日本製の株価チャート、増田足。多少でも株式トレードに興味があればご存知の方も多いはず。管理人も以前、少しだけ使っていました。
増田足、なかなかユニークなチャートソフトだと思います。以前使っていましたが、管理人は今は使っていません。ただ、先日無料デモの再案内が来て、久しぶりに使ってみたので、過去の記憶も頼りながら、増田足について色々と書いてみます。
増田足とは
「個人投資家はどうすれば相場に勝てるのか」-長年の研究を経て開発されたのが「増田足」です。増田足ソフトは、色やアルファベットを多用し、チャート初心者でも「トレンドがひと目で分かる」、「トレンドの転換点が掴める」ように工夫されています。http://www.masudaasi.com/masudaasi/
画像としてはこんな感じのチャートソフトです。
そして増田足は月額課金の株のチャートソフト、増田足の使用料は月額20,000円なり〜。
増田足はトレード候補銘柄の絞り込みから、チャートのテクニカル分析まで、株のチャートソフトとしては、一通りの機能が搭載されています。当然、ネット証券で提供されているチャートソフト以上の機能を有しています。
ただし増田足を使うかどうかは、増田足に月額20,000円を支払うだけの価値を見出すかどうかにかかってきます。
増田足の特徴
管理人が思う増田足の特徴を3つピックアップしてみました。
①トレンドフォロー
増田足はトレンドフォローのためのチャートソフトです。逆張りは想定していません。増田足には所謂ローソク足の部分と、移動平均線の部分を見て、トレンドを判断して、入るor入らないを決めます。
今更移動平均線?、という方もおられるかもしれませんが、単なる移動平均線ではないそうです。ローソクの実体部分と移動平均線の部分を同じように、ピンクと水色で表示して、そのパターンを見てトレード判断するのが、増田足の基本的な使い方となります。
②銘柄ピックアップ機能の充実
株のトレードって、結局どの銘柄をトレードするよ、というのが大きな問題となりますが、増田足のソフトには銘柄ピックアップ機能がついています。
今現在、旬の業界から銘柄を探して→そして買われそうな銘柄を探す、という流れになりますが、こういう機能って他のチャートソフトでは見たことがありません。案外重宝します。
単なる株のチャートソフトとはこの機能は一線を画しています。
③相談機能
増田足のソフトの会員になると、増田足を提供している増田経済研究所のアナリストの方に、銘柄の見解等を聞くことができます。チャートソフトとは全く関係ない機能ですが、相談機能に加えて、毎日ニュース(動画もあり)もあるので、これを見ているだけでも結構勉強になります。
また全国で勉強会も開催されているので、都合がつくようなら会社の方に直に質問することもできます。
ソフトの機能とは全く関係ない部分ですが、このベタなヒューマンな部分が、ある意味で一番の増田足の特徴と考えています。
増田足の利点
増田足、過去何度か使った上で考えられるメリットをあげてみます。
①相談機能および掲示板
増田足のソフトから若干離れますが、増田足の一番の機能って、実はこのヒューマンな所ではないかと。直接銘柄について色々と質問できます。また随時更新される掲示板、実は情報の宝庫です(インサイダー情報はありません、当然ながら)。トレードの銘柄探してや、トレード手法の研究に非常に役立ちます。何せトレード で勝っている人が書き込んでますので。
単なる株のチャートソフトはそれこそ結構ありますが、こういったベタなことしているチャート会社って見たことありません。それも結構丁寧にやっています。
相場なのでチャートソフトに投資した所で必ず勝てる訳ではありませんが、こういったベタなフォローをしていただくと、何だか勝てるようになる気がします、ホント。
②負けにくくなる
増田足を使えば勝てるようになるかといえば、正直その人次第の面もあります。ただし、増田足のルール通りにトレードできれば、少なくとも負けにくくはなるのではないかと。
基本的にトレンドフォローでのトレード手法になりますので、欲張らなければそれなりの勝率になります。
また損切りサインも可視化できるので、負けた時のやられ方も、深手を負う前に撤退できます。当然、損切りがチャンとルール通りできるのが大前提ですが。
増田足を使うと負けにくくなる、というのは実は増田足のセミナーに出た時に講師の方が力説していた点ですが、確かに、と納得できる部分ではありました。
③程よい機能
チャートソフトって、中には随分複雑なソフトもあり、使い方に困ってしまうソフトもあります。その点、増田足は機能が結構絞られており、程よい感じで収まっています。
テクニカルマニアには物足りないかもしれませんが、大前提で増田足で勝てる、というコンセプトの製品であり、そのそもテクニカル指標はおまけとなります。
