄といえば1994年デビューのラピート!閑古鳥が鳴いていたのも今や昔です

かつて閑古鳥が鳴いていたラピートですが、今や往復いずれの多くの乗客が乗っており、かつて乗車した際に、ラピートの採算は大丈夫なんだろうか・・・、と余計なお世話をした頃が懐かしく思い出されます。

列車が新しくなり、駅の施設も新しくなる南海

かつて南海沿線に住んでいて、その昔コブクロが路上ライブをしていた頃の堺東商店街も夜にウロウロしていた管理人、いまもタマに南海に乗る機会があります。

そしてタマに南海沿線に訪れる都度思うのですが、徐々に列車が新しくなってる。南海電鉄は確か、古い車両を利用していることで知られている鉄道会社だったと思うのですが、遂に新しい列車にも投資を開始したのか?

あと駅の設備、例えば行き先の表示盤やトイレが徐々にきれいになっています、特にこの1~2年。その昔、和式トイレだった駅も、今やスッカリきれいなトイレになりました。確か大阪メトロが橋下さんの改革が始まった時もトイレから変わったなぁ、と思い出したりします。

管理人が日常的に利用していた1990年代後半から2000年代初めに比べると、南海から見える景色も随分とキレイになったなぁ、と思うことしきり。時代の流れなんでしょうね。

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株価は反応しない南海電鉄

そしてさぞや南海の株価も上がっていると思ってチャートを見てみると、殆ど反応してない・・・。


・南海電鉄の株価(週足チャート)
※「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」
マネックス証券Tradestation
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2,500~3,500円の間を行ったり来たりのレンジ相場が2015年から続いています。インバウンドの恩恵、南海電鉄株には来ていなかったようです。

電鉄株は以前から安定株として知られていましたが、今も変わらぬ安定株、個人的には結構意外。大阪のインバウンド銘柄といえば高島屋のイメージが管理人は強いのですが、高島屋難波店に直結している南海電鉄株も上がっていると思いきやさにあらず。やはり株は分からないもんですね。

業績は横ばいの南海電鉄

南海電鉄の株価がパッとしないのはやはり業績にあるようです。直近3期の業績は下記となっています。

・2016/3期 売上高2190億円、経常利益271億円、当期純利益126億円
・2017/3期 売上高2216億円、経常利益271億円、当期純利益164億円
・2018/3期 売上高2278億円、経常利益297億円、当期純利益147億円

うーむ、業績を見るとどうもインバウンドの恩恵を受けているようは見えない・・・。南海も鉄道事業以外のビジネスも展開していますが、いくら外国人観光客が殺到しても、鉄道事業での収益貢献は限定的ということかと。

しかし新しい列車を導入したり、駅の設備が新しくなったりしていることを思えば、もう少し利益が出ていてもいいもんですが・・・。それまで投資を抑えていたのを、余裕が出てきたから、今過去の分を取り返すべく行っている、と考えるとつじつまがあったりします。

関西の私鉄の多角化と言えば、阪急の宝塚と不動産、阪神のタイガースが成功例として有名です。最近だと近鉄のアベノハルカス。南海は建設ビジネスを手掛ける鉄道会社としてその筋では有名ですが、建設ビジネスは南海を過去苦しめた事業でもあります。

南海も難波駅周辺の再開発等頑張っていますが、収益貢献という観点ではまだまだといったところでしょうか。

ちなみに鉄道会社の事業多角化としてはJR九州が有名。博多の駅ビルを建設して、駅ビルが新たな収益源となってIPOにまで至ったことを、覚えている方も多いのでは?

2031年に南海電鉄が梅田にやってくる

南海電鉄の梅田進出は悲願と言われています。そして遂にその南海の悲願が・・・・年にかなうことになります。現在工事中のなにわ筋が完成すれば、南海は難波から地下を通って梅北に進出します。

その頃までには南海電鉄株も新しい展開を迎えているのかもしれません。

南海=難波の私鉄という立ち位置は変わりませんが、以前のような新今宮駅周辺の雑多なイメージからは、徐々に変わり始めているようです。(だって南海電車から、以前は泥棒市が見えていましたから。。。)

ただしこのままインバウンド消費が失速して、何のことはない南海株も一緒に下落してしまう可能性もあります。久しぶりに南海電車に乗った先日は、徐々に見える風景が変わりつつあることに気付いた、1日となりました。

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