2016年末freee(フリー)がトヨタ系ファンド他から33.5億円調達、合計調達額約100億円へ

 クラウド会計ソフトのfreee(フリー)が2016年の年末に第三者割当増資で33.5億円を調達する様子。これまで準備資金調達を成功させてきたフリーのこれまでの合計資金調達額は96億円と約100億円レベルに到達。

 日本を代表するフィンテックベンチャーとして有名なフリー。当然IPO(上場)を目指していますが、果たしていくらの時価総額で上場となるのか?大型の資金調達の成功の後は、投資家はIPOでの資金回収が待っています。2017年以降のフリーのIPOに御注目。

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クラウド会計ソフトのfreeeが約33億円の資金調達

クラウド会計ソフトのfreee(フリー、東京・品川、佐々木大輔社長)は月内に第三者割当増資で33億5千万円を調達する。トヨタ自動車や三井住友銀行が出資し、スパークス・グループが運営する「未来創生ファンド」などから新たに投資を受ける。~8社が増資に参加する。フリーの累計の資金調達額は96億円となる。(日本経済新聞)

 2016年はフィンテック、という言葉が流行り始めた年となりましたが、そのフィンテックベンチャーとして日本で有名なのが会計ソフトのfreee。元々は”会計”というカテゴリーの会社でしたが、最近はすっかりフィンテックとして有名になりました。

 そんなフリーが今回33.5億円を第三者割当増資で調達。さすが日本を代表するフィンテックベンチャー、その資金調達額の巨額さは驚きです。何せマザーズやジャスダックに上場しても、33億円の資金調達って簡単ではありませんので。

 ただフリーのスゴイ所は、大型の資金調達が、今回だけではないこと。日経新聞にあるように、これまで同社は累計96億円、約100億円の資金調達を行っています。

 当サイトでも2015年に同社が大型の資金調達を行った際に記事を書いています。

 未上場で約100億円近い資金調達って、イヤハヤ大したものです。バイオベンチャーを除くと、近年例を見ないのでは?ベンチャー投資界隈も、案件が枯渇している感があるので、コレという案件にはVCが殺到している感がありそうですが、フリーもそんな感じなのかもしれませんね。

しかしファンドは回収できるのか?

 累計約100億円を調達しているフリーですが、投資を受ける側としては粛々と事業計画を遂行して、IPO(株式上場)の実現を目指すのみです。まぁ結構な成長ストーリーの事業計画を投資家には渡していると思いますが、頑張ってください。

 ただし事業計画通りにいかないのがビジネスの常なので、どうにかIPOにたどり着いたとして、問題は投資家がチャント資金を予定通りに回収できるかどうか。

 今回の33億円の調達、そして累計約100億円の資金調達ということは、低めに見積もって時価総額100億円といったところ(相当低めに見積もっています)。IPO時に時価総額100億円を達成するには、逆算すると経常利益10億円程度は必要になってきます。

 フリーの業績は開示されていないので分かりませんが、クラウド系のソフトの会社なので、一旦黒字化がなされれば比較的黒字を維持するのは容易なビジネスとなります。問題は以前の記事でも指摘しましたが、投資家が求めているのは、高い成長性。単に黒字で回ってます、では全然ダメで、黒字が急激に拡大しています、と言うのでなければ、投資家は満足しませんし、株式市場から時価総額100億円の評価は得られません(理論上ですが)。

 人材の採用や拠点の設置で、結構な投資を行っているフリー。本業自体は黒字で回っているんじゃないか、と推察しますが、投資がかさんでまだ会社としては赤字ではないかな?まぁ会社も投資家も先行投資と考えているんでしょうけど。

 現在の投資、チャント回収できることを願うのみです。

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マネーフォワードとの特許訴訟が影をさす?

 大型の資金調達に成功したフリーですが、現在マネーフォワードとの特許訴訟を抱えています。

関連記事:freeeとマネーフォワードがフィンテックで特許訴訟、長期戦も覚悟か?

 訴訟があってもIPOは出来なくはありません。今回の場合freeeは原告に当たるので、しっかり情報開示さえすれば、恐らく問題はないと思われます。

 ただやはりキレイな形でIPOしたい、というのは誰しも思うこと。マネーフォワードとの訴訟は時間のかかる特許訴訟なので、行き着く先まで行くようだと、結構長い時間がかかってしまう可能性があります。となると、フリーが無事IPOできたとしても、若干暗い影をさしかねません。

 いやそんなの関係ないし、という投資家も多いのですが、コレ逆に訴訟合戦になってドロ沼になると思わぬ所で足をすくわれかねないので、フリーとマネーフォワードの訴訟、今後どうなっていくのか非常に注目すべき部分です。

まとめ

 ベンチャー投資の環境が思わしくないようで、そんな中で日本を代表するフィンテックベンチャーのフリーに資金が集中するのは道理ではあります。そして問題は、未上場の段階で既に約100億円も資金調達を行ってしまったフリーが、今後順調にIPOにまで至るかどうか。

 ここはフリーの経営陣の経営手腕にかかってきます。またIPO時の市況次第という面もあります。

 フリーのIPO時期は明らかにされてはいませんが、2017年IPOか?、と話題にはなっている会社です。

関連記事:2017年にIPO(上場)の予想や期待がある企業一覧

 日本を代表するフィンテックベンチャーとして、フリーは見事IPOにまで至り、そしてこれまで資金を提供してきた投資家の期待に応えるリターンを出すことができるのか?

 フリーの今後の行方は、日本におけるフィンテックベンチャーの成長ストーリーの代表例ともなるため、継続的に注目していきたいと思います。

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