複雑すぎず、と言って機能が足りない訳でもないという、いい塩梅の機能を持ったチャートソフトと言えます。
増田足の欠点
次は逆に欠点と思われる点。
①価格
増田足の使用料は月2万円です。月2万円のチャートソフトって、世界的に見ても非常に高い部類(プロ使用を除く)。月2万円の使用料で、それ以上に稼げれば問題ないのですが、それはやってみないと分からない部分。
増田足のチャートソフト、いいモノだと思いますが、個人的にはやはりこの値段が一番のネック。人を抱えて分析やサポートしていることを思えば、これくらいの料金になってしまうのかもしれませんが・・・。
②フィボナッチツールがない
管理人としてはフィボナッチツールが搭載されていないのが、使用上では一番困った点。ええ、増田足一本でトレードできる、というコンセプトのソフトなので、仕方ありませんが。
ただねフィボナッチのツールでチャート分析する身としては、これがないのは非常に痛い。まぁ、おそらく管理人は少数派でしょうけど(笑)。
③システムトレード機能はあくまでも補助
増田足には日経平均先物でサインに基づくシステムトレードができる機能がついています。過去の相応のパフォーマンスを残している増田足の日経平均先物の売買サイン、けどやっぱり負ける時も当然発生しています。
システムトレードって、そんなものなのですが、増田足の売買サイン→必勝法、と信じて日経平均先物サインに取り組むと、若干危険。システムトレードの何たるかが分かっていればいいのですが、そういう方ばかりではないですし、日経平均先物は大口機関投資家が跳梁跋扈する狩場です、サインに従って個人投資家が楽に勝てる市場ではありません。
増田足の無料お試しを取り敢えず使ってみては?
色々と書きましたが、増田足にご興味ある方は、一度デモでの利用をお勧めします。株価チャートって、なかなかデモの利用できるチャートも少ないのですが、増田足は無料で15日間利用可能です。
事前にカード決済等といった、面倒なことも必要なく、PCに増田足をインストールして使ってみて、必要なければ=申込みしなければ、そのまま増田足が使えなくなります。
無料とは言っても15日間、増田足チャートの機能はフルで使いたい放題。試してみる価値は十分あります。
これはオーバースペックだわ、とか、コストパフォーマンスに合わない等であれば、そのまま無料期間が過ぎるのを待てばよいですし、これは使える!、と思えば本契約すればOK。
会社の方に聞きましたが、増田足の会員の多くが60歳以上の方、とのことでした。60歳以上の方が多く使っている増田足、そんな訳で利用方法は非常に簡単な部類に入ると思います。寧ろ管理人のようなマニアックなことをしたがる人間は少数なのかも?
株もFXも先物もそうですが、チャートは相場で戦うためには非常に重要な道具です。手法と同じく、自分にあったチャートを使うのがベスト。当然、個人によって増田足も合うor合わないがあると思いますが、ネット証券等の既存チャートソフトに飽き足らず、高性能なチャートソフトを探しているようなら、増田足は有力な選択肢となり得ます。
ご興味ある方、一度15日間の無料お試しを利用してみてはいかがでしょ?新しいチャートの世界を垣間見ることができるかもしれませんよ。
またどうしても価格面がネックと考えているようなら、まずは増田足の類似チャートを見てみるという方法もあります。トレードステーション+500円で「ぽぬ足」という増田足の類似のチャート表示が可能です。詳しくは下記をご覧ください。
関連記事:増田足のお試しにどうぞ、類似のインジ「ぽぬ足」を500円で体験してみる
・ぽぬ足はこんな感じのチャートです
※「画像出典:マネックス証券/日本株取引ツール トレードステーション」
マネックス証券Tradestation
※関連記事:マネックス証券トレードステーション、2018年の新機能(アルゴリズム注文他)紹介セミナーに参加しました!
増田足の代わりにマネックス証券のトレードステーションという選択肢もあり
増田足チャート、非常に使えるチャートですが、やはり月額2万円の利用料は高い、という方も多いです。それでも高機能なチャートソフトを使いたい、というのであれば、マネックス証券のトレードステーションと言う選択肢があります。
トレードステーションはアメリカではセミプロ御用達のトレードソフトとして知られています。テクニカル分析機能も豊富に備えており、他のチャートソフトと比べ、その機能は抜きんでています。
そして何と、利用料金は無料!
増田足と比べれば手厚いサポートはありませんが、自らチャート設定等できるようであれば、一度トレードステーションをお試しあれ。本格的なチャートソフトの世界をトレードステーションで覗いてみてはいかがでしょうか?
当サイトにおいても「トレードステーションのカテゴリー」を設けて、利用方法の解説を行っています